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大量の脱気水の作り方
今度実験で、水槽内を循環させる大量の脱気水が必要です。 200リットル程度の脱気水を、なるべくお金をかけずに、簡単な装置で作る方法はないでしょうか? 実際に作っているという方、こんなのはどうだろうというアイデア、よろしくお願いします。
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No.2の70633です。自信なしですが HPLCの移動相を脱気するのに、超音波洗浄器に容器ごと入れて脱気します。 そのとき、容器の蓋を開放しておかないと、うまく脱気しません。 その際、さらに軽く減圧すると脱気は強化されます。 移動相の場合は、脱気しすぎると混液の構成が変化してしまうので、 禁物ですが、今回の場合は、水だけなので減圧を加えることは、 より効果的だと思われます。 循環水だということでは、水流によって気泡を抱きやすくなることから、 超音波だけでは心もとないと思われます。 超音波+減圧が良いのではと思います。 完全な密閉ができなくても、槽内の空気を吸っているだけでも かなり違うのではないでしょうか。
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- 9766
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真空式の温水ヒータはヒータ内部を真空にして沸騰温度を下げます。 蒸気と水の熱交換はとても効率が良い(水と水に比べて)のですが、溶存ガスが出てくるととたんに伝熱性能が低下します。 そのため、沸騰させながら抽気します。 槽を密閉できるなら、真空ポンプは2~3万円で購入できるかと。
お礼
ありがとうございました。 200リットルの脱気水を貯水槽と実験水槽とを繋いで、常に循環させて使う予定です。 実験室の貯水槽をうまく密閉できるかまだ分かりませんが、なんとかやってみようと思います。ありがとうございました。
- 70633
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200Lというと、ドラム缶1本ですよね、 仮に、ドラム缶に入った水を脱気するとすれば、 1.脱気する方法として一般的な方法は、超音波で振動を与えるのですが、 投げ込み型の超音波発生装置というのがありのす。 それを用いるのが簡単と思いますが、いかんせん高価です。 多分、数十万円するのでは、 2.密閉できる蓋をドラム缶に付け、缶内を減圧にする方法はどうでしょうか、 減圧するには、バキュームポンプで引っ張るか、大型のエジェクターを 自作するとか方法はいくつかあります。 手持ちの装置を活用して、考えれば何とかできるような気がします。
お礼
ありがとうございました。 投げ込みがたの超音波装置を使用した場合でも、容器の密閉でなきなくても大丈夫ということですか? 今実験室にある貯水槽を密閉できる方法はないか考えてみますが、ダメそうだったら、超音波発生装置を考えてみようと思います。
- kikero
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よく分からないので、目的を「気泡発生防止のため溶存ガス濃度を減らす」と仮定します。 (1)減圧 減圧にすると溶存空気は遊離しますが、結構時間が掛かるし、大きな容器では減圧度を上げられないので効率は悪いでしょう。 液クロ溶離液の脱気器はテフロン管の内側に液体を流し、外側を減圧して、液体側の溶存ガスをテフロン壁中を拡散させて外側に出すものです。 この原理を流用できないでしょうか? 液クロ溶離液用脱気器そのものを使うと、流量が少な過ぎて200Lをつくるには流しっ放しでも数日間は必要でしょう。 (2)加温後冷却 水を高温にすると溶存ガスの溶解度が減って溶存ガスが遊離します。 その後、空気に触れない様にして温度を下げれば、かなり脱気できます。 加温は、温度が高いほど、又、攪拌すると、効果が高くなります。 なお、「脱酸素」が目的であれば、違った方法が有ります。
お礼
丁寧な回答ありがとうございました。 目的としては、kikeroさんの仮定の通り、気泡発生防止です。 言葉が足らず、すみませんでした。 色々と試させていただきます。
お礼
ありがとうございます。 この方向で考えてみます