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ジョン万次郎の後妻との離婚理由は?

ジョン万次郎は3人の女性を妻にしています。 1人目の鉄とは死別。2人目の琴とは離婚しています。 離婚の理由をお知りの方いますでしょうか?

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  • KITAIKKI
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回答No.1

 若い頃ジョン万次郎について、アメリカ側からの視点で書かれた本を読んだことがありましたので、懐かしさもあって調べてみました。正直これだけの有名人なんだから簡単に分かるだろうと高を括っていましたが、ところがどっこい、意外なミステリーが立ちはだかってしまいました(大袈裟ですみません(^_^;))  万次郎に関して書かれた書籍は、私が県立市立両図書館で把握しただけで20数冊ありました。もちろんこれで全てだとは言いませんが、めぼしい資料はほとんど眼に通しました。その結果、まず約半数が児童書で参考にはなりませんでした。他の半数に万次郎の結婚生活に関するそれらしき記述を調べたところ、不思議なことに2番目3番目の妻に関しての記述は判で押したようにどれも皆無でした。  万次郎の資料のほとんどには巻末に個人的な年表が添付されていましたが、その中にも最初の妻鉄に関しては、病死」とか「麻疹にかかって病死」と書かれていますが、後の二人の後妻については省かれているんです。いや、あえて無視しているかのような印象さえ受けました。  かろうじて中日出版社から出された万次郎に関する資料の巻頭に(ほとんどの万次郎の伝記は、代々の『直系子孫』が著しているようです)、万次郎の家系図が記載されており、そこに初めて鉄以降の二人の妻と、その間に生まれた子孫が載っておりました。しかしこれも不思議なことに鉄との間に生まれた子孫は現代の5代まで連綿と書かれているのですが、他の二人の妻にかんしては万次郎との間に生まれた子供だけの記載に留まっています。そして「なぜだろう?」と意地になった私です(笑)  ここからは私の勝手な憶測ですのでご了承ください。  いくつかの資料のあとがきや謝辞に気になる文言がありました。それは「直系の子孫である○○氏のご協力に感謝…」とか、「○○氏(鉄との間の子孫)より貴重な歴史的資料をお借りでき…」などという文言です。つまりうがった推測をすれば、「ジョン・中濱万次郎」という歴史上の著名人にそうそう幾つもの家系図があるのは如何なものかと考える人たちがいて、故意に鉄夫人以外の後添えにはお引取りを願おうという、そんな意志が働いているのではないかということです。  更に言えば万次郎が活躍していた時代は、後妻やその子たちの立場が非常に弱い時代であったことも何らかの影響があるのかもしれません。簡単に言えば先妻の立場、ひいてはその子たちが持つ絶対的な権利が子孫にまで連綿と受け継がれているのかもしれません。  つまり「ジョン万次郎」の直系は鉄夫人との間にできた子々孫々だけであって、そのほかはあえて無視しようという力が常に働いているのかもしれないということです。そして今後も万次郎に関する何らかの研究や書籍を記述しようとする者や機関は、その「直系」が所有している貴重な歴史的資料が絶対に必要なはずですから、その無言の「力」に従わざるを得ないのかもしれません。  とはいえ、付け焼刃的な私の回答に大きな誤解もあるかもしれません。この駄文を読んだ世の賢兄諸氏が、「しようがないな、こんなとんちんかんな解答書きやがって。ちょっとまともな回答でも書いてやるか」といって、私の疑念をも晴らしていただければ嬉しいのですが。  回答も書かずに勝手な憶測だけでこんなに長々と申し訳ありませんでした。とはいえ、あなたの質問でちょっと知的な探求で楽しんでしまって、後ろめたい私です。どうかお許しください。(^_^;)  

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