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菌に吸収させた抗血清の効果について

論文で、「菌に吸収させた抗血清をマウスに打ったところ、抗血清を打ったものに比べ、寿命が短かった」とあったのですが、 1、菌に吸収させるとはどういう意味でしょうか? 2、なぜ、吸収させると効果が下がるのでしょうか? 教えて下さい。よろしくお願いします。

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  • Aman_Jack
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回答No.1

1. この場合の「吸収」というのは、「抗体に抗原を反応させて、抗体の効力を低下させる」という意味で使われているものだと思います。 2. 抗血清がその菌に対するもの、つまりその菌を抗原とした抗体を多く含むものであった場合は、菌と抗血清を混ぜることで、抗血清中の抗体が菌と結合するので、その分有効な抗体が減るわけです。抗血清の効果というのは、抗体がどれだけ抗原と結合できるかに関係するので、結合済みの抗体が増えると効果は低下します。 抗血清中の抗体が、その菌に対するものでない場合でも、菌と抗体が非特異的に反応することもありますので、やはり抗体に菌が結合して抗体の効力が低下すると考えられます。

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