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韓国の歴史ドラマの女性のかつらの変化について
韓国の歴史ドラマをみて気がついたのですが、王宮での女性のかつらが19代王スクチョンの頃まではでっかい頭だったのに、21代のヨンジョ王の頃からシンプルな頭になってます。 かつらが大きい程身分が高いということだったらしいですが、かつらのあまりの重さで首の骨をおってしまった女官がいたとかいう話もどこかで読みました。 具体的にどんなことがあって誰の命令によって変化したのでしょうか? 教えてください! 韓国人の方であればわかるかたがいらっしゃるかな。。とこのジャンルに投稿させていただきました。宜しくお願い致します。 宜しくお願い致します。
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韓国人ではありませんので、回答を寄せることは申し訳なく思うのですが・・;;; >具体的にどんなことがあって誰の命令によって変化したのでしょうか? 1756年・朝鮮王朝21代英祖(ヨンジョ/1724-1776)の時代、貧富の差が激しい中 士族・貴族・王族の婦人達による華美に走り過ぎたカチェに対し「カチェ厳禁」のお達しが出されたのだそうです。にも関わらず、後年又流行り始め、結局1788年・正祖(チョンジョ/1776-1800)の時代に、臣下の意見により(正式に)制定した、ということだそうです。 http://www.encyber.com/search_w/ctdetail.php?masterno=2344&contentno=2344 具体的なことは韓国NATEのQ&Aに同じような質問があったので・・・ http://ask.nate.com/qna/view.html?n=6304109&sq=%C1%B6%BC%B1&bw= それを簡単に和訳すると、質問文にもあるようにカチェで亡くなった例がある、として (1)『ある時13歳という幼い花嫁が(満11歳~12歳)入って来た姑に挨拶しようと立ち上がったら、カチェが重すぎて首の骨が折れてしまった』という話を紹介しています。 (首にかかった重さを他のQ&Aで見ると(↓参照)、飾りの宝石等も含めると実に7~10kg。・・・バランスも取り難い上に、まだまだ幼い身体では首の骨が折れてしまうのも有り・・・なのかな?と思いましたね) (2)「嫁」を迎えるのに、高価であったカチェを準備できなくて 6~7年後にやっと迎えられる場合も少なくなかった、と記録にもあると。(正祖/チョンジョ実録26巻,12年10月) (3)貧民層の者で、髪の毛をカチェ用に売った為に 坊主頭を布で隠していた、というのも。(これは他の記事からです) 最後に文中の赤文字にあるように (4)近頃、士大夫(士族・貴族等)の贅沢がますます激しくなり、婦人の一つのカチェにそしてその装飾に すなわち大金を投じ、そしてお互いを手本とし(際限なく)華美に走り過ぎる。 ので これを禁ずる。そして赤文字の最初の文に戻りますが、『士族婦女のカチェを禁じ、ゾックドリ(↓参照)にてその代わりとする。』(英祖/ヨンジョ実録87巻, 32年正月)と。 時代劇に観るカチェの変遷 http://blog.naver.com/mhpk?Redirect=Log&logNo=150024054766 朝鮮王朝 歴代王 http://www.hanryu-jidaigeki.com/ousama.htm カチェの重さ http://kr.ks.yahoo.com/service/ques_reply/ques_view.html?dnum=IAB&qnum=5651885 ゾックドリ http://images.google.co.jp/images?rls=ig&hl=ja&q=%EC%A1%B1%EB%91%90%EB%A6%AC&lr=&um=1&ie=UTF-8&sa=N&tab=wi おまけ?Vogue.co.kr http://www.vogue.co.kr/inmagazine/index.asp?menu=07&ins_no=291 以上ご参考になれば・・・ですね。
お礼
Pomona_gcさま すばらしいご回答ありがとうございます! ずーっと気になっていたことなので胸がすっきりしました。 私はハングルが読めないので和訳までしていただいて。。 本当に恐縮です。