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俳句の季語 「山微笑」の読み方
春の季語に、「山笑う」「山笑ふ」がありますが、 高橋睦郎氏の俳句 「山微笑そのさざなみや空渡る」の「山微笑」も 「やまわらう」と読むのでしょうか? それとも、文字そのまま「やまびしょう」と読んでよいのでしょうか?
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根拠があるわけではないのですが、「やまわらふ」と読むのだけれども、詩人の高橋睦郎氏の作であるだけに、文字として見た場合の文字の面白さも考えて「山微笑」という漢字を当てたのではなかろうかという気がします。 「やまびしょう」と読むのであれば、耳で聞いた感じが、ただちに「山笑ふ」と結びつかなくて、頭の中で文字を操作してから初めて理解するという、面倒なことになります。 もしも特殊な読み方をして欲しいのであれば、振り仮名とか註とかが必要になってしまいます。 ということで、あくまでも私見に過ぎませんが、私としては、すなおに「山笑ふ」と読むのではあるまいかという気がいたします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 高橋氏は詩人だったのですね。 恥ずかしながら存じ上げませんでした。 ならば「笑う」に「微笑」を当てるのも納得です。 実は、この句が引用されている文章を朗読することになっており、 「山わらう」と読んでいいんだよな。。。と思いつつ自信がなくて 迷っていたのですが、これで自信を持って読めます。 どうもありがとうございました。