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腎臓移植について
25歳の男です。 父(60歳)が人工透析(2回/週)を行っています。 知人に腎臓移植すれば透析をしなくてもいい体になる可能性があると聞きました。 腎臓移植のリスク(患者とドナー)と費用面を教えて頂けないでしょうか。 なお父は障害者1級で、ドナーは私の予定です。
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- guess_manager
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■腎臓移植の費用について 透析を行なっている場合の一例を挙げます。 障害者1級ということは、医療費は1割負担ですが、この場合使いません。 透析を行なっているので、国民健康保険特定疾病療養受療証を持っていると思います。 この制度により、移植手術本体は本人負担なしで受けることができます。 もちろん、費用は発生していますが、健康保険から支払われるという意味です。2人の手術が行われますが、手術費用はレシピエント(腎臓をもらう側)の健康保険を使います。 思い出せるだけ書いてみます。 手術:\0 検査入院:\0(ドナー、レシピエント1回ずつ) 手術のための入院:\0 遺伝子検査:事前に一人あたり2万5千円(手術が行われなかった場合負担になりますが、行われた場合は後で帰ってくるはずです) 術後ICUまたは個室に入ることになりますが、これは必要な措置ですので差額ベッド代は生じません。本人希望で個室に入った場合は必要になります。 食事代:一人1日760円ほどかかります。 腹帯:1つ3000円ほど、洗濯するため2つは必要。(病院で買うと定価ですが通販で買うと1000円以下です) 吸飲み:起き上がれないので必須。 T字帯:ふんどしのようなものです。数百円。 その他、自分で用意したものはベッドに敷くバスタオルを3枚ほど。 退院後は特定疾病療養がはずれて更生医療に切り替わり、上限1万円/月となります。自治体によってこの制度はことなります。障害1級は変わりません。 月1回程度の検査と、薬代であっという間に上限に達します。おそらく、移植後数カ月は薬代だけで10万円ちかくかかりますが、更生医療により1万円の支払いとなります。 未だに透析病院では移植にお金がかかって大変などと言われることもあるらしいですが、トータルで見れば移植手術のほうが国庫負担も少ないはずです。 ■リスクについて ドナー側のリスクはすごく少ないようです。1週間で退院できますし、定期的に検査をするので普通の人より長生きだという人もいます。 ただし、腎臓がひとつになるので、交通事故で腎臓を失うと透析へ直行です。それと、尿路も一本になるので、尿路結石になり重症化すると危険なことになります。 レシピエントのお父様が60歳なら、透析を離脱して働くことだって可能です。食べ物の制限もなくなります。透析で一番つらい水分制限どころか、一日2リットル以上水をのむように言われます。 しかし、移植臓器は何時まで経っても異物ですので、一生免疫抑制剤を飲まないといけません。これは免疫を下げるため、ウイルス疾患やガンなどのリスクが上昇します。普通の人が体内に持っているサイトメガロウイルスが活性化したり、カビ毒に感染することもあります。 一方で、免疫抑制剤は腎臓にダメージを与えるため、徐々に腎臓は弱っていきます。現在、実績では概ね90%の人が、10年生着しているようです。これは短いような、長いような、微妙な数字ですが、今後の新薬開発も進んでいますので期待しましょう。 以上は体験者からの一例ですので、選択肢の材料としてお聞きください。 こちらのサイトは専門のお医者さんが色々と答えているのでお勧めです。 http://medipress.jp/
- nishikasai
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誰も答えないのであまり詳しくないけどお答えします。参考程度の情報です。因みにわたしは人工透析13年目の患者です。わたしの場合、透析がうまく行っていますので移植を考えたことがないので詳しい情報はありません。患者の噂話程度の情報です。 >知人に腎臓移植すれば透析をしなくてもいい体になる可能性があると聞きました。 はい、新しい腎臓がうまく動いてくれれば普通の生活に戻れます。ただ、お父さんは60歳ということですので移植は来年あたりまでにするのが望ましいです。年をとると移植手術に耐えられる体力がなくなります。他人よりも身内からの提供が望ましいです。合う確率が高まります。 >腎臓移植のリスク(患者とドナー)と費用面を教えて頂けないでしょうか。 定かな情報ではありませんが、国内なら両方で500万円。外国で二千万円と聞きました。リスクは貴方の方はあまりありません。腎臓は一個でもちゃんと機能しますから。お父さんは身内ですから合う確率は高いです。しかも生体腎ですし、健康体ですし、年齢も25歳と若いですからなおさらです。最高レベルの親孝行だと思います。 もしあなたが関東のかたならお薦めは東京女子医大病院ですね。あそこは腎臓病の権威ですから。手術にはベテランが揃っています。ただし、わたしのこの情報はあくまで現役の透析患者がシャント手術や副甲状腺亢進症(透析患者の病気)の手術を受ける場合です。腎臓移植については定かではありません。わたしの場合同じ60歳ですが、週一でテニスもやれる元気な体を維持していますので手術の必要を感じません。お父さんの現在の透析状況が楽なのかしんどいのか、そこが問題です。あなたの方も腎臓の弱いお父さんの血を引いた場合、60歳くらいになれば腎機能が弱まる可能性があります。一個の腎臓ではその可能性がより大きくなります。ですからしばらくお父さんの透析が楽なのか苦しいのか見守る必要があると思います。水分コントロールがうまく行くと楽になりますよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >あなたの方も腎臓の弱いお父さんの血を引いた場合、60歳くらいに>なれば腎機能が弱まる可能性があります。 そうですよね。それは少し心配です・・・。