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金属結合について

高校化学からの質問です。 「ある金属の結晶構造は面心立方格子であり、単位格子の一辺は3.52×10^-8cm、密度は8.85g/cm^3である。この金属の金属結合の半径を求めよ」という問題がありました。 この問題の“金属結合の半径”というものがわかりません。単に金属の半径ならば、ルート2×一辺の長さ÷4、で求めることができるのですが・・・。ちなみに解答は1.24×10^-8cmでした。これって金属の半径の値ですよね?“金属結合の半径”というのは誤植でしょうか? 宜しくお願いします。

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noname#116453
noname#116453
回答No.1

そもそも原子のサイズといったものをどう定義するかは難しい問題だと思います。境界がはっきりしませんし、よく、分子模型などにあるように、結合が出来る場合には原子がつぶれたようになったり(少なくともモデル上は)します。 で、ご質問の件ですが、実際に測定されるのは、『結合を作っている状態での原子間距離』です。これは、すなわち、『金属結合の半径』ということになります。ということで、「ルート2×一辺の長さ÷4」で求められるのは、金属の半径というよりも、『金属結合の半径』といった方が正しいでしょうね。

i-tad
質問者

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