ベストアンサー 原子吸光分析法では、気体を試料としたい場合はそのままではなく、溶媒に溶かさなくてはいけないのでしょうか。 2009/05/12 18:38 原子吸光分析法では、気体を試料としたい場合はそのままではなく、溶媒に溶かさなくてはいけないのでしょうか。その場合どういう方法がありますか。よろしくお願いいたします。 みんなの回答 (4) 専門家の回答 質問者が選んだベストアンサー ベストアンサー kgu-2 ベストアンサー率49% (787/1592) 2009/05/13 20:06 回答No.4 No1です。 >課題が出ておりまして吸光法において大気中の成分を調べる 課題の解答は、できませんので、ヒントだけ。というより、「溶媒にとかさないと・・・」と正解を書いておられるので。 また、気体の試料を吸光度法、なんぞは、下記のように非現実的な話なので。おそらく、「考えよ」という問いでしょう。 まず、吸光度法というのは、検出法の一つです。これは、液体試料が対象で、気体や固体には適応しません。それを念頭に刻みつけてください。 原子吸光は、金属の濃度を測定します。気体=大気中に存在しても、試料は液体に溶解する必要があります。 Hg気体なりやすいのですが、空気中のHgをそのまま測定できるのではなく、やはり水溶液(試料を灰化するので、強酸ですが)にします。 気体のまま測定するのは、ガスクロという装置があります。ただ、検出に吸光法というのは、見たことがありません(感度が悪い)。もちろん、特別に開発する、というのなら不可能ではありませんが、感度か悪すぎて微量の試料は測定不能、で非現実的です。 すなわち、気体の試料を吸光度で、というのは非現実的が結論です。吸光度ではなく、たとえば、熱、水素炎、ECD、などを利用し、近年はMSに接続、も珍しくありません。 したがって、気体のサンプルを溶液にし、○○LC(課題だそうで、2文字はご自分で)で測定します。吸光度法は、検出器に一般的にこの原理を応用しています。 この場合、一番難しいのは、一定量の気体をどのように捕集するのか、かもしれません。 質問者 お礼 2009/05/14 08:37 ご回答ありがとうございます。詳しくお教えいただき大変参考になりました。気体の場合はやはりガスクロの方が一般的だと分かりました。おかしな質問でしたがお付き合いしていただきまして、ありがとうございました。 広告を見て全文表示する ログインすると、全ての回答が全文表示されます。 通報する ありがとう 0 その他の回答 (3) km1939 ベストアンサー率33% (59/176) 2009/05/13 13:06 回答No.3 No.2ですが再質問に回答いたします。 (1).自ら発生させたものを測定すると言うことですか→その通りです。 (2).バーナ不要と言うことは吸光度光度法を用いることになりますか →原子吸光法はバーナが吸光光度計のセルと同じ役目で、光源 からの光をセルであるバーナの中を通過します。従って 吸光度光度計と同じく-logTで表示いています。 つまり吸光光度計を用いると同じことです。 質問者 お礼 2009/05/14 08:29 ご回答ありがとうございます。大変参考になりました。気体は吸光法を用いることはあまりないみたいですね。貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。 広告を見て全文表示する ログインすると、全ての回答が全文表示されます。 通報する ありがとう 0 km1939 ベストアンサー率33% (59/176) 2009/05/13 10:18 回答No.2 JIS K 0102 [工場排水試験法] 水銀の還元気化原子吸光法と言うのが あります。試料を塩化すず(II)で水銀(II)を還元する。この溶液 に通気して発生する水銀蒸気を原子吸光253.7nmで測定する。 となっていますがこれは水銀専用機ですが原理的には、気体もうまく ホーロカソードランプの通路に導けば測定可能だと思います。 ただし、バーナは不要で気体を発生する装置をうまく利用すること です。 質問者 お礼 2009/05/13 11:59 ご回答ありがとうございます。この場合ですと環境大気ではなくて自ら発生させたものを測定することでよろしいのでしょうか。バーナーが不要ということは吸光光度法を用いることになりますか。 申し訳ありません、ご教授お願いできますでしょうか・・・ 広告を見て全文表示する ログインすると、全ての回答が全文表示されます。 通報する ありがとう 0 kgu-2 ベストアンサー率49% (787/1592) 2009/05/12 20:03 回答No.1 >溶媒に溶かさなくてはいけないのでしょうか。 機器は、個体、液体、気体のどの状態の試料というのは決まっています。 原子吸光は、液体のみ。 >原子吸光分析法では、気体を試料としたい 気体を原子吸光で測定、なんぞは、普通の人は思いつきませんが・・・。はっきり言えば、根本的な勘違いがあるという印象を受けます。気体中の何を測定したいのか、書いて下さい。 質問者 お礼 2009/05/13 11:54 返事が送れて申し訳ありません。ご回答ありがとうございます。 おっしゃられたとおり文献を読んだところ溶液の場合でと記されておりました。 課題が出ておりまして吸光法において大気中の成分を調べることです。もしかしたら大気を採取して、溶液へと溶かしそれで吸光法を用いればどうかと考えて質問しました。初心者でおかしいかもしれませんが、ご指導よろしくお願いします。 広告を見て全文表示する ログインすると、全ての回答が全文表示されます。 通報する ありがとう 0 カテゴリ 学問・教育自然科学化学 関連するQ&A 原子吸光分析 原子吸光分析で原子線の線幅が極めて狭い理由を教えていただきたいです。 原子吸光分析法 原子吸光分析法でカドミウムCdの濃度が1.5ppmの標準試料を測定したところ、吸光度は0.130であった。純水を使って同じ手順の測定を行ったところ、0.004の吸光度を示した。ついで、カドミウムを含む実験排水を同じ条件で測定したところ、吸光度0.085となった。実験排水中に含まれるカドミウム濃度を求めよ。 分からないので教えて下さい。 よろしくお願いします。 原子吸光分析装置の正しい使い方 今うちの会社で使っている原子吸光は島津さんのAA-7000です。 質問(1)脱脂剤の分析をしているけど、前処理をする装置がないので、 前処理をしなくて分析しています。かなり濃いアルカリ液を装置に吸い込み 分析しています。なので、バナーをいつも1Nの硝酸で洗っています。 このまま毎日バナーを洗うと、バナーがいつまでもてるかとても心配です。 脱脂剤をそのまま分析する時、バナーを長持ちするように使うにはどうすれば良いでしょうか? 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