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経済学に詳しい人の質問です!
いま、少子化が進んでいる中、新設大学が毎年ぞくぞくと開設されています。需要が減っているのに(これからも減り続ける)、供給がふえていく、この現象は、大学で習った経済学の想定している合理性に反している気がし ますが、経済学的にどう説明されるのでしょうか?経済学は発展途上の学問 なんていわないで解説してください!!
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大学は企業が利益追求のために設立している訳ではないので市場原理は通用しません。 新設の大学の多くは地方に設立されているはずです。 政治家には建築会社に仕事をやりたいという思惑がある。 地方公共団体には地域の活性化の核にしたいという思惑がある。 地元の名門高校には付属大学を設立して卒業生をそのまま入学させて授業料を取れば良いという腹づもりと大学を持つことで学校としての格を上げようとの思惑がある。また、地元の名士もバカ息子でも行ける大学が出来るということで寄付をする。 こんな思惑が入り交じって大学乱立という事態になっています。 経営にいきづまるところも徐々にでてくると思います。
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- tosembow
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50年100年というような長期ではともかく、10年20年というスパンで見れば、「需要が減っているのに(これからも減り続ける)」という前提が必ずしも正しいといえないでしょう。少子化は進んでいますが、大学進学率は上昇していますから、実際に大学に進む人の絶対数はそれほど落ち込んでいません。高校卒の就職求人状況は惨憺たるものですから、「とりあえず大学行っておこうか」と考える人は増加傾向だと思います。 大学関係者も危機感を抱いてはいますが、魅力ある大学にすればまだまだいけると考えているのでしょうね。
お礼
ご回答ありがとうございます。需要が減るという前提に問題があるという 鋭い分析はたいへん勉強になりました。
お礼
生身の世の中は、学部で習う経済学のように単純ではない・・ということですね!(笑)