- ベストアンサー
不良債権処理に証券化?
質問タイトルの通りなのですが、 不良債権処理に証券化をするメリットとデメリットは何ですか? 不良債権を証券化する事で、ファンドや投資家は底値で取得でき その後の状況を見て高値で売却できるので 市場が存在するのでしょうか? 何方か教えて下さい。 宜しくお願い致します。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
CDSのことでしょうか? メリットは、 発行する側にとっては、 証券の売却によって資金を得ることになり、 貸し倒れなどのリスクを減らせる。 購入側にとっては、 利率の高い投資商品になる。 デメリットは、 購入側にとって、不良債権の価値が0になることで、証券価値も0になる。 サブプライムローンなどの問題は、 株式、先物、オプション、商品など公的市場で売買されたものではなく、 安易に売買できないこと (流動性の問題) 複数の債権(国債など)と組み合わせて売買しているので、 価値がわかりにくくなっていること。 (透明性の問題) 金融商品を多く作れば、発行側には権利と引き換えに資金が入り、 得た資金を信用として、さらに金融商品を売れば、どんどん大きくなっていきます。 購入した側も権利の価値が大きくなることや、利回りを受けることで利益を得ることになります。 しかし、今回のように元のローンが急上昇して返済不能が増えると、 買い手がいなくなり、売りが殺到します。 売りたくても売れないということは実質上の価値は0になります。 (公的市場では多くの人が参加していますので、それなりに価値が付きますが) 企業は時価会計ですので、企業の存続を図るために、 売れるものを売っていきます。 そうすると株価などが下がることになり、 さらに売りを誘って、いろんな金融商品が下がることになり、 金融危機が訪れます。 その後、経済が回復して生き残っているなら、 高値で売却も可能だと思いますが、 リーマンのような大手がつぶれるような状況なので、 ルール自体が変わってしまう可能性も高いかと思います。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%AF%E3%83%83%E3%83%97
お礼
回答ありがとうございました。 知識が無い為に何度か読み直しましたが、理解できました。