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インフォームド・コンセントについて

昔から使われている「インフォームド・コンセント」という言葉の意味がいまいちよくわかりません。 例えばわたしは何科に於いてもよく医師を転々としますが、医師の勧める検査なり治療が妥当なものであるかないかを判断する知識を持っていないからです。先に歯科医で抜歯した後に入れたブリッジが舌に触って違和感があって仕方がないと訴えても、その歯科医師は「そういうものなんだからどうしようもないですよ」と言うだけで全く取り合ってはくれませんでした。医師に「そういうものです」と言われれば「そうじゃないでしょう」と言えるだけの医学的根拠はこちらにはありません。 またその後口内や舌の痛みがあり別の口腔外科に行ったところ、自費で6万円の精密検査をする必要があると言われました。そしてその専門医は「その必要がある」と確信していても、こちらには何故必要があるのかわかりません。その為の「説明」だと言われても、説明されて理解できるものでしょうか?またセカンド・オピニオンを求めて他の医師に訊いて、「それは妥当でしょう」或いは「その必要はないと思いますよ」と言われても、A医師とB医師のどちらの言い分が妥当なのかさえこちらにはわかりません。 そう考えると結局いずれの科にしても、専門家ではないわたしは結局どこかで納得のいかないまま医師の言うことに「従う」しかないように思えるのです。 インフォームド・コンセントとはどのような人に当てはまる言葉なのでしょうか? わたしは人一倍理解力に乏しいので過去に判るまで説明を求めて嫌な顔をされたことが何度もあります。説明義務はあっても限界もまたあると痛感しています。 ご意見お聞かせ願えれば幸いです。

みんなの回答

  • vsh89225
  • ベストアンサー率50% (1/2)
回答No.4

弁護士にも医療と同じく「説明と同意」の義務化を>>>>>>>                       弁護士は法律職務を委ねられた我が国の資格制度であることは承知しています。 その法律の専門家を自負するあまり “裁判のことは俺に任せておけ”とか、任せられないのだったら自分でやれ!! ―という親方日の丸は、旧憲法時代の手法ではないかと。 医学医療を代表する資格制度「医師」の場合は、数十年以上も前から、医学的専門性が内在しながら患者へのインフォームド・コンセント(説明と同意)が常態となっています。 その点、弁護士職責は、法的弁護、裁判弁護のエリアで法律上の専門性が濃いものであります。依頼した当事者(本人)に対し、相手方からの準備書面、証拠書面を一切明かさないとか訴訟の経過・進行状況が専門職の独断場であるかのように秘密主義・独善主義を押し通すのはいけません。 弁護士には、一律的にインフォームド・コンセント(説明と同意)を法制化して頂きたいものです。  ◆minpoさんの入れ込み情報                                             「法律」ではありませんが、弁護士職務基本規程において依頼者との関係について規程しています。そしてこの弁護士職務基本規程に違反する場合には、懲戒の対象になります。 まっとうな弁護士なら皆交渉の経過、あるいは訴訟なら期日ごとに何をしたか、これからどうするつもりかを依頼者に報告し、今後の方針を話し合っていますよ。 弁護士職務基本規程は弁護士会が自主的に制定しているものですが、違反した場合には既に述べたように懲戒の対象になりますから、決して軽い無視できるものではありません。もし違反された場合には依頼者が懲戒請求することもできます。

回答No.3

informed consent; 昔は使って無かった言葉ですが医療裁判が頻発するようになって から用いられ始めた言葉ですので医師とて自分の専門外に関して は使わない言葉ですから、一般人は知らなくても良いです。 この言葉が使用されるようになって仲良しの米国人宣教師に尋ねたら 知らない と言う。大学に海外から留学している色んな学部のヒトに 聞いても知らないと言う。これでは困る と宣教師に再度尋ねたら 本国の友人に電話して調べてくれた。何の事は無い 売ったり買ったり でもめて裁判などの時使用する言葉だと。 ちゃんと説明したか?(informed) 客は納得して同意したか(consent)との事。 徐々に医療の場でも使われはじめただけの事です。 我々整形外科医でも眼科の事などほとんど知りません。いくら informationをくれても(informed)知らないんだから 同意(consent)は無理ですよ~ お願いします が精一杯です。

pochma
質問者

お礼

なるほど。判りやすい説明をありがとうございました。

  • vzb04330
  • ベストアンサー率74% (577/778)
回答No.2

心理士です。 No.1の方のご説明で十分かと思いますが、若干の補足まで。 インフォームド・コンセントは「説明と同意」と日本語に訳されていますが、これ自体がまず、意味の分かりにくい訳になっていると思います。 内容に沿って日本語にすると、「医師の情報開示と患者の選択権」ということになります。 No.1の方のご説明と重複しますが、医師が、質問・疑問に答えることも含めて、治療方法について十分に説明や情報を提供した上で、患者がそれらから選択をするということを意味します。 患者さんご本人が、幼少である、知的な障害がある等の理由で選択権が行使できないときには、家族など親族が代わってその選択権を行使するということになります。 おっしゃるように、患者・家族の理解力や、どの程度まで説明を求めるかについては個人差があり、難しいところです。 理論的には、納得が得られるまで説明、情報提供をすることになりますが、現実的かといわれれば困難でしょう。 知的水準も高く、知識もあり、質疑や議論に慣れている人にとっては、インフォームド・コンセントは有用に作用すると思いますが、知識が少なかったり、質問や議論に不慣れな人にとっては、その権利を行使するのは難しいと考えられます。 このあたりは、例に挙げていらっしゃるように、買い物をするときと同じような状況になります。 店員さんが、A、B両社の類似製品の長所・欠点について詳しく説明してくれても、十分に理解できなかったり、分からないところを質問できない人にとっては選択が困難になります。 そうであれば、逆に、どういう品物が欲しいのか、どう言うところで使うのかについて丁寧に聞いてくれ、その上で「C社の製品がよい」と勧めてもらい、客はそれにしたがって、C社の製品を買うということの方が良いでしょう。 医療でも、症状や生活状況、何に困っているか、どういう点が苦しいか等についてよく聞いてくれた上で、治療方法を提案してくれ、それに従うということがあって良いと、個人的には思います(というよりも、こういう場合が多いと思いますが)。 これをインフォームド・コンセントと呼んで良いかどうかは、分かりませんが……。

pochma
質問者

お礼

ご丁寧なお答えありがとうございます。わたしは精神に障害がある(らしく)と言うのも過去16年間にわたって大学病院、総合病院、単科の精神科病院、個人のクリニック含め20以上の医療機関、30人近い精神科医と会って来ましたが、未だに正確な病名は不明です。一応現在は「うつ」で障害者手帳を所有していますが、主な問題は対人関係です。 この頃は本当に自分は障害者なんだなぁと痛感しています。 つまり一般の患者にするのと同じ説明を受けても理解できません。 買い物の喩えですが、わたしは例えば「詰めた歯が舌に触って違和感がある」=削ってもらえないか?というような「こちら側の希望(需要)」を申し出ても、お店では「残念ながらそういう製品はございません」というようなことの繰り返しのように感じています。 つまりどこかに希望した製品があるということがよくわからないのです。 次回からは自分は一般の人よりも理解力が乏しく、小学校低学年の子供にも判るように説明してもらえないかと予め伝えておいた方がいいと考えるようになりました。 ご覧のように適切なお礼も出来ない始末です。 ご容赦ください。

  • NETPC
  • ベストアンサー率35% (98/275)
回答No.1

仰ることは凡そ理解出来ます。 例えばおじいちゃんおばあちゃんを相手にする機会の多い内科ですと、インフォームドコンセントが非常に困難です。でも「聞いていない」と言われない様に、概念であったり実際の痛みを説明しなければいけません。 日本ではまだまだ「医者任せ」で後から苦情が一般的と思います。 インフォームドコンセントもセカンドオピニオンもそうですが、結局患者さんが医療を購入するにあたり、説明を聞くと作業です。説明を聞いて納得の上で診療契約を結ぶ。電化製品の品定めと変わりません。 私の経験で、自己判断で過去にひどい目に有った人が、いくらインフォームしてもコンセントしない人が居ました。で、もちろん契約をこちらからお断りしました。可哀想と思いますが、良く聞いて買う意志を持っていただかないとこちらも施せません。 検査の必要性も貴方が必要に感じなければ買わなければ良いのです。必要性を聞かされているのでは無く、貴方が治療を自らの意志で受けている・聞く・選択しているのです。必要性は貴方に生じています。能動的です。 もし聞いて疎ましがられたら、店・店員を変える他有りません。そんな嫌な店で購入する必要が有りません。 あと、「どれが良いか分からない」ですが、分かっていたら説明が要りません。セカンドオピニオンも同じです。分からない事に対する意見を聞き、貴方の考えに一致する方法を貴方が選ぶのです。「間違う」「正しい」レベルの選択ならセカンドオピニオンでは無く、誤診のレベルでしょうね。

pochma
質問者

お礼

早速のそしてご丁寧な説明ありがとうございます。 >検査の必要性も貴方が必要に感じなければ買わなければ良いのです。必要性を聞かされているのでは無く、貴方が治療を自らの意志で受けている・聞く・選択しているのです。必要性は貴方に生じています。能動的です。 ここが問題なのですが、わたしでは自分にとって必要なのか或いは不要なのかの判断が出来かねるのです。例えば保険適応外6万円の精密検査は実は医師の言うように「必要な検査」なのかも知れないし、医師はその必要性の説明をしている。けれども完全に納得した上での「購入」とは言えない。 >貴方の考えに一致する方法を貴方が選ぶのです。 わたしの考えに一致する医者にめぐり合えないのはやはりわたしの障害のせいなのかなぁと思い始めています。

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