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名義と所有権
私の父が借金をかくしているようなので、登記の確認をしたところ抵当権がかけられていました。所有権はうちの父ではありませんでした。抵当権をかけている人と所有権を持っている人は同じになるのでしょうか? 固定資産税はうちがはらっているのに所有者が違うひとになっているのはよいのでしょうか? 所有権と名義についてかんたんに教えていただけますか?
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詳しい情報がわかりませんので、一般論で回答します。 「大原則」は「登記名義人=所有者」です。 ただし、種々の事情によって「所有者≠登記名義人」となることもありえます。 たとえば、 登記名義人が死亡したが相続登記を行っていない。 売買などによって当事者同士では所有権の移転が成立しているが、「登記」が行われていない。 「信託」財産として他人に委託して運用してもらっている。 「担保」(譲渡担保という)として貸し主に所有権を一時的に移転している。 ※注:お金を返せば所有権を再度移転(もどす)するか、所有権移転登記を抹消する。 登記名義人≠納税義務者になることもありますので、これについては「事情」次第でしょう。 >所有権はうちの父ではありませんでした。 登記簿謄本を取れば「いつ」「どういう原因」で「誰から誰に」移転したかがわかるはずです。 「かんたんに」説明する前提として「登記簿謄本」を確認しなければ「誤った回答」になるおそれがあります。 具体的な相談は、その登記簿謄本を持って、弁護士さんや司法書士さんのところへ行って実際に見てもらってください。 ※注:電話では同じ事になりますので、「必ず」登記簿謄本を「見せて」話を聞くようにしてください。
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- been
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固定資産税を支払っているとのこと、間違いないでしょうか? 固定資産税の納税義務者は、固定資産の所有者です。そしてこの所有者とは、原則として登記簿に所有者として登録されている者です(地方税法343条)。従って、登記簿の所有者と固定資産税の納税者は一致しているはずです。 もっとも、わが国の制度では、登記簿上の名義人と真実の所有者が異なることがしばしばあります。それは、不動産取引において登記の書換えが義務ではない(登記を書換えなくても所有権を譲渡できる)ことが根本的な原因です。登記簿上の名義人が真実の所有者とは限りません。 質問者のケースも、土地・家屋の譲渡を受けた(相続した)が、名義を変更していないのかもしれません。詳しい経緯は親に尋ねるほかないでしょう。