補足に対する回答です。
基本的に塩などを除けば、食品は腐り、変質するものです。
賞味期限はとりあえず「おいしく食べられる期限」ということになっていますが、その後は変質・腐敗の道をたどるのが普通です。もし、皆がきちんと保存方法や賞味期限を守るとすれば、保存料濃度をあまり高くする必要はありません。
しかし、「賞味期限を過ぎても基本的には食べるのに問題はない」と思っている消費者がいるため、賞味期限以後も腐らないようにしておく必要があります。そこで、企業は「消費者の安全のため」といいつつ、実は「消費者から苦情を受けないため」に、多量の保存料を使ってきているのです。
保存料を含む食品添加物については一日摂取許容量などが調べられていて、一応、安全な範囲で使用基準が定められています。しかし、複数種の保存料を異なった食品から摂取した場合の影響は全く判っていません。また、一日摂取許容量は短期間の動物実験で決めており、人の場合のように、何十年にもわたって摂取し続けた場合の影響も判っていません。
「食品添加物をあまり取りたくないということであれば、添加されていない食品を選ぶしかないと思います。」という問題とは次元が異なる話です。国民の大多数が食品添加物から無縁な生活をおくれない状況の中で、仮に食品添加物に問題があったとしたどうでしょう。自己防衛していた人々が生き残ったとしても、社会が崩壊していたらどうしょうもないです。
お礼
KAORINさん ご回答ありがとうございます。 時節柄気になるますね。 まあだいじょうぶということにしましょう。