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リービッヒ冷却管
実習でリービッヒ冷却管の蒸留について学んだのですが いくつか質問点がありましたので質問させていただきます。 1、液体の循環(?)について 枝つきフラスコに溶液を入れて、それからどこを通って、どういう過程で蒸留するのでしょうか? 実習ではリービッヒ冷却管という名前と蒸留に使うということは教わったのですが、それ以上のことを調べてもなかなかわからなくて…。 2、冷却管を使用して出来た水について 科学的な処理をしたわけではないので、純水ではなく、蒸留水とよぶのでしょうか? また、水道水に含まれていたカルシウムイオン、マグネシウムイオン、塩化物イオンはどうなってしまうんですか?(イオンというものについても詳しく教えていただけると…) 今のところは以上です。 勉強不足で申し訳ないのですが、教えていただけるとありがたいです。
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特別サービスに「絵」を付けちゃおう。 1:混合物フラスコ 2:トの字管 1と2が一緒になっていると枝付きフラスコ。脇枝がもう少し複雑な奴を使ったかもしれない、その方が1から飛沫が飛ばなくて良い。 3:温度計、球の位置がトの字管の分岐点なあることで平衡温度が測れる。雫がしたたり落ちていないと平衡ではない。 4:リービッヒ冷却管 5:値段の高い受け器、二股に分れていると「イヌ」と呼ばれる、空気抜きの7がしっぽに見えるから。デコの値段が高いかというと二重になって液体が7の方に行かないようになっているから。 6:受け側のフラスコ。 スペードのマークが付いているのはChem Drawを作成しているケンブリッジソフトがエース社からお金を貰っているからエース社のマークが付いているだけ、それ以上の深い意味は無い。 イオンは1の中に濃縮されて残っています。 >科学的な処理をしたわけではない 充分科学的な処理をしてるんですがね…。 純水は原理的には存在しません。超純水なんて言う事場があるくらいだから純水の程度も知れる。最近は蒸留水を逆浸透膜を通して作ったのが超純水。
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- potachie
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ペットボトルのラベルに時々ある「純水使用」の純水は、ろ過して作ります。普通の濾紙ではないのですが。 水の分子は、たいがいの水に溶けている物質よりも小さいので、ろ過できてしまいます。以前は大変な技術でしたが、今は半導体製造などで当たり前に大量に使っているので、安価になりました。家庭用の純水を作る濾過器もありますし。 こういう純水は、蒸留して作ったわけではないので、「蒸留水」とは呼べないんですね。 製造工程としては、「蒸留」の方が面倒でお金がかかるので、「蒸留水」の方が格上だと思ったりもしますが、まあ、同じようなモノです。
お礼
詳しいご説明のほう、ありがとうございました! 純水と蒸留水の違いがいまいちわからなかったのですが、よくわかりました!
お礼
絵の方まで添付していただき、ありがとうございます! 詳しいご説明のおかげでよくわかりました。 なるほどイオンは残っているんですね。 てことは、溶液が蒸留で次第に減っていくわけだから、最後にはイオンだけが残ったりするのですか?