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一石という単位で経済を考える
一石という量の単位がありますが、これをひとつの通貨単位としてとらえることにより、地理的・歴史的な制約を受けない経済把握ができると思うのですが、みなさんのご意見をおうかがいしたい。 例えば、今の日本では、一石≒200万円とみると、4人所帯の標準年間生活費が約800万円になるとか、中国での一月あたりの標準生活費が約2000元であるとすれば、24000元≒200万円つまり1元≒83円で現在の実勢レート15円と大きな開きがあることとか、今の日本のGNP500兆円は2.5億石で2.5億人の生活費をまかなうことができ、これが実人口の約2倍であることとか。
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- wisemensay
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回答No.2
江戸時代中期には約3500万石が生産され、人口も約3000~3300万人程度で推移していたと言われています。あくまで、全体としての数字から算出されたもので、加賀は100万石だから、100万人という数字にはなりません。 ただし、欧米で発達した教区記録から人口動態を推計する方法で日本では宗門改め帳を利用し、限定された地域での詳細な人口が推計されています。
- wisemensay
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回答No.1
石というのは、いわゆる米の生産量、石高のことですね。歴史学的には、石高は江戸時代中期には通貨単位として妥当性がありました。人間一人が年間に消費する米の量が約1石であり、当時の石高から人口が推定されています。 しかし、現在では石は通用しません。ご存じのように米の消費量は、減少の一途をたどり昭和35年の消費量を100とすると現在では半分になっています。通貨単位には、ある程度の普遍性、継続性と比較可能性が必要です。購買力平価がまだ妥当性があります。
お礼
ありがとうございます。 >当時の石高から人口が推定されています。 加賀100万石には100万人の人が住んでいたのでしょうか? >購買力平価がまだ妥当性があります。 購買力平価で、1人1年の生活費を、昔に倣って仮に1石としてみると、大きくてわかりにくい経済の数字が少しわかりやすくなるのではということなのですが。