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ベートーヴェンの名言に関する質問です。

ベートーヴェンが人間間のコミュニケーションについて語った言葉だそうですが、上手く日本語に訳すことができず、言葉の真意が掴めなくて困っています。 私が見たのは英語で書かれたもので、 I have everything you can offer me. Can you offer me something I do not have? I have everything - I have myself. Can you offer me what I do not have, Can you offer me yourself? と書いてありました。直訳すれば、 私は、お前がすすめる(提供できる)全てのものを持っている。 お前は、私が持っていない何かを与えてくれるのか? 私は全てのものを持っている-私自身を持っている。 お前は、私が持っていないものを与えてくれるのか? お前は、お前自身を私に差し出すことができるのか? といったところでしょうか? この「お前」というのが何を指しているのか分からず、どういう背景の中で語られた言葉なのかも分からないのですが、確かなのは、(1)ベートーヴェンによる、(2)人間間のコミュニケーションについて語られた言葉だということです。 「ベートーヴェン、名言」などでネット検索したところ、数多くのベートーヴェンの言葉を知ることができたのですが、どうもこの言葉に該当すると思われるものが見当たらず、質問させて頂きました。 該当すると思われるベートーヴェンの言葉をご存知の方がいらっしゃいましたら、適切な日本語訳と、この言葉の真意・背景などをご教示頂ければ幸いです。 どうぞよろしくお願い致します。

みんなの回答

  • tattom55
  • ベストアンサー率52% (194/367)
回答No.5

No.4 ふたたび そうだね、「自分は自分自身以外の何者でもない」というところを真ん中に据えて考えれば、いかにもベートーヴェンが言いそうな言葉だと思えてくるよね。彼という人間そのものより彼の音楽を的確に表現しているような気がしてきた。(たとえ彼自身の言葉でなくても) 調べる機会があった時のためにしっかと覚えておこうっと。

magarac
質問者

お礼

tattom55さん、 専門的見地からの心強いご意見・ご回答、どうもありがとうございました。

  • tattom55
  • ベストアンサー率52% (194/367)
回答No.4

これって本当に彼の言葉ですか? ちょっと疑っちゃうし「名言」だとはとても思えません。本当に彼の言葉だとすれば手紙の一節にしか思えません。どこで見つけたのかを書いてほしいですね。

magarac
質問者

補足

ご意見ありがとうございます。 この言葉は、ある音楽祭のプログラムの中で見つけたものです。 プログラムの冒頭、運営役員による挨拶文が記されており、音楽祭の趣旨や開催理念などについて書いてあります。その中で、音楽祭の運営役員である筆者が、この言葉を引用して挨拶を締め括っていたのです。 「偉大な作曲家であるLudwig van Beethovenが、人間間のコミュニケーションについて明確に語った言葉を皆さんに思い起こして頂きたく思います。」 という言葉に続いて、例の5行の言葉が書いてありました。 ですので、確かに「名言」とは書いてありませんでした。申し訳ありません。(さらに言えば、失礼ながら、ベートーヴェンの言葉というのが「筆者の勘違い」という可能性も皆無とは言えません…) 確かに、「他人から得る物は何も無い」と解釈してしまうと、「人間間のコミュニケーション」という事と矛盾してしまうので(その挨拶文では勿論、音楽による、あらゆる人々の間のコミュニケーションというものがプラスイメージで語られていたので)、まだスッキリせず、悩んでいるところではあります。 皆さんからのご意見を参考に考えをまとめているところですが、今頭に浮かんでいる解釈としては: 「私は他の誰でもない、完成した自分自身を持っている。(あなたも同様に、あなた自身を持っている。)他人が持っていない何かを差し出せるとしたら、その人自身、その人丸ごとを捧げるのでなければ意味が無い。他人に何かをしてあげるというのはそういう事だ。あなたにはそれができますか?」 …という事なのだろうか…と。やはりこれだけでは、無数に解釈できてしまって、難しいですね。 背景が不十分で誠に申し訳ありませんが、何か思い付かれたこと等ありましたら、お知恵を拝借できれば幸いです。

