ロピタルの定理
大学1年生です。
手持ちの『理工系 微積分学』(荒井正治、学術図書出版)という教科書にロピタルの定理は次のようなものとあります。
lim(a,b)はlim_(a→b)
"!="は"≠"
"inf"は無限大
"+-"は+と-の複合
を表すとします。
1.
(a,b]で定義された微分可能な関数 f(x),g(x) が次の仮定を満たすとする。
(i) g'(x)!=0
(ii) lim(x,a+0)f(x)=lim(x,a+0)g(x)=0
または
(ii)' lim(x,a+0)f(x)=lim(x,a+0)g(x)=inf
(iii) 次式の右辺の極限が存在するかまたは+-infに発散し、次の等式が成り立つ
このとき、次式の左辺の極限が存在するかまたは+-infに発散し、次の等式が成り立つ。
lim(x,a+0)f(x)/g(x)=lim(x,a+0)f'(x)/g'(x)
2.
(1.で区間が(a,inf)かつlim(x,inf)の場合)
(ii)の場合の証明で f(a)=g(a)=0 と定義することにより fとgが[a,b]でも連続になるためコーシーの平均値の定理を満たすようになり…としていますが、
f(a)=g(a)=0 のような定義をしても一般的なのでしょうか。私にはそのようにならない関数を見つけられないのですが、本当に存在しないのでしょうか。
また、存在するとすれば、そのような関数の場合はどのように証明するのでしょうか。
質問が多いですが、よろしくお願いします。