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床下断熱方法の諸問題教えてください

外基礎断熱を現在はずしました。この後の断熱方法を迷ってます。内基礎断熱にすると、シロアリ対策上弊害があることを理解しているので、床下の根太の間に断熱材をしきこんだ方が良いのでしょうか?この場合、床下空間が冬場コンクリートが冷やされ、立ち上がり基礎部分についてるフーチン金具が結露を起こしたり、床下全体の結露が心配になっているのですが?また、和室などは、畳が蒸れる事など無いでしょうか?土台構造はべた基礎150mm+外断熱で床下換気は、機械換気による1本のダクトを使って空気を吸い上げて外に排出するシステム(ティッシュ一枚が張り付く程度の吸引力です)

専門家の回答 ( 1 )

回答No.1

外断熱になっている断熱材をはずされたのはどうしてですか。 基礎の断熱の場合、床下の空気を屋内の空気を取り込み循環させて(本件の場合吸い上げて)換気します。 一方、床下で断熱する場合は、基礎の換気は外部空気でとなります。 今から床下で断熱する場合は、屋内と床下の空気の流れを遮断し、 基礎に外部から空気が入るよう換気口を設けなければなりません。 ですので、断熱材をこれから施工するのであれば、同じように基礎断熱にするのがベストではないでしょうか。断熱材を基礎の立ち上がりの内側に施工する方法です。ベタ基礎の部分も周囲50センチくらいは断熱材を打ち増しします。 床下は時々点検し、換気よくすることがシロアリ対策になります。

ohatari21
質問者

お礼

早々のご回答有難うございます。実は、外基礎断熱であったため、シロアリ被害が出ました。ご説明頂いたとおり、内基礎断熱にするのが一番の床下断熱方法かと思いますが、基礎のベースコンと立ち上がりの基礎との間を通って蟻が入り込み(コンクリートも食害したり、隙間があれば入り込むと)内断熱材と立ち上がり基礎の間を通って、土台柱等へ侵入していく恐れがあるため、内断熱基礎にする場合は、上を数センチ以上空けておかないと、次回の蟻道確認が出来なくなってしまいます。これでは、内基礎断熱の意味が無くなってしまいます。 湿気が無くよく換気されていれば、シロアリは来ません。「換気を良くする事」というご提案もう少し詳しく教えていただけますでしょうか? 我が家は、床下の四隅のうち1箇所にしか排気ダクト無いため、パワー不足を懸念しています。(床下排気ダクトは、2階の天井裏にまで行き本体を通して最上階の壁から排気しています)床下排気ダクトの増設は無理なので、自分でも対角線上にある部屋の隅の床に穴を開けて床と室内を一体化させてしまったらどうか?とも思ったのですが、床下のホコリやカビが入ってくることも考えられ・・・?です。 内基礎断熱に踏み切れない背景には、建設当時はまだ外基礎断熱のシロアリ被害の危険性が提示されておらず(数年前には公庫の基準に入ったとか)その工法で建ててしまった事です。工法がまだ完全に確立されていないものに飛びつくことへの不安があります。内基礎断熱も今は良いと言われていても、まだ経験は浅いと思うので、数年後には・・・? 高気密・高断熱・計画換気住宅の性能は落ちるかと思いますが、何か良い方法が無いかと悩んでます。

佐藤 直子(@n-space) プロフィール

一級建築設計事務所を開設しています。住まいに関しては、安全で安心、居心地の良さのほか、動線・収納計画や美しいインテリア、コスパの良さなど、様々なご提案をいたしております。店舗や賃貸物件などでは事業計画...

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