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祭祀継承者と相続人の違いの実態
本などを調べると祭祀継承者(墓などを継ぐ人)と遺産相続人は全く別となっていますが実際はどうなのでしょうか? というのは、私は長男ですが全国規模の企業に就職したため、家も結局実家から 5km位離れた所に自分で建てました。(やはり現在単身赴任で遠いところに居ます) 次男は地元に就職し、家も実家敷地内に 建てています。そういう状況なのでまだ何も決まっていませんが私は両親になに かあった場合は次男に頼る点が多いので遺産はなるべく次男に譲ってもらおうと 考えています。一方、私の感覚としては墓などの継承は長男である自分がしたい と思っていました。ところが最近家内と議論になり家内は「遺産を継ぐものが 墓もめんどうみるべき。墓などの管理はそのまま自分達の子供達にも影響するし 自分も次男の関係の親族で嫌いな人がいるのでかかわりたくない」との事。 確かに通常はその家の後継者がそのまま祭祀継承者になるのが多いと思いますが 実際のところはどうなのでしょうか? 皆様の実際を教えていただければありがたいのですが。
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遺産相続は実子(養子がいなければ)が均等に相続する権利を持ちます。 配偶者も。 これは民法で規定があります。 祭祀は、思想の問題であって、なにも規定はありません。 お墓が財産というわけでもないし、お墓を守らなければならない、ということもない。(べつに先祖はお墓にいらっしゃるわけではないから、お墓の守をしないからといって罰当たりではない) 法定相続ぶんと別に、遺言などで指定できるぶんがありますから、ご本人の意思で ○○については誰に譲る、というのをハッキリしてもらうのが一番だと思います。
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何度も失礼します。書きかけで中断をされるので・・ 舅も、長男という事もあり、ずっと長男の役目で墓は、がんばってきたといいます。実際親の老後の面倒をみたのは、妹で、妹がわずかな遺産は継ぎましたが、これは、もう、既に、皆が、遠方にいた為です。 舅も、自分は、その墓に入るといってい、後は長男の、主人に任せるといっていたのですが、私達夫婦が、なんの縁もゆかりもない土地の墓を継承するとまどいと、私達夫婦の決断でまた違う土地に新居を構え、一から努力をしているのを、折にふれ、語っていたところ、既に墓を継ぐ人がいなくて、 廃止をしていた、舅の現在の彼女が、生きている人間が、なくなった人によって、生活や人生を左右されるのはよくないと、時代は変わっているし、 変わっていっていいのだと、説得してくれました。 物見遊山で遠くに、いくのもいいのかもしれない・・と思ってはいたのですが、荒れるいる現状をやはり(草刈とかが、できないので・)目の当たりに して、やはり、祭祀の継承は、近くに子供が住居を構えて生活しているうちはいいけど、今後は長男すら遠方に活躍する時代なのだから、流動的に、 長男が継承が当然という考えではなく、された方がいいのではないかと思います。 私とて、舅が、墓を無くすと決めた後、どれだけ気落ちしていたか、知ってますので、軽々しく、今まで、決めていた事を覆せると思っているのでは ありません。でもどうぞ、賢く、後々の事も考え柔軟に対処して下さい。
お礼
やはりいろいろなケースがあるのでいちがいにはこれといった 解決案がないのがよくわかりました。 皆様の貴重なアドバイスを参考にして、家族で話し合っていきたいと 思います。どうもありがとうございました。
実際、主人の親の場合、地域よりでてしまった舅が墓を継承しているために、無縁仏になりつつあり、今後墓を永代供養し、無くす方向です。 私達夫婦も、(舅も無理なのですから、遠方からお金だけは送り続けていたようですが)いちどもいったことのない土地のお墓を、継承するようにいわれても困るので話合いの結果、遠方で管理ができない、 今後、墓のある土地には、だれも移り住む予定がない、ますます、墓の管理は行き届かないので、33回忌を最後に、廃止する予定なのです。 ご先祖様には、大変申し訳ないけど、祭祀継承者は、近くにいる事が前提だと思います。転勤族の長男さまの息子様たちもきっと、維持しきれなくなる事があるでしょう。それでも、親がしてきたのだと、50年くらいはがんばっても、その息子さん達は????きっと、私達と同じ経路をたどるか、その時点で、苦労すると思います。
では、実家に近い土地にいる弟さん夫婦が、新しい墓をご自身で用意され、 先祖のお墓の継承を長男である質問者様がするのですね。 私が奥様なら、やはりちょっと、反対します。 近い方がいいです。お墓の管理者は。確かに、兄弟と同じ墓に入るわけではないけど、家にいる人間の心情としては、墓を守るという事は、いろいろな行事ごとや、墓に直接ゆく機会ができてきます。実際遠い為に、主人の実家はおろそかになり、あれてゆきます。管理が行き届かないんです。 そういう実際は考えられてますか? 両親の面倒をみられている弟さん夫婦が、葬式等は参列者で、主催者は 一緒に暮らしていない長男さんが、弟さん夫婦の家で葬式、告別式を主催するのですか?それとも、自分の自宅で?お寺さんで?両親はあなたの家から 送り出すのですか? 私の田舎も古いのでいろいろな例があります。次男、3男が継いだ例もあります。面倒もみている例も、でも、外にでた長男が、お墓もり(祭祀の継承権だけもってゆく、これも、財産の一個だそうですよ)というのはきいたことがありません。 かなりびっくりです。
- tino
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返答をいただいたので、ついでにもう一言。 貴方が生家を離れているからと言っても、ご長男の貴方が 祭祀継承することは非常識には当たらないと思いますし、 むしろ常識的(というか今では古風)とも言えるりっぱな 考えをお持ちだと思います。 前回の回答も決して非常識だという意味ではありません。 今のお住まいも、ご生家からさほど離れていないようです から、当然菩提寺もそう離れていないですよね。 貴方にはしっかり管理する意志がお有りなんですから、弟 さんにその旨相談した方がいいんじゃないですか。 奥様にも、弟さんの親族にお嫌いな方がいても、墓までは 一緒じゃなくなるんだし、ということでどうです?(^^)
お礼
ありがとうございます。ちょっと自信がでました。 家内とも一度話してみたいと思います。
- tino
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確かに遺産の相続と祭祀の継承は別の話ですよね。 観念的な話ですが、墓を継ぐ者は=イエを継ぐ者である。のではないですか? 遺産はイエを継ぐ者以外にも分配されますし、全くの他人に遺言によって遺贈される場合もありますよね。 イエとはつまり氏であり先祖伝来の田畑ですから、その土地と家を守る人が祭祀を継承するのではないでしょうか。 あなたの場合も、実家で暮らす弟さんが祭祀を継承するのが自然な気がしますし、私の周りではそういう例が多いです。 祭祀を継承しないと言っても、あなたのご先祖様であることは間違いないですから大事にしましょ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 やはり規定上では相続と祭祀継承は別物だが 実地は一致するのが普通なのですね。 でも私としては通常祭祀は長男が継ぐのが常識との観念があるので もう少し相続と祭祀継承が別物のケースがどの位常識はずれなのか 知りたいと思います。
お礼
私は全く同意見でした。ありがとうございます。