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国鉄色気動車

「国鉄一般色」と「国鉄標準色」って 何が違うのですか。

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  • PAP
  • ベストアンサー率62% (1578/2526)
回答No.2

きちんとした定義のある用語として国鉄内で使用されていたかどうかはわかりませんが、書籍や模型の世界ではよく使用される言葉です。 以下は、一般的な解釈としてご理解下さい。 特急には特急券が必要ですし、急行には急行券が必要です。 車両についても、特急に使用する特急形、急行に使用する急行形があり、それ以外の普通・快速列車に使用する車両を一般形といいます。 車両の塗り分け・色彩のうち、特急形に使用するものを「特急色」、急行形に使用するものを「急行色」、一般形に使用するものを「一般色」といいます。 また、国鉄時代は車種ごとに全国で統一した標準的な塗り分け・色彩が決められており、このパターンを標準色といいます。 気動車の場合、全国標準から外れた1色塗りの首都圏色などが別パターンとして有名です。 旧型国電などでは、例えば新潟地方で採用していたデザインを新潟色などといっていました。 特急や急行に対しては、ほとんど地域性のあるデザインとなることがありませんが、一般形に対しては地域性を持たせた上記のような例もありますので、標準色・首都圏色といった使い分けをすることが多いようです。 備考1: 特急形を普通・快速などに使うなどしてもいいのですが、規則では特急形以外で特急列車を運転する場合に特急料金を割り引くことになっていますので、特急に急行形や一般形を使うことはほとんどありませんでした。 急行についてはこのような規則がないため、一般形を使用した例もある程度ありますが、急行列車の本数自体が減り続けたため、急行形車両が足りないことはあまりありませんでした。 備考2: 電車については、架線から供給される電気の直流・交流や交流の周波数などによって、外観から走行可能な機器が搭載されているかどうかを容易に判断できるようにするため、車種ごとにデザインもワンポイント的に変更されたり(ボンネットで有名な特急車両ではヒゲの有り無しやスカートの色など)、山手線色や中央線色など線区によってカラーを変えたりしていましたので、一般形車両については「一般色」「標準色」といういいかたはあまりしません。

noname#89172
質問者

お礼

とても丁寧な回答ありがとうございます。

その他の回答 (2)

  • kuma-gorou
  • ベストアンサー率28% (2474/8746)
回答No.3

「ブルートレイン」が固定編成客車寝台特急の総称(昭和40年頃、鉄道雑誌で使われ始め一般化したと言われています)であるように、「国鉄標準色」「国鉄一般色」も一般名称で定義がある訳では有りません あえて言うなら、1956年に、国鉄車両に使われる塗装の色を「何色何号」と言うように見本帳として作成されたのが「国鉄車両関係色見本帳」を「国鉄標準色」と呼んでいるようです。 1980年代に入ると、地域の事情に応じたカラーに変更されていきます。 1976年には省力化のため、首都圏の一般形気動車に朱色5号一色とすることが決まり、通称「首都圏色」と呼ばれ、地方にも波及していきますが、これらは「国鉄標準色」とは言わないようです。

noname#89172
質問者

お礼

本当にありがとうございます。

  • sss457180
  • ベストアンサー率34% (398/1162)
回答No.1

一般色って、特急や急行ではない、キハ52や20などの一般気動車の 国鉄色のことで、標準色は普通列車や気動車に限らず国鉄現役時代の 車両の鉄道色全般のことを指してると思います。 あくまで俗称ですので明確な決まりはないかと。

noname#89172
質問者

お礼

そうなんですか。 わかりました。

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