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電池とは
電池とは、文字通りに解釈すれば、「いざ電気がほしいと思ったとき、”外部からエネルギーを供給しないでも”、電気を届けてくれるもの」だと思います。 そういうことで、わたしは、「太陽電池」や「燃料電池」を電池と呼ぶのは間違っていると思います。 正確には「発電器」または「発電素子」というべきではないでしょうか?
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- htms42
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#4です。 質問者様の質問は「電池」という言葉のイメージに由来するもののようですね。 #4には電池は電気を溜めているのではない、反応物質を用意しているだけだと書きました。閉じた回路を作った時に初めて反応が起こり、電気が流れるのです。電気を溜めているのは蓄電器(コンデンサー)だと書きました。 「電池」は日本語です。英語のcellやbatteryには電気を溜めているという意味は含まれていません。作る立場にいるところで作られて言葉か、使うだけの立場にいるところで作られた言葉かの違いが現れているように思います。使う立場で不思議な装置として受け止めたからそういう言葉になったのだろうと思います。 cell という場合には反応容器の意味です。自動車用の電池は1つ2Vの電池を組み合わせて12Vとか24Vとかにして使っています。この組み合わせの1つがcellです。cellは細胞という意味にも使います。太陽電池に対してcellを使うのは小さな基本単位からなるものという意味合いも含まれているように感じます。solar batteryとは言わないようですから。 battery という場合は組になった装置の意味のようです。野球のbatteryと同じです。投手と捕手のペアーのことでしょう。cooking batteryというのが台所用具一式の意味だそうですから大工道具一式と言う場合にも使うことが出来そうです。batteryは組になった電池の構成要素を表しているのでしょう。どれかひとつでは電池になりません。どれが欠けても電池になりません。 充電式の電池を特に蓄電池と言うことがあるのも混乱の原因のひとつでしょう。「鉛蓄電池」といいます(中に液体が入っているのでよけいに「池」のイメージが増幅しているのかもしれません)。電池という言葉を今更変えるわけには行かないでしょうが蓄電池という言葉は使わない方がいいだろうと思っています。充電式の電池に対しては二次電池という表現が使われるようになっていますから「蓄電池」という言葉は使われなくなっていくのだろうと思います。
- ohkinu1972
- ベストアンサー率44% (458/1028)
「電池」と称した意図は、「電気をためる(たまっている)もの」ではないかと思います。 そういう意味では「太陽電池」は違うように思えます。 正確には「太陽光発電器」でしょう。 「太陽電池」と称した理由は、当初発電と言うには量が少なく、 どちらかと言えば従来の電池の置き換えの用途で使われたせいではないでしょうか。
- htms42
- ベストアンサー率47% (1120/2361)
普通「電池」というときは「化学電池」を意味しています。 燃料電池は化学電池ですが太陽電池は違います。 発電素子という言葉を使うのであれば化学電池も太陽電池も両方に対して使うことが出来るだろうと思います。 私は化学電池を 「化学反応に伴う電子の移動を外部回路に取り出して利用する装置」 だと定義しています。 化学反応に必要な反応物質(酸化剤、還元剤)があらかじめ容器内に用意されているというのが普通の電池のイメージです。ポータブルというイメージもここから出てきます。燃料電池は反応物質の量が多いので小さな容器に入れて用意するというものではありません。建物全体が電池であるというような場合もあるようです。燃料電池を電池から外すというご意見はこういうところから来ているのではないでしょうか。 容器内に用意することの出来る反応物質の量には限りがあります。全て反応してしまえば電池としては終わりです。 反応が終われば捨ててしまう、反応物質だけ詰め替える、外部から電気エネルギーを供給して逆反応を起こして元の状態に戻す、という3つの道があります。逆反応を起こすというのは充電するということです。充電可能な電池は二次電池と呼ばれています。自動車用の電池はその代表です。普通の乾電池は使い捨てです。燃料電池は詰め替えタイプです。 空気電池は反応物質があらかじめ容器内に用意されているのではないという電池の例です。酸化剤として空気中の酸素を利用することで小型化を実現しています。でも使い捨てです。 太陽電池という命名はどういう流れのものかよく知りません。行きがかり上のもののようにも思います。 cellという言葉は初めは反応容器を意味していたように思いますので太陽電池solar cellのcellはcell=電池の意味が定着してから後の命名でしょう。 水力発電でも火力発電でも運動エネルギーを電気エネルギーに変えています。モーターの逆になっています。運動エネルギーのもとになるエネルギーの形態が異なるのです。 化学反応によって電気エネルギーを取り出すというのは電気分解の逆です。光が当たると電気が流れるというのは太陽電池です。 電気エネルギーはすべて他のエネルギーから変換されてでてきています。 電池の中には電気が溜まっているのではありません。 電気が溜まっているのはコンデンサーです。 蓄電器といいます。蓄電池と混同しそうですね。
お礼
だいぶ時間が経ちましたので締め切らせていただきます。 申し訳ないですが、あまり面白い回答がないので、今回はポイントなしとさせていただきます。 繰り返し丁寧なご高説をくださったことを感謝します。
- debukuro
- ベストアンサー率19% (3634/18947)
一次電池にせよ二次電池にせよ外部で化学処理によってエネルギーを注ぎ込まれています だったらあなたが言う意味の電池は存在しないことになります
お礼
質問の意図を汲み取っていただけなかったのが残念です。 申し訳ないですが、あまり面白い回答がないので、今回はポイントなしとさせていただきます。
- tiltilmitil
- ベストアンサー率22% (1871/8250)
「文字通り」といわれますが、どこが「文字通り」なのでしょう? 「電」気の「池」というなら、「池」は普通どこかから常に水が流れ込んでいますよね。
- SilverThaw
- ベストアンサー率32% (260/806)
むりやり日本語に当てはめてるからこその問題だと思います。 英語では太陽電池は「Solar cell」ですし、燃料電池は「fuel cell」です。 一般用語化しているものを言葉じりだけで議論するのは無意味ではないでしょうか? >そういうことで、わたしは、「太陽電池」や「燃料電池」を電池と呼ぶのは間違っていると思います。 >正確には「発電器」または「発電素子」というべきではないでしょうか? ということですが、 電池(乾電池など)も「化学反応により発電している発電機」という解釈もできますよ。
補足
繰り返し申し上げますが、「使用状態で、外部からエネルギーまたはエネルギー源を供給している(していない)」という点で、根本的に違うことにお気付きください。
補足
>・・・solar Batteryとは言わないようですから。 5,360万件架かりました。(^_^;) http://search.yahoo.co.jp/search?p=solar+battery&ei=UTF-8&fr=top_ga1_sa&x=wrt