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大使館員と総領事館員及びその家族の外交特権の違い

 大使館員と総領事館員には、 外交特権に違いがあるのでしょうか? また、家族についてはいかがでしょうか? ご存知の方、よろしくお願いします。

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  • nogul2n
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回答No.1

 ありません。外交旅券を持っていたら同じです。  外交旅券を持って赴任国に滞在する人について行く家族も、外交旅券を所持したら同じく外交特権を持ちます。    ちなみに~。  本国へ報告すべき情報をメモした紙・書類などをいつどこで入手するかわかりませんので、外国公安組織による身体検査・所持品検査などは一切拒否しなければなりません。  外国公安が「今一時的にテロ対策で特別警戒中ですから、全ての方にご協力願っております。」などと言葉巧みに身体検査を行なおうとしても、外交旅券所持者である旨を告げ断固拒否しないといけません。  ある時には身体検査・所持品検査などに応じ、ある時は応じなければ応じない時に「何か今日は持っているな」と疑われます。そうすると「今日尾行してね。」と言ってるようなものです。外交旅券所持者は常に外国公安からマークされている可能性を念頭に置いて日々の行動をしなければいけません。  家族も同じです。意味のある書類・メモなどを、頼まれて関係者に渡しに行くこともあります。ですので家族も日頃から、所持品身体検査などは全て拒否しなければなりません。  小説の中の話ではありません。現実の話です。  また、大使館・総領事館には外交旅券所持者だけでなく「公用旅券」所持者という人もたまにいます。  外務省からの派遣で勤務する人はほぼ外交旅券ですが、他機関所属の人が派遣されて勤務する場合のごく一部でこの公用旅券所持になります。(文部科学省・警察庁など他省庁の人は書類上、いったん外務省の所属に変えて外務省からの派遣としますので前者で、普通に外交旅券です。)文化庁からの派遣留学研究員の人などが文化庁の所属のままで行く場合の一部などがこれに当たります。大使館・総領事館員とは違いますが日本人学校の先生などもこれになります。  公用旅券は基本的に外交旅券に準ずる扱いとなります。