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腎臓での障害者手帳について
以前、以下で質問をさせて頂きました http://oshiete1.goo.ne.jp/qa5046967.html 腎臓移植後、元気になった方の例の回答を頂きましたが、疑問があります 腎臓移植後に元気になったにもかかわらず、障害者手帳は維持できるとのことだったのですが 元気なのに障害者手帳を交付されて腎臓とは関係の無い治療費までもが一生無料というのは障害者である私でも、なんかおかしいんじゃないのかな?とも思えてなりません 腎臓移植をして透析が必要なくなった場合、障害者手帳が交付されるだけで等級の低い障害者手帳と同じように治療費の免除や交通機関の割引などは利用できなくなるのでしょうか? それと腎臓を提供した側も障害者となるのでしょうか? 腎臓移植して成功した人は免疫抑制剤を飲むだけで抗がん剤治療を続けてる癌患者と大差無いように思うのですが、腎臓の患者だけ優遇される理由はなぜでしょうか? 腎臓疾患の患者もしくは納税者の方には不快な部分も有るかもしれませんがよろしくお願いします
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「移植後に元気になったにもかかわらず、障害者手帳は維持できるとのこと」 →移植したからって、元気になった訳ではありません。亡くなられた方から腎臓を提供していただくこと、また親族からの生体間移植を受ける方。そのような方たちの葛藤や悩み、苦しみも含めて、腎透析患者、腎移植患者の境遇を完全に無視した意見であると感じました。 それと、他の回答者が言っていますように、移植腎は現在の医療水準で、もって10年程度と言われています。それでも、昔と比べて、免疫抑制剤の質も上がったので、副作用も抑えられ、移植腎のもつ期間も延びました。 質問者さんも障害者ということですが、お互い障害を持った方同士で比べあって、批判してもしょうがないような気もします。であれば、話し合って、ともに手を取り合って、制度を変えれるように声を上げていくことが大事ではないでしょうか。
- wakko777
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以前の質問に回答した者です。 腎臓移植をして、透析から離脱したと言っても、一生免疫抑制剤を飲まなければならず、また元気になったとはいえ、健常者とは全然異なります。 やはり、毎日だるさがありますし、体のむくみも透析の頃よりもひどくなってるかもしれません。 それに、移植した腎臓は一生つくわけではなく、10年もすればまた透析に戻らざるを得ません。 一生、障害者であることに代わりはないのです。 また、免疫抑制剤というのは、副作用の強い薬で、体の不調が起こりやすいです。 その不調の原因が本当に腎臓に待ったく関係のないものか、それとも免疫抑制剤の副作用によるものか。 医者ですら、はっきりと答えを言ってくれません。 それに、移植した患者は、移植した病院でしかまともに受診することはできません。 単に風邪を引いただけでも、近くのかかりつけの病院では診てもらえず、遠くの移植した病院までいかなければならないんですよ。 普通の医者に、移植したことを一言でも話すとそれだけで受診拒否されます。 これはかなり辛いことですよ。 移植したから、普通の人のように元気になれる。と思ったら大間違いです。 私はドナーになりましたが、障害者手帳は当然取得していません。 (というか、腎臓1個なくなっただけなので、障害者にはなりません、) 術後1年くらいはかなり疲れがたまりやすかったですが、3年もたってようやく以前の体に戻ることができました。 以前の質問で、元気に暮らしていると一言しかかかなかったのは、あなたも移植する可能性があったから、これをはげみにしてもらおうと思ったからです。
- r_nurse
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質問者様の誠実な姿勢は医療職として大変ありがたく思います。 「身体障害認定基準等の取扱いに関する疑義について」という通達が出ており、腎移植を受けた方は、1級として認定することとされています。(参考URLのPDFファイルをご覧ください。)基本的には、これまでのサービスが継続されることになると思います。 生体からの提供者の方については、もとから腎機能が悪く、片腎になることで、ただちに障害者になることが予測されるような場合、そうした手術は学会のガイドラインを満たしていないことになります。ただし、時間経過とともに、悪化してくるという可能性は否定できませんので、全く障害者にならないとは限りません。 障害者認定については専門ではありませんが、医療現場にいて確かに不公平と思われる部分も感じます。 たとえば同じ臓器移植でも、肺移植や肝移植では移植後に障害者認定を受けられるとは限りません。(そもそも肝疾患は障害者認定も稀です。) 心臓病の方でも、顔色の悪く状態の悪い方でもなかなか認定が受けられなくて、人工弁を入れたり、ペースメーカーを入れたりする手術が成功して元気になってから、人工物が入っていることで、すぐに1級の認定を得ておられます。 障害者の認定を受けられる方というのは、長期にわたって就労等にも支障があって、収入の確保などが難しいということで、医療費の減免等が必要と考えられていると思います。ですので、比較的高齢期になってから発症することの多い癌などと比較することはなかなか難しいところもあります。 それぞれの障害者・患者団体が交渉の末、勝ち取ってきた経緯もあると思いますし、すでに認定を受けておられる方も含めた認定基準の変更は生活への影響が大きく、既認定者を除外した変更は新たな不公平が生じます。 なかなか難しい問題です。 障害者の方で、もし経済的に少し余裕があるとしたら、医療機関等への寄付などを考えていただくほうが、医療の質の向上につながるかもしれません。