漢字の長所と短所を見る気がします。簡潔に表現できる点や造語力に富むところは確かに長所ですが、説明不足になるという短所はありますね。
もう一つ、漢字制限の問題があります。 yu8allegro さんがおっしゃるように「障碍」が本来の書き方でしょう。さしさわり(障)とさまたげ(碍)の意味を合わせて「障碍」と言ったのですが、これは「障害物競走」の場合もたぶんそう書いたと思われます。(確かめてはいません)「碍」の字が「当用漢字」(今の「常用漢字」の前身)に入らず、その場合、仮名書きにするか、書き換えにするかの方法が採られたのですが、書き換えのとき「害」にするとは困ったことでした。「碍子」という電気の絶縁器がありますが、これはさすがに「害子」とは書けず、そのまま使うか、「ガイシ」と仮名書きすることも行われているようです。
さらに質問者も含め、他の方が触れていられるように、漢語の簡潔さ故の短所もあります。「障害を持つ」の意味か、「障害を与える」の意味か分からない点ですね。
それから、プレスコードというのでしたか、本来日本語にあったそのものずばりの表現を避けるようになったこともあります。「障害者」という語はそこからうまれたのでしょう。ある言い回しの中では平気で使っているのですが。
あれこれ言いましたが、蛇足を一つ。「亡命」という言葉の意味、未だに分かりません。「革命」と同じく、中国の「天命説」からきたのであろうとは思いますが、「命(めい)を亡(うしな)う」とは分かりにくいですね。
お礼
回答ありがとうございます。 確かにいわれてみれば・・・ですね。 言葉って難しいですね。 最近、あるサイトで回答者として顔をちょくちょく出すのですが、言葉の使い方ってのは本当に難しいものだと感じます。 声の場合はトーンで意味を変えたりもできるのですが・・・。
補足
>yu8allegro様 >sanori様 回答は出ていますが、今日一日様子を見たいので、まだ締め切らずに置いておきます。 他の方の考えにも触れてみたいのです。 様子をみて、他に回答がでてこないようなら締め切ります。