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裁判員制度のメリット
裁判員制度のメリットは?
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- jkpawapuro
- ベストアンサー率26% (816/3045)
今までの裁判官は、なんでもかんでも考えもせずに有罪にしていました。 そのかわり判事の休憩の8掛けという判決を出し、検察よりで間を取っておしまいというめちゃくちゃな仕事振りでした。民間の目が入ればそれがやりにくくなります。
- phj
- ベストアンサー率52% (2344/4489)
すでに出ている裁判員制度のメリットは、 ・足利事件の冤罪が明らかになった。 ・最高裁判所で痴漢犯罪の逆転無罪がでた。 ・検察審査会の採決が重要視されるようになった。 足利事件の再審請求や再鑑定については、再三弁護士から為され、却下されています。しかし、今のタイミングで再鑑定が行われたのは、裁判員制度開始前に、証拠能力の能力の適正化を計ったからだと思われます。ところが意図せず、証拠能力に不備が見つかったものでしょう。 逆転無罪判決については、「推定無罪の原則」を守った珍しい判決といえ、「公判での被害者の供述が「詳細且つ具体的」、「迫真的」、で「不自然・不合理がない」ものであっても、それだけで被害者の主張が正しいと即断することは危険が伴い、そこに事実誤認の余地が生じます。」と言っています。つまり裁判員として参加する国民に向けて、「疑わしきは被告の利益に」するようにメッセージを送ったともいえます。また1審のあり方について、証言だけでなく合理的な判断をするように求め、検察・警察の捜査についても注文をつける内容になっています。 検察審査会については、今まで検察が不起訴にしたものについて、審査会が不起訴を不当としても法的拘束力がありませんでした。しかし、今後審査会が2回不起訴不当とした場合、自動的に起訴することにかわりました。検察審査会も一般市民の民意を反映させるものです。ちなみに2度以上不起訴不当とした事例に、明石歩道橋事故の明石警察署長の不起訴があります。 これとは別に、警察の誤認逮捕とか、不当逮捕などの事例が報道されるようになった気がします。 裁判員制度が始まる前のこの1年間で、日本の刑事司法が案外雑であり、信用するに足りない部分があることが明らかになってきました。 現行の裁判員制度の細かい規則には、問題点がいっぱいあります。しかし、国民が司法に参加することにはメリットもいっぱいあります。
- b26354
- ベストアンサー率25% (16/63)
無い! アメリカの陪審員制度は「有罪」「無罪」を決めるだけで量刑にはかかわりません。 日本の刑事裁判は起訴されると99%が有罪になるので裁判員は量刑にかかわることになります。執行猶予判決をとれば被告の勝ち。 ほとんどの国民は刑事裁判のしくみが解っていないと思います。刑事裁判で裁かれるのは被告ではありません。裁かれるのは検察(行政)であり法廷は被告の権利を守るためにあります。 「裁判員が人を裁く」と宣伝するマスコミははっきり言って勉強不足です!(アメリカの法廷ドラマでも見ろ!)
- kimuchi000
- ベストアンサー率22% (5/22)
裁判官の精神的負担が軽くなります。 現実的なメリットはそれだけでしょうね。 基本的にデメリットだらけです。
- rimurokku
- ベストアンサー率36% (2407/6660)
法に照らした杓子定規だけでなく、民間人の人間味有る裁きも取り入れることが出来る。 時代のニーズに即した判断や意見も取り入れやすい。 当然その逆の弊害も出てくることは考えられますが、当分の間は専門家の裁き通りに成ってしまうでしょうね。 何処まで民間人の人情味とか、時代に即した常識が取り入れられるかは疑問です。 自分たちで開拓し、自分たちが作り上げた法律で自分たちが裁くという基本理念が出来上がっているアメリカの様にはなかなか行かないでしょうね。 日本人の、お上に決めてもらってそれに従う農耕民族の血は、簡単には変わらないかもしれません。