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火災感知器について
火災感知器って制御機器ですか? また、火災感知器と連動してスプリンクラーが動いたりしますか?
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住宅用の乾電池式ではなくて、自動火災報知設備のことでよろしいでしょうか。 >火災感知器って制御機器ですか? そうであるともいえるし、そうでないともいえます。 本来の自動火災報知設備(自火報)の法定機能は、感知することと報知(ベルを鳴らす)ことだけです。 スプリンクラーやその他の設備の制御を機能としてもっているわけではありません。 しかしスプリンクラーも起動したときには、自火報と同じように報知する機能を持っていることが必要で、古い設備ではウォーターゴングや圧力スイッチによる電動ベルが使用されていて、そのための制御盤は自火報盤と別体となっていました。 しかし近年、メカトロニクス技術の発展をうけ、信頼性が増した為、消防設備や建築防災設備の表示・制御を自火報盤に取り込むようになっています。 そのため自火報の表示をみると、火災感知表示・スプリンクラー放出表示・ハロン起動表示・ダンパー・排煙口(排煙機)とありとあらゆるものが、自動火災報知設備から制御できるように見えてしまいます。 自火報が火災を発見する一番最初の機能であるために、各設備を起動させるのは合理的ですので、「制御機器」であるといえばいえます。 ただし「自動火災報知設備の受信機」としては余計な付加設備ですので、火災感知をしたら制御機器として働くのが最初からの機能であるとはいえません。
お礼
詳しい回答ありがとうございます とても納得できました