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一人称の小説でなおかつ語りが丁寧語の小説
読者に向かって話すような口語体の文体で書かれており 語り部は語尾が「ですます」といった丁寧語で語る小説を探しています わかりにくいとは思いますが、情報提供お願いします
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太宰治の『皮膚と心』 私が読んだときは、短編集『女生徒』に収録されていました。 青空文庫にも収録されているようです(参考URL) 宮沢賢治のいくつかの作品も「ですます」調です。 全部ではないみたいですけれども。 これも青空文庫で読めます。
- 参考URL:
- http://www.aozora.gr.jp/
- tachan28goo
- ベストアンサー率33% (90/272)
古典に近い有名どころだと、 ○『痴人の愛』(谷崎潤一郎) ○『河童』(芥川龍之介)(芥川には他に「魔術」や古典に材料を得た「地獄変」「藪の中」「報恩記」などの短編があります) ○『駆込み訴え』(太宰治) 現在も活躍している作家だと、 宮本輝の『幻の光』があります。他に往復書簡の形式をとった『錦繍』も丁寧語の文章が印象的な作品です。
カズオイシグロ「私を離さないで」「日の名残」 ただ原書