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血液培養について
血液培養の結果で、グラム陽性球菌が出ました。とか、グラム陰性球菌がでましたなどと検査科から報告を受けますが、疑問に思ったことがあったので教えてください。 そのような菌が検出されるということは、血液中にその菌があるということだと思いますが、ブドウ球菌などの常在菌であれば納得できるのですが、常在菌でないものが検出されると、一体その菌はどこからきたのだろうと思ってしまいます。 点滴のルートなどから医療者の手を介して血液中に入ってしまったのでしょうか?
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病原性の細菌が検出される場合は、原因はいろいろあるはずです。 針の留置部の感染だったり、術後の創部感染だったり、腎盂腎炎だったり、抜歯後だったり…他にも。血液や血管と触れることがあらば、場合によっては感染が成立するでしょう。 医療者の手を介しても可能性はあるでしょう。不潔のまま採血器具に触ったり、ボトルに触ったりという具合ですかね。 こういう場合は、採取方法を見直さないといけません。 しかし、無菌的に採取された血液から細菌が検出された場合、常在菌であっても病原菌になり得るのではないでしょうか?
お礼
なるほど…。 私は内科なので、化学療法をしている方が多く、発熱したらCVか末梢から血培を採ります。血培から菌が検出されると、ルートを介して感染した以外にどこから感染するか考えにくく、しかし医療者の手に真菌などがついているということがあるのだろうかなどと考えてしまいました。 ともかく、私たちが感染を起こさないように注意していこうと思います。ありがとうございました。