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がん保険はかけなければならないでしょうか。
いつもご丁寧に回答してくださり、ありがとうございます。 私は現在、いわゆる簡保のみかけている34歳の男です。健康状態は良好と言えます。 先日、がん保険をすすめられました。すすめられる方によると「がんの場合、健康保険ではまかなえない治療があるし、入院も長くなる。だから、かけておいたほうがいい」ということでした。話を聴けばきくほど不安になってきたのですが、がん保険は本当にかけなければならないのでしょうか。 また、健康保険では高額療養費による療養費の軽減のみでは不完全なのでしょうか。 高額療養費(参考) http://www.sia.go.jp/seido/iryo/kyufu/kyufu06.htm いろいろなケースが考えられ、簡単にはご回答できないかも知れませんが、アドバイスをよろしくお願いします。
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がん保険に契約しなければならない……ということは、もちろん、ありません。 でも、契約した方が良い……とは、良く言われることです。 でも、number73氏が言われるように、他の保険に比べると、高額ともいえます。 一方、他の医療保険よりも、もらえる金額の可能性が高い。 入院給付金は1万円が最低ラインですし、無制限。 さらには、診断給付金、手術給付金、退院給付金、通院給付金などなど、盛り沢山です。 このようなことを考えるとき、 がんとは、がん治療とは、何か? という視点から考える必要があります。 例えば、近年、男女ともに増えている大腸がん。 早期発見の、ゼロ期(上皮内新生物)で発見できても、診断給付金、入院給付金などなどで、高額の給付金が受け取れます。 しかし、入院はせいぜい2泊3日、手術は内視鏡で切除。 放射線治療も、抗がん剤治療もなし。 これなら、普通の医療保険でも治療費を支払って、おつりがきます。 一方、早期発見できなければ…… 大腸の三分の一、半分を切り取るような大きな手術となります。 当然ですが、入院期間は長くなり、術後の放射線治療、化学療法が待っています。 さらには、転移や再発の心配もあります。 実際に、再発をすれば、再手術ということになります。 転移をすれば、場合よっては、転移部位の切除手術をする場合もあります。 新たな抗がん剤治療をする場合もあります。 このようなとき、通院などの治療費だけでなく、交通費や雑費など、何にでも使える診断給付金は、とても役に立ちます。 一方、多くの患者の方は、これからどれだけ治療すれば良いのか分からないという不安と戦わなくてはなりません。 術後化学療法を半年受けたとしても、再発・転移しないという保障はありません。 そのような苦しい治療をしても、「5年以内に30%は再発する」というような厳しいことを言われます。 これから、治療費がいくらかかるかわからないという状態におかれるのです。 お金さえ払えば、受けられる治療がある……となると、受けたくなるのが普通です。 つまり、数万円で終わる場合もあれば、それこそ何百万円もかかるところまで、千差万別なのです。 がん保険は、その何百万円というところを目標にして設計されている保険です。 二人に一人ががんになると言われている時代ですから、保険料も当然ながら、高くなります。 がん保険に価値を見出すか、どうかは、それぞれ皆さんの考え方次第なのです。 ただ一つだけ確実なことが言えます。 それは、がんになる確率がゼロの人はいない……ということです。 ならば、万一のことを考えて、早期発見だけには、気を使ってください。 早期発見できれは、ほとんどのがんは治療できます。 そして、健康はお金に変えられません。 大腸を半分切り取られて、死の恐怖と戦い、100万円受け取りますか? それとも、毎年、数千円払って、大腸がんの検診を受けますか? がん保険に入るか、どうかよりも、簡単に決められることだと思います。
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- number73
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NO4です。 医療保険とは民間の医療保険です。 繰り返しになりますが、がんは全入院患者の12%ほどです。 入院患者の88%はがん以外での入院です。 確率から言うと、全入院の12%の確率でなるがんに対して、 ほとんどすべての病気ケガに有効な医療保険と同額(またはそれ以上) になるがん保険の保険料は、高すぎるのです。 がんより治療の長引く病気は他にもあります。 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/02/4-1b.html ご質問者様ががんになるのかならないのか、誰も分かりません。 どんな病気になるのかも分からない。 病気になって、短期になるのか長期になるのか分からない。 だから1入院の長い医療保険があれば、 短期入院になっても長期入院になっても役に立ちます。
お礼
number73 さん、ご回答ありがとうございます。 医療保険は民間のものなのですね。
- number73
- ベストアンサー率38% (97/249)
厚生労働省の発表によると、 がんで入院している人は、全入院患者のうちの約12%です。 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/02/1-2a.html だからといって、がん保険の保険料が、 医療保険の12%の保険料で済むかといえば、そうではありません。 がんの入院患者とその他の入院患者の割合から考えると、 がん保険の保険料が高すぎるのです。 医療保険があれば、がんを含むほとんどの病気ケガに役に立ちます。 がん治療は高額になるとも言われますが、 がん診断給付金があれば、高額な治療費にも耐えられます。 通院や保険外診療も、ほとんどはがん診断給付金で支払えます。 がん診断給付金があれば、 あらかじめまとまったキャッシュを持っておけるので、 精神的な余裕も違います。 先進医療は有効ながんが限られているので、 必ずしも誰でも受けられる治療ではありません。 がんで入退院を繰り返す可能性があることから1入院の長い医療保険と、 がん診断給付金(100万円以上)、希望であれば先進医療、 これだけあればがん保険は不要といえます。
お礼
number73 さん、詳しいご意見ありがとうございます。 今、 http://allabout.co.jp/contents/print_gs_c/healthinsurance/CU20061130A/index/ こちらをプリントアウトして調べています。 ところで、number73 さんが仰る「医療保険があれば、がんを含む・・・」の「医療保険」とは、公的な社会保険のことでしょうか。それとも、一般保険会社の販売する保険商品でしょうか。 失礼しました。
- kensan39
- ベストアンサー率13% (227/1648)
癌保険は可能性が高い場合に入ると病気になったときに楽です 私は兄貴が癌で死にましたから 入りました 私の一族は死ぬときは癌ですが若くして死ぬ人は居ないです 男は70代ですし女は80代です でも全員癌です 発病して数年で死にます 若い人は親族に若くして掛からない限り必要は無いでしょう
お礼
kensan39 さん、ありがとうございます。 私の家系に癌を患った人は一人もいません。 また、癌での入院日数が長期にわたった場合、というふうにも宣伝されたのですが、よく考えると、それほど長期の癌入院というのもまれなのでしょうね。在宅治療が増えているということも聞いています。 アドバイス、ありがとうございます。
- usagikun2
- ベストアンサー率28% (52/182)
任意加入ですから貴方の考え方次第です。 ガンに成った時の事を想定してどうするか決めるだけです。 私の身近には、治療費が無いので自宅療養してる方も居ます。当然治療に限界が有ると思うのですが・・・まぁ今から加入は出来ないでしょうし時期を待つだけなのかなぁ~
お礼
usagikun2 さん、ご回答ありがとうございます。 確かに、考えれば考えるほど、すすめられればすすめられるほど不安になり、加入しなくては、と思ってしまいますがあくまで任意ですね。 私が癌になったとき、癌保険をかけていないとどれほどその後の家族の生活に影響があるのか。それをよく考えないといけません。
- zorro
- ベストアンサー率25% (12261/49027)
かけておくにこしたことはありません。先進医療が必要ながん治療の場合、健康保険は使えません。
お礼
zorro さん、はじめまして。ご回答ありがとうございます。 健康保険が使えない治療は、がん治療において任意なのでしょうか。たとえば、治療の前に医師が選択肢を与えてくれますか。 私は、もし癌を患った場合は先進医療は受けないだろう、と考えています。
お礼
rokutaro36 さん、ご丁寧な回答とアドバイスをありがとうございます。 がん保険に入ることで、日々の乱れた生活を続けていても安心、というわけではないのですね。 保険が全てではないこともわかりましたし、病気になってから、さらに経済的な不安と戦うことの大変さもわかりました。 ありがとうございます。