  • Ta595
  • ベストアンサー率57% (525/911)
回答No.3

こんにちは。 その発言のことははじめて聞きましたので,出典や本当の意図はまったく分かりませんが,私の雑感を。 > I have everything - I have myself. ということは,everything = myself,つまり,自分自身がすべて。 それは,自分が他の誰でもない「Ludwig van Beethoven」であることが彼にとってのすべてである,ということではないかと。 > Can you offer me something I do not have? > Can you offer me yourself? という二つの疑問文は,ニュアンスとしては,「No」という答えを前提としているようにも思えます。つまり, 「お前は私の持っていないものを持っているか?いや,持っていないだろう」 「お前は自分自身を私に差し出すことができるか?いや,できないだろう」 ということです。(ひとつめの文はちょっと意訳してます) 以上から,少々極論気味ではありますが, 「私は私自身であり,それが私のすべてである。したがって,他者から得るものはなにもない」 と言わんとしているのかもしれないな,と思いました。 ご存知のように,ベートーヴェンは聴覚にハンディキャップを抱えており,有名な「ハイリゲンシュタットの遺書」によれば,元来は社交的な性格がこのために著しく歪められた,というようにも読み取れる部分があります。 ベートーヴェンといえば傲岸不遜,というイメージもあり,この発言もそれを表すもののひとつとも考えられますが,それは,自殺まで考えたギリギリの苦悩のうえで到達した彼なりの芸術観・人生観なのかもしれませんね。 ベートーヴェンは聴覚に異常をきたし,苦悩の末に「ハイリゲンシュタットの遺書」を書き,そして,ロマン派の幕開けとされる,交響曲第3番「英雄」を生み出しました。 古典派とロマン派,あるいは,彼とそれ以前の作曲家,あるいは,「英雄」以前と以後,を比較して考えたときのひとつの大きな変化点は,「楽曲の創作するうえで最も尊いことは,作曲家の自我を表現することである」という価値観が確立されたことです。 (注:現代の我々にとっては,それって当たり前,とも感じるのですが,それまでは「パトロン(スポンサー)の好みに合うように」「ある機会(例えば宗教的儀礼とか,イヴェントとか)にふさわしい曲調であるように」というのが音楽の主な関心事,という側面がありました。) 「音楽により自我を表現する」という音楽の新たな地平が拓かれたきっかけのひとつは,ベートーヴェンが他者とのかかわりを否応なく断ち切られてしまったことなのかもしれませんね。 それは,偉大な一歩ですが,悲しい一歩でもあったのかもしれません。

magarac
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 大変興味深く読ませて頂きました。ベートーヴェンの苦難の人生と、追い詰められながらもそれに屈しなかった激しさ、そこから到達した人生や芸術に対する価値観-そういったものを考え合わせると、なるほど、Ta595さんのおっしゃるとおり、この言葉に含まれた意図が読み取れるような気がします。 絶望的な悲しみと、それを上回る力強さを含んだ彼の人生の歴史は、その両方があるからこそ、こんなにも人々を惹きつけ、大きな勇気(生きる力)を与えてくれるのかもしれませんね。 ベートーヴェンについて、もっと知ってみたくなりました。 どうもありがとうございました。

  • code1134
  • ベストアンサー率20% (703/3370)
回答No.2

NO1さんの指摘点をもう半歩進めて (Lv)ベートーベンが"演奏家としてデビューし、後に9つの交響曲を始めとする作品群を残した作曲家としての生涯を閉じる"点からして、youは"(聴衆の)皆様"ではないか?と感じました。 仰々しくカキコむなら、"私の作品を愛して下さっている全観客の皆々様"位に本人は解していたかも知れませんが・・・

magarac
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 code1134さんのご指摘を踏まえて、別の視点から今一度考え直してみたいと思います。 どうもありがとうございました。

  • gldfish
  • ベストアンサー率41% (2895/6955)
回答No.1

ベートーヴェンには詳しくはないですが・・・一般的な事を。 "you"は複数でも単数でも"you"ですよね。さらに、特定の人を指すとは限らず、大衆に対して語る(「皆さん」とか)場合にも使います。それは考えられないでしょうか? 「人間間のコミュニケーションについて語られた」という事でしたら、それは一般論を語ったのでしょうからなおさら、特定の人に向けられた言葉ではなく、一般人全体を指している可能性はあると思いますが・・・。 magaracさんの訳の「お前」を「皆さん」に置き換えれば、真意がなんとなく見えてくる気はしますが。 参考までに。

magarac
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 gldfishさんのご指摘を踏まえて、今一度全体を考え直してみたいと思います。 どうもありがとうございました。

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