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発展途上国の経済成長と貧困の関係
発展途上国の経済成長と貧困の関係はどのようなものなのでしょうか? よく経済が成長すれば貧困が減少するということを聞きます。また世界銀行も発展途上国がGDP3%毎年成長すれば貧困が半減すると言っているようですがそれはどのような根拠からでしょうか? 経済成長したら一人あたりのGDPが増えて所得が上がって貧困から脱却できるという考えであっているでしょうか?
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安定した政治社会があって経済成長、もしくは安定した経済社会が可能になり、貧困は減少もしくは無くなる。。 安定した政治を確立するのを世界が助け合いをしようと言うのが国連の働きなら、、 安定した政治には、公平さが貫かれた健全な社会機能が必要に思う。。 子育て、老人社会の幸福が人間社会の叡智でしか作れないのかもしれない。。利己主義、個人責任、個人主義では、子供、老人は社会の影を背負わされることが多い。。 経済だけが成長しても、社会の機能として、子育て、家族、友人社会を含む人間性社会が荒んでしまっては元も子もない。。 経済も政治も技術も社会を良くする為の手段の一つに過ぎないし、あおれら手段の元に『哲学』がないと何もならないのを思う。。 例えば、、学力も生きる為の武器の一つだが、心無い者が学力を塾で要領よく得、資格、受験に勝っても、社会で悪用するなら、意味が無いと言うよりは『害』ではないでしょうか。。 そういう資格社会が世の中にブレーキと悪弊を齎してるのではないかしら。。 現場で役に立つ能力を測る資格、意味のある試験なら良いでしょうが。。
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経済学は存じませんが、昨年インドに滞在して見聞きしたことから考えてみます。 近年、急激に経済発展を始めつつあるインドですが、街を歩くと物乞いをする人が沢山いて、巨大なスラム街もあります。上下水道や発電所といった私たちが当たり前だと思っているインフラも整っておらず、川からは異臭がします。(こんな川で沐浴をしたら病気になってしまうのではないかと思うのですが、沐浴も洗濯もしてるんですねぇ。) このような環境で生活する人たちを助けるために、喜捨や日々の食事を提供することは彼らが今日一日を生き延びるために必要なことですが、それだけでは本質的には解決しません。本質的な解決とは、彼らが住む場所を得て、仕事を得て、彼ら自身の手で収入を得て生活していけるようにすることです。 住む場所を提供するために、すでにインド政府は大規模なローコスト住宅建築のプロジェクトを進めているそうです。そして、経済発展を促すことで国内に雇用の機会(仕事)を増やすことを最優先課題としています。経済が発展して、より多くの人が仕事を得て、仕事から得られた収入で食べて行けるようにする。これによって貧困から脱却する、これがインド政府の考えたシナリオなのだと思います。 良い仕事に付かせるために読み書き、算数からパソコンの使い方まで、幅広い教育にも力を入れているそうです。
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回答ありがとうございます。とても参考になりました。やるなインド政府。という感じです。インドも最近経済成長してきているようですがどうやらまだまだ貧困層がいるようですね。ただ政府がそのような対策をうっているのならば貧困撲滅もあと数十年で達成できそうですね。でもインドのあれだけの人口をカバーするのは至難の技のような気もします。
お礼
回答ありがとうございます。とても参考になりました。確かに経済が成長してもそこに政治などの基盤がないと貧困というものはなくなりそうにない気がします。かなり同感です。経済が成長すれば財政も黒字に転換して乳幼児の死亡率を下げたりメンタル面でも絶対貧困を減少することができるのではないかと思います。