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化学を追究していくと物理学になる?

物理学を専攻している院生の先輩が、 「化学を追究していくと物理学になる。化学反応も電子の移動と見なせば物理になる」といってました。 よくわからなかったので、どういうことかわかる方は教えていただけませんか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.3

「化学を追究していくと物理学になる。化学反応も電子の移動と見なせば物理になる」 ↓ 「化学反応の統一原理を追究していくと物理学になる。」 →物理屋がよく言う 「物理現象の統一記述を追求していくと数学になる。」 →数学屋がよく言う 「生物現象の統一原理を追求していくと化学反応になる。」 →化学屋がよく言う 統一と言うことは、個別の条件を無視すると言うことの言い換えでもあります。 化学反応は化学反応で、それぞれの反応は別物。 ただし、電子の移動だけに注目すれば、物理学として説明できる。 というもの。

その他の回答 (8)

  • emeny
  • ベストアンサー率39% (79/202)
回答No.9

 理学など基礎科学は互いに依存しあい成り立っています。認識科学は別で哲学の世界にもやや入ります。  それは、次の図式になります。 哲学=物理学 哲学=数学 物理学=数学 物理学=化学 化学=物理学 化学=生物学  のように相互依存しています。でも、生物や地学は総合科学なので隣接しにくいと思います。  アリストテレスが物質は水・火・空気・土から成り立つと言ったことから、錬金術が始まります。最後の錬金術師はニュートンです。ニュートンが万有引力の法則を見つけましたね。そのニュートンの考えの影響を受けた哲学者があのカントです。そして、カントからヘーゲルへと行く。  だから、基礎科学は哲学によく馴染みやすい性質を持っているともいえます。化学を探求すると物理学になるのは一例で、物質科学の方がお好きな方だと思います。しかし、それ以外に化学を探求すると生化学など生物に近づくこともあります。化学も物質情報など数学に近くなることさえあります。つまり、基礎科学って面白いですね。

noname#97160
質問者

お礼

皆さん回答ありがとうございます。

  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.8

No.1、2の回答者ですが、 念のため申し上げますが、物理が化学より崇高な学問だということではありません。 宗教や文化やその他の社会行動は人間によるものであり、人間は生物であり、生物は化学・物理に基づき、化学は物理に基づき、物理は数学の一部に基づきます。 ですから、人文科学や社会科学でさえも、物理や一部の数学に基づいていることになります。 それは、真実です。 しかし、 たとえば天気予報を例に挙げますと、 電子と光子の相互作用や、粒子の質量などから計算して天気予報を出そうとすると、 スーパーコンピュータを使っても、明日の天気予報が明日までに出せなくなります。

  • wata717
  • ベストアンサー率44% (72/161)
回答No.7

人間は高々50年位しか頭脳は動作せず、限られた時間しかありません。物事をすべて細かくどこまでも追及しても成果があるとは限りません。例えば手配写真を細部までどこまでも拡大して調べても、顔はどこかで蒸発して犯人不明となることでしょう。現象をどこまで細部化して意味があるのか、とても慎重に考慮する必要があります。限られた時間を大切に有効活用しましょう。

  • c80s3xxx
  • ベストアンサー率49% (1634/3294)
回答No.6

突き詰めていけば物理だ化学だという区別に意味がなくなるので,最初の問題提起自体が無意味です.

  • yow
  • ベストアンサー率23% (181/782)
回答No.5

でも、もっと追求していくと、哲学の分野に突入してしまうとおもいますよ。 学問って深いです。(私自身は素人ですが。)

noname#160321
noname#160321
回答No.4

でも、全体像がだんだん見えなくなり、巨大な生体分子同士がどう並んでいるかになると全くのお手上げ。 幹細胞の話しなんかバラバラに分割してしまうと意味がなくなります。 一般に巨大な生体分子は[それ自体の動き」を計算するだけで精一杯で他の分子が来たときどの様に相互作用するかなんて、先のまた先の話。

  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.2

再びお邪魔します。 「電子の数は原子核の電荷の数と同じで」はおかしかったです。 「電子の数は原子核の陽子の数と同じで」が妥当でした。 ついでに、コメント。 「歴代のノーベル化学賞の受賞理由を見ても、ところどころ、それに関するものがあります。」 と申し上げましたが、たとえば、福井謙一先生の場合は「フロンティア軌道理論」が受賞理由です。 もろ、量子電磁力学です。

  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.1

こんばんは。 >>>「化学を追究していくと物理学になる。化学反応も電子の移動と見なせば物理になる」 それは、まったくそのとおりです。 化学の現象は全部、物理に基づいており、 元を辿れば、9割以上が電子と光子の相互作用(量子電磁力学)です。 歴代のノーベル化学賞の受賞理由を見ても、ところどころ、それに関するものがあります。 例外を挙げれば、原子や化合物の重さが関連する現象(たとえば、ウラン濃縮の手法)とか、放射線にかかわる事項などです。 そもそも、元素の周期表は、電子の数の一覧表ですね。 電子の数は原子核の電荷の数と同じで、 S席が定員2名、A席が定員8名、B席が・・・という感じで、 水素はS席に1人で中途半端だから反応を起こしやすい、 ヘリウムはS席に2人でちょうど埋まるから安定。 リチウムはS席に2人A席に1人で、その半端な1人がいるから反応を起こしやすい、・・・・ というようなことになってます。 なお、 化学にかかわらず、この世のすべての現象は、物理に基づいています。 以上、ご参考になりましたら幸いです。

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