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大使と領事
先ごろ反日デモで日本領事館が被害を受けましたが、 大使と領事とはどうちがうのか教えてください。
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ウィーン外交関係条約に規定されるのが大使や公使で、ウィーン領事関係条約に規定されるのが領事です。 大使及び公使は国を代表しています。つまり国の出先機関ですね。大使や公使を受け入れるということは外交関係があるということになります。領事は、外交関係を意味しないので、相手国が認めれば国交がなくてもおくことができます。とは言っても国交がないとやはり置きにくいのか、弁事処とか代表部などという名称を使っていますね。 領事というのは、もともとは居留民を保護するため、現地の裁判権に服させずに、領事裁判権を行使するためのものでした。さすがに今は列強諸国であっても治外法権で、領事裁判権を行使する国はないでしょうが、その延長として、自国民を保護する仕事をしています。 違いとしては、特権の違いがあります。いずれも不逮捕権などはありますが、領事の場合は、大使などに比べて制約が大きいのです。 車のナンバープレートの種類も違いますよ。青地に白が外交官ナンバーで、白地に青が領事館ナンバーです。
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- andersen
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回答No.2
「大使」とは特命全権大使の略。外交使節中の最上位職のことです。 例えば、在米日本国大使とは、米国における日本国外交の総責任者ということです。 「領事官」の略で、条約国に駐在して貿易の促進・在留自国民の保護にあたる官吏のことです。 例えば、日本国領事は駐在している国で犯罪等に巻き込まれ、自力では解決・帰国できず日本国の援助等を必要とする自国民の保護をしたり、自国の旅行者が紛失した旅券を再発行したりする官吏のことをいいます。
質問者
お礼
回答ありがとうございました。
- rmz1002
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回答No.1
お礼
回答ありがとうございました。