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変圧器の励磁電流について
励磁電流について知りたいのですが 鉄芯がRコア 又は Iコ型シートコア(四角)に一次コイルを一箇所に巻いた場合と二箇所に(反対側)分割して巻いた場合励磁電流は同じでしょうか もし違いが有れば少ない方を知りたいのですが。
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鉄芯を特定した場合、一般的な変圧器では、さほどの違いは無いので設計計算上では、分割してもしないでも同じに計算しております。 小型の変圧器でしたら、分割してもあまりメリットが無いような気がします。 磁路継ぎ目の空隙については、磁気抵抗になりますから、励磁電流の計算には、それなりの係数を入れます。 磁路長が短くなるようにするのが1番ですが、鉄芯が手当て済みで変更ができないのでしたら、少しでも巻き数を増やすことはできませんか。 磁束密度が下がり、A/mも下がり、巻き数が増えることで、更に励磁電流が減少し効果大です。 Rコアとシートコアの比較でしたら、当然Rコアの励磁電流の方が小さいのですが。
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- lion2000
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回答No.1
電気技術者です。 励磁電流が同じ巻き数・同じ印可電圧で違うと言うことは、漏れ磁束があるわけですが、理論的にはどの様に巻いても励磁電流値は変わりません。 しかし、経験的からいくと実際には全体に均一に巻いた方が小さくなります。 でも、鉄心の磁気抵抗値は透磁率(数千以上)に比例して空気中より小さくなりますので、巻き方を考えるよりも、鉄心の合わせ目の空隙をいかに少なくするかを考えた方が近道だと思います。
質問者
お礼
丁寧に教えていただいて有難う御座いました
お礼
ikkyu3さん どうも有難う御座いました