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普通車と軽自動車の4速ATのタコ挙動が違う理由は?
平成6年式日産サニーから、21年式スズキセルボに乗り換えました。 サニーの場合、概ね80km/h以上で、アクセルを離し、蛇行状 態とするとエンジンの回転数が1000rpmくらいまでストンと落ち てたのに対し、セルボの場合、同条件同操作で、タコは車速に応じて ゆっくり下がってきます(まるで3速以下で降坂中のエンジンブレーキ のようなメーターの挙動です)。この時には、強いエンジンブレーキ感 は感じないのですが、サニーのタコの挙動に比べて、燃費が悪くなる 可能性のある動きなので、気になって仕方がありません。比較するには あまりに大きな違いがあるので、コメント付きにくいと思いますが、 考えられる原因について、お教えいただければ幸いです。私自身、 以下のことが気になっており、いま、いろいろ調べております。 (1)最近の車は、車速があるのにアクセルを放すと、燃料噴射をカット する低燃費システムらしきものが存在する・・・らしい? (2)ATの変速比の差異に起因? (3)重量の軽い軽自動車が、スルスルと蛇行しないための安全策!? ⇒これは根拠なしですが・・・イメージ的に ^o^); 以上、宜しくお願いします。
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- madisan
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すでにご納得されているようですので簡単に追記します。 クルマのエンジンはアイドリングに近い回転域がすごく苦手です。 エンジンは止まりたいのに、燃料が吹かれるので無理やり回り続けている感じなのです。 エンジンにとって効率の良い回転ではありませんから、燃料もたくさん吹かないと、 低回転は維持できないんです。(つまり燃料消費量が多い) 効率の良いエンジン回転数はエンジンによって異なりますが、2000回転から 3000回転ぐらいではないでしょうか。効率の良い回転数で走っていると当然燃費もよいです。
- nora99
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P.S. セルボにはロックアップ付きトルコンが装備されているようですね。 これは、従来のA/Tでは、エンジンと車輪の間で常時滑っているような動力の伝達方法をしましたが、ロックアップ付きは、M/T車のように発進時や変速時のようなクラッチを滑らす必要のあるとき以外は(特に高速巡航時)、できるだけ直結(ロック)状態にし、動力の伝達ロスを少なくするようにするものです。
現在の車は、省燃費のため様々な制御を行っています。 まずH6年式サニーの80km/hでアクセルを離すと1000rpmまで落ちるのは、その当時のAT車(電子制御のハイグレードなAT除く)でよく見られる挙動です。 ODにすら入っていないニュートラルの状態です。ギヤが入っていれば、80km/hでは少なくとも1500~2500rpm位は回らなければなりません。仮に80km/hで1000rpmという超ハイギヤードだとしたら、サニークラスの車ではトルクが足りず、走るのが困難です。 恐らく、そこで少しでもアクセルを踏むと、ODにつながり回転数も上がるはずです。 この状態では、アイドリングするためにわずかながら燃料を消費することになります。 一方セルボのほうは、アクセルを抜いてもニュートラルにはならないため、回転数が落ちないのでしょう。 これは、ここ十数年の電子制御噴射式の車は、ある程度の速度とエンジン回転数があれば、燃料をカットする仕組みになっているためです。つまり、エンジンに燃料は供給されず、タイヤから逆に回されている状態になります。 ここでニュートラルにしてしまえば、エンストすることになります。なのでギヤはつながったままの状態です。 高いギヤに入っていれば、エンジンブレーキも弱いので、実用上問題ないですし。
お礼
yamaro様、ご教示ありがとうございます。 前後しますが、先ほどのnora99様のご教示で明らかになった、ロック アップという機構について、アクセルを踏んでいるときのロスは極小化 できるけれども、アクセルを離したときには、むしろタイヤの回転で、 エンジンが回されているような状況(エンジンブレーキ状態)が発生 し、必要以上の燃料が要求され、むしろ消費燃料は多くなるのでは!? という疑問が発生しますが、ご教示の、>電子制御噴射式の車は、ある 程度の速度とエンジン回転数があれば、燃料をカットする仕組みになっ ているためです。・・・ で納得です。セルボのインパネに、瞬間燃費を表示するモード(数値 自体は、あてにならない玩具^^); )と思っていますが、アクセルを離 すと、決まって、最大表示値の、『50.0km/L』が表示されますので、 この状態で、燃料供給が抑制ないし中止され、エンジンがタイヤに回さ れている状態になっているのだと、理解(連想)できます。 但し、やはりサニーの感触を基準とすると、弱いながらも後ろ髪を引 っ張られる様な、弱いエンジンブレーキ感があり、違和感を感じます。 総合すると、より省燃費にするために、ガソリンの消費量としては サニーのギア抜状態&アイドリングする > セルボでロックアップされながらも燃料供給を遮断する という感覚でよろしいのかと思います。違和感がありますが、ECOな 工夫ですので、慣れるようにしたいと思います。ご教示ありがとう ございましたm(__)m。
- nora99
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セルボが、CVT仕様であれば、動力伝達装置の特性。 4ATであれば、減速比の設定で、80キロが、4速の守備範囲で、上のギヤへの変速が無いため。 ではないでしょうか?
お礼
早速ありがとうございます。セルボは4ATのNA車です。 ご教示の内容: サニー80kmは3速守備範囲⇒アクセル離すとODに抜けるので、タコが落ちる VS セルボは80kmは4速守備範囲⇒アクセル離しても上段へ抜けないので、タコは落ちない と言う事ですね! ありがとうございます。そうですよね、1.5と0.66Lと、排気量、 出力に大きな違いがあるので、AT設定も違うの、至極当然ですね。 私が最も大きく誤解していた事として、サニー車速80kmが実は3速 巡航だったという事、目が覚めました。疑問氷解です、感謝しますm(__)m。
お礼
>ロックアップ付きトルコンが装備されているようですね。 nora99様、補足ありがとうございます。先ほどいただいたご回答で、 一旦は、『そうかぁ』と納得したのですが、15年15万km乗って 手放したサニーの運転の感触をイメージした感じでは、80km/hr 巡航時に達するまでは、『グー・ガー・ザー・スラー』と加速して いましたので、やっぱり4速には達していたと考えられ、先ほどのご教 示内容だけでは説明が難しいのかな!?と思っていたトコロでした。 むしろ、今回頂戴した内容の、『できるだけ(セルボの場合)直結 (ロック)状態にし・・・』という感覚が近い様に思います。サニーの 場合は、ちょうど、坂を下る自転車で、後輪は回り続けるけれども、 後輪とチェーン&ペダルとのリンクが切れている状態に近いイメージ を体感として連想容易ですので、大納得です。実際には滑っているので しょうけれども、慣性を利用してより遠くまで蛇行できる様な感覚で、 心地がよかったです。ロックアップという仕組みが絡んでの、感触の 差異なのですね。ありがとうございました。