• ベストアンサー

祗園=ぎおん?

京都の「ぎおん」を「『祗』園」や「『ネ氏』園」と表すのは正しいのでしょうか。(『』の中を一つのまとまった漢字だと思ってやってください) 「『示氏』園」が正式のはずなのに、これはパソコンでは表示できず、上記の2種類が変換候補に出てきます。『ネ氏』のほうは部首が略字体になっただけのような気がしますから、なんとか「ぎおん」と読めそうな感じがしますが、『氏』に横棒がもぐりこんだ「『祗』園」で「ぎおん」って読めるんですかね。それとも単なる誤変換なのでしょうか。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • garamond
  • ベストアンサー率53% (1119/2111)
回答No.5

『祇』←これがVistaでは[示氏]に表示され、XPでは[ネ氏]に表示されます。 1978年のJISでは正字だったのに、1983年のJISが勝手に略字を採用したために、XPまでのOS標準のMS書体では外字を使わないと[示氏]が出せなかったのです。 http://www.biblosfont.co.jp/pdffiles/g02sample.pdf #F863 2004年のJISで正字に戻されました。 http://www.asahi-net.or.jp/~ax2s-kmtn/ref/jis2000-2004.html 印刷標準字体に変更したもの(168字) JIS:3540 文字化けする字はほかにもあります。 たとえば下記の字に含まれるシンニョウの点の数は、XPでは一つ、Vistaでは二つです。 逢 迂 迦 逗 遡 遜 腿 辿 槌 鎚 辻 遁 謎 這 樋 逼 蓬 迄 鑓 漣 XPでもフォントパッケージをインストールすれば、Vistaと同じになります。 http://www.microsoft.com/japan/windows/products/windowsvista/jp_font/jis04/default.mspx 「祗」は、「ネ氏」はだめだから正しい字にしようとして、別字であることに気づかなかったミスだと思われます。 取りあえず、ここまでにしておきます。 補足質問があれば、お答えします。

lima2009
質問者

お礼

ありがとうございました。 「祗園」は間違いなのですね。書物では正字、パソコンでは略字となると混乱が広がるのは当然ですけど、それから20年以上たってまた略字を正字に戻せば、同じ混乱が広がる気がしないでもないですね。でも正字がまさしく「正しい字」としてパソコンで表示されるようになるのはいいことなんですよね、きっと。 私はXPを使っているので”ネ氏”が表示されていますが、ご紹介のパッケージを試しにインストールしてみたところ、”示氏”と表示されるようになりました。ただ、「ぎおん」と変換したとき、よけいに変換ミスしそうです^^; 詳しい解説ありがとうございました。

その他の回答 (4)

回答No.4

「祇園」の「ぎ」は、おっしゃるように、正式には“示氏”です。 “示氏”の新字体として「祇」が採用されたため、「祇園」と書くのが一般的です。 誰が、どのような経緯で、「これからは“示氏”は“祇”と表記せよ」と決めたのかは存じませんが、こういった問題は他の字でも起きていますし、今更ながら、何故JISが“新字体”のみを採用し、正字を除外したのかが論議されています。 「祗」の字の読みは「シ」で、「祇(“示氏”)」とは全く違う字ですので、「祗園」と書くのは本来間違いです。けれども字体が似ているので、誤用されているのでしょう。 まだワープロのない、昭和五十年代以前に出版された仏教の専門書ですら間違っていることがたまにありますから、昔から混同されやすい字であることは確かです。 仏教に慣れ親しんでいる者にとっては「“示氏”園」でなければ違和感がありますが、JISに“示氏”が採用されず、パソコンで表示できないので、仕方なく「祇」の方を使っています。 けれど、字体の雰囲気が似ているからというだけで「祗園」という全く間違った字で表記するのは感心しません。 JISにないがためにこの誤用が蔓延し、このまま定着してしまわないことを祈るのみです。

lima2009
質問者

お礼

なんでもかんでも簡略化するのはよくないんですね。 それにしても「祗園」はマイクロソフトの凡ミスなんですかね。 以前どこかのブログで「間髪を入れず」について「かんぱつ」は誤読で「かんはつ」が正しいのに、「かんぱつ」でないと変換できない、という記事を見ましたが、その後訂正された(今もかんぱつで変換できますけど)と聞きました。 この「祗」園もはやく訂正されるといいですね。 ご回答ありがとうございます。

noname#95574
noname#95574
回答No.3

祇園精舎を辞書で見てみますと、祇園精舎とは「古代インドのコーサラ国平家物語の冒頭で日本人なら誰でも知っている、あの祇園精舎の祇園が、あの場所の祇園です。祇園精舎はもともと、インドのお寺の名前です。そこにある鐘の音が、様々に響くそうで、それが諸業無情とも聞こえる。 祇園精舎とは「古代インドのコーサラ国の首都シュラーバスティー(舎衛城(しゃえじょう))郊外にあった仏教の寺院。詳しくは祇樹給孤独園(ぎじゅぎっこどくおん)という。給孤独(本名、須達(スダッタ))長者が祇陀(ぎだ)太子の樹林を黄金を敷き詰めて買い取り、ここに堂塔伽藍を建てたところからこの名がある。精舎は僧院の意。この園林には釈尊(仏陀)もしばしば足を運び、在世中十九度の雨安居(うあんご)を過ごしたと伝えられる。またここで多くの経典が説かれ、浄土三部経の一つ『阿弥陀経』もここに舞台が設定されている。」ということです。 ★祇樹給孤独園の意味・・・で調べて見ました。 祇樹給孤独園の頭とお尻の組み合わせなんですよね。 ですから、祇園が正しいのでしょうね。

  • jjplus000
  • ベストアンサー率29% (49/168)
回答No.2

京都では「ぎをん」と読みます。 祗園はたぶん旧字体です(単なる「地名」歴史的な「固有名詞」) 人名でも「渡邊」「渡邉」「渡辺」「渡部」がありますが、最近はほとんど渡部と渡辺です。 誤変換ではないでしょう。

回答No.1

  祇園 祗園 http://www.gion.or.jp/ 祇園商店街 http://local.goo.ne.jp/kyoto/shopID_gourmet-gnavi-C954600/ 住所は「祗園町」 最寄り駅は「祇園四条」 はは、不思議だ。  

関連するQ&A