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「行けるのなら」と「行けるなら」の違いについて

いつもお世話になっております。 「行けるのなら」と「行けるなら」のニュアンスの違いはあるのでしょうか? 行ける可能性はどちらの方が高いでしょうか? ブログではこういう風に使っていました。 「見るのなら勝手にしろう」や「洗濯をするのなら」、「歩いていくのなら」などです。 「なら」とあんまり変わらない気がするのですが。 はっきりしたニュアンスの違いはあるのでしょうか? 「のなら」は書き言葉のみ使っているのですか? 最近作文を書いていて微妙な違いも理解しなければならなくなったので。 どうか教えてください。 また、質問文に、間違っているところがありましたら、直していただければ幸いです。^^

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  • sanori
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回答No.4

>>>いつも分かりやすい説明に助けられています。^^ いえいえー。 コメントにお答えします。 >>> 「行くのなら」は理解できたのですが。 「行くのだったら」の「の」も強調の意味ですか? はい。そうです。 単語に分けると、下記のようになります。 A 「行く」+「の」+「だっ」+「たら」 「言いなり」+「に」+「なる」+「の」+「だっ」+「たら」 「実行できる」+「の」+「だっ」+「たら」 「本当に」+「悩んで」+「いる」+「の」+「だっ」+「たら」 ここで、「たら」は完了を表す助動詞「た」の仮定形です。 B 「行く」+「の」+「なら」 「言いなり」+「に」+「なる」+「の」+「なら」 「実行できる」+「の」+「なら」 「本当に」+「悩んで」+「いる」+「の」+「なら」 ここで、「なら」は断定を表す助動詞「だ」の仮定形です。 Bのグループより、Aのグループのほうが、仮定の内容を強く問いかけて(確認して)います。 >>> 「本当に悩んでるのだったら」を「のだ」+「たら」のなるのですか? 仮定の「たら」の性質がなくなったような気がします。 あー、なるほど。 「のだ」と強く断定しているのに、その後ろに「たら」を付けたら、 「たら」の意味が弱くなると思われたのですね。 そういうことではないです。 肯定文における「~のだ」は、強い肯定です。 疑問文における「~のか」は、強い問いかけです。 仮定における「~のなら」「~のだったら」は、仮定の内容についての強い確認で、特に後者のほうが強い表現です。 また、 否定文においても、強い否定にするために「のではない」を用いることがあります。 では。

no1eun
質問者

お礼

「たら」の方が内容を強く問いかけているのですね。 分からなかったことがどんどん解決して行っています。^^ 毎日日本語を覚えていくのがすごくうれしいです。^^ もっとレベルアップしてsanoriさんに質問したいと思っています。^^ 私頑張ります。^^

その他の回答 (3)

  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.3

no1eunさん あんにょんはしむにか >>>行ける可能性はどちらの方が高いでしょうか? そういう意味では、違いはありません。 ただし、「の」がある「君が/彼が、行けるのなら」のほうが、強く確認したり、強く問い詰めている感じがあります。 つまり、表現の強さに違いがあります。 理由は2つあります。 1. ご質問文に「違いはあるのでしょうか?」と書かれていますよね。 そこから「の」を取り去って「違いはあるでしょうか?」としても文は成立します。 それと同じです。 「の」があることによって、「ある」が強調されます。 「あるでしょうか」を肯定に戻すと、「あります」になり、 「あるのでしょうか」を肯定に戻すと、「あるのです」(強い断定)になります。 また、 「あるか」を肯定に戻すと、「ある」になり、 「あるのか」を肯定に戻すと、「あるのだ」(強い断定)になります。 このように、「の」があるのとないのとでどのような違いがあるかは、 肯定に戻してみると、よくわかります。 2. 実際、口でしゃべるときのアクセントが異なるからです。 音楽の音階で書くと、わかりやすいでしょうか。 「行けるなら」は、ド・ファ・ファ・ド・ド のように話すのに対し、 「行けるのなら」は、ド・ファ・ファ・ド・ラ・ファ のように話します。 つまり、「行けるのなら」は、抑揚が大きいのです。 このことによって、「行ける」という「条件」が強調されます。 ちなみに、品詞や活用形で言えば・・・ 1. 「(動詞)+のなら」は「(動詞)+のだ」の仮定形です。 (元々は、「のだ」=「の」+「だ」) 2. 「(動詞)+なら」の「なら」は、接続助詞です。 (たぶん、元は「なり」の未然形) となります。 ご質問文には、間違っているところも不自然なところもありません。

no1eun
質問者

補足

sanoriさんカンサハムにだ(ありがとうございます)という意味です。^^ いつも分かりやすい説明に助けられています。^^ 「行くのなら」は理解できたのですが。 「行くのだったら」の「の」も強調の意味ですか? ブログでの検索結果を引用すると 「言いなりになるのだったら」や「実行できるのだったら」、「本当に悩んでるのだったら」など数多く出てきます。 「本当に悩んでるのだったら」を「のだ」+「たら」のなるのですか? 仮定の「たら」の性質がなくなったような気がします。 「本当に悩んでるのだったら」を「本当に悩んでるのなら」に置き換えても大丈夫だと思うのですが。一緒だとは思ってないのですが。 「のだったら」も「のだ」(のなら??)+「たら」? 頭の中で混乱してきました。(泣) sanoriさんチョアヘヨ~~~~

  • lancru358
  • ベストアンサー率34% (41/119)
回答No.2

ニュアンスの違いはほぼ無いとおもいます。 行ける可能性には関係ないです。(どちらも同じです) 「のなら」は書き言葉のみか? 「のなら」の中の「の」がいいやすいように「ん」に 変化して「んなら」になった形なら話し言葉でよくつかいます。 つまり「行けるんなら~」です。(「行けるんだったら」もいいます) かといって、「行けるのなら」が書き言葉のみに限定されている わけではありません。「の」と「な」が続いていて言いにくい のでどうしても「行けるんなら」になってしまうし、そう聞こえる んだとおもいます。 確かに話言葉で「行けるのなら」というと、多少硬い感じは します。 「行けるのであれば」「行けるようなら」 「行けるようであれば」、どれも同じ意味でつかえます。 質問文おかしいところないですよ。

no1eun
質問者

お礼

行ける可能性は関係ないのですね。話し言葉で「行けるのなら」だと硬い印象を与えてしまうのですね。 大変参考になりました。ありがとうございました。^^

回答No.1

「行けるのなら」 ・・・行けない可能性がやや強いです。(行く気があるのなら) 「見るのなら勝手にしろう」 ・・・見ないで欲しいというニュアンスが入ります。 「のなら」は仮定、「なら」は場合を示します。 「のなら」の方がやや厳しい口語的表現です。

no1eun
質問者

お礼

前に動詞の強調という意味ですね。ニュアンスが入っているのですね。 場面によって気をつけながら発言します。^^ 回答ありがとうございました。^^

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