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宗教関連:スペインの司祭の三角頭巾の衣装

今更感がありますが、映画のダヴィンチコードの冒頭、ラングドンが図像解釈の講演をしていますが、最初スペインの司祭の衣装について言及していますよね。 映った写真では、目のところだけが切り取られたものすごいとんがり頭巾に、白ずくめの服、なんだか不気味でした。 あれは現代でもスペインでは司祭はあの衣装なのですか?何か意味があるのでしょうか。 すごく気になったので、写真が見られる何か、本やなんでもご存知でしたらどなたかよろしくお願いします。詳しい写真が見たいです。 ※ネットでだけですが調べましたら、1つ2つ程度のの文章しかなく、駄目でした。

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  • ringo00
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回答No.1

あれは聖週間(復活の日曜の前の一週間)のときの聖体行列時の服装ですね。 キリストの復活を祝う、イースターはご存知でしょうか。 その直前、つまりキリストが十字架に掛けられる前に 自分が掛けられる十字架を背負い、鞭打たれ、いばらの冠をかぶせられ、 足を引きずって坂を上っていく故事の再現から来ています。 スペインの聖週間には聖木曜や聖金曜に各教会からキリスト像が山車に乗せられ、街を巡回します。 それに伴ってその教会の所属信者たちが、ぞろぞろとついて歩くのです。 そのときに十字架に掛けられるキリストの苦しみに倣って 自分に重い足かせをつけ、はだしで歩くのですが、 苦行は他人に見せるためではなく、自分の信仰に基づいて行うことなので顔を隠すためにあの頭巾をかぶります。 だから目だしの三角頭巾、黒い服(僧衣)、はだし、足かせ(太くおもりのついた鎖)という服装になったそうです。 ただ「三角」かどうか、はその教会の信徒会によるので、三角以外のパターンもあります。 また司祭とは限らず、一般信徒が多いです。 この話はスペイン人司祭に聞きました。 コスチュームだけを見ると恐ろしい集団に思えるのは事実ですが、 スペインでこの聖体行列を見て、ものすごく感動しました。 カトリック信者ではないですが、悔い改めなければ、と思ったくらいです。

その他の回答 (1)

  • ringo00
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回答No.2

先ほど回答したものです。 「聖週間 スペイン」で検索をかけるとたくさん出てきます。 セビリアの聖週間が有名ですが、 私は数年前までマドリードに住んでいたので、私が見ていたのはマドリードの聖体行列です。 毎年同じことをやります。 黒い服、とも書きましたが、衣装の色も信徒会によります。 (実際に何度も見たので、「経験者」にチェックかしら。)

mahhhhh
質問者

お礼

2度もご回答ありがとうございます。 いやー、すごいですね、圧巻ですね。 「聖週間 スペイン」で検索して色々いい絵を見させてもらいました。 聖週間、初めて聞いた言葉ですが、勉強になります。 不気味、と書きましたが、「いやーこわいー気持ちわるー」という意味ではありません。 ダヴィンチコードでは参考写真としてスライドで出てきたのですが、ものすごく絵になる図だったのですよ。 あれは映画用に撮影したものだと思いますが。 実際、検索して出てきた写真にもすごいいい写真がありました。 はっと息を呑むような。 実際に目にしたら何とも言えない感情が湧き上がりそうですね。 生きているうちに一度は見ておかないと、と思わせました。 毎年1度はヨーロッパに行くのですが、来年ぜひスペインもプランに入れようと思いました。春ですね、時期は。 ありがとうございます!

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