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企業の生産関数は、規模に関して逓減?
企業の生産関数は、 サービス業は規模に対して一定、 電力会社は規模に対して逓増というのは理解できるのですが、 一般的には、企業の生産関数は規模に対して逓減と聞きましたが、本当でしょうか? いわゆる「規模の経済」とは反対なので、理解できていません。 ご存じの方、よろしくお願いします。
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- at9_am
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#1です。ちょっとだけ補足。 > 中経出版の経済の常識が面白いほどわかる本には、一般には逓減するとの記載がありました。 短期的には、資本ストックや訓練された労働者の数を変化させることはできません。したがって > 一般的には、スキルおよび資本を必要とするので、新たに人を増やすことが難しかったり、工場を増築したり機械設備を増設することが難しいため、追加的な生産にかかるコストは徐々に増えていきます。 と書いたとおり、収穫は逓減します。 > おそらくは、ある一定の資本が固定的に存在して、その上での生産量に対する限界利潤の逓増・逓減のことを考えているものと思います。 と書いたとおり、一定の資本なりが固定的に存在した場合を考えれば、収穫は逓減するほうが一般的です。
- at9_am
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うん? と思いますよ。 実証的な立場から言わせてもらえば、大抵の産業で基本的には生産関数は収穫一定(またはわずかに逓減)です。勿論、どのような実証データを用いるのかにもよりますが。 経済学でいうところの生産関数は、通常は資本と労働の両方を変化させることができるという前提のものですが、 > サービス業は規模に対して一定、電力会社は規模に対して逓増というのは理解できるのですが、 この書き方からして、おそらくは、ある一定の資本が固定的に存在して、その上での生産量に対する限界利潤の逓増・逓減のことを考えているものと思います。 サービス業で特別なトレーニングの必要ではない場合は、固定費はほとんどかからず、また人員の追加投入も容易なので、収穫は規模に対して一定ということになります。 一方で電力会社などの非常に大きな資本を必要とする場合は、固定費がほとんどを占めているため、生産量が増えれば生産1単位当たりの固定費は減っていくので、費用が逓減することから利潤は逓増します。 通常は新規技術の開発や大規模な広告等には多額の費用がかかりますが、そういった部分は固定費として考えることができるため、規模が大きいほど有利になりやすい(即ち規模の経済が働く)ことになります。 一般的には、スキルおよび資本を必要とするので、新たに人を増やすことが難しかったり、工場を増築したり機械設備を増設することが難しいため、追加的な生産にかかるコストは徐々に増えていきます(たとえば、1人に機械1台よりも10人に1台のほうが効率は悪くなるでしょう?)。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 私も、at9_amさんと同じように思います。 しかし、 中経出版の経済の常識が面白いほどわかる本には、 一般には逓減するとの記載がありました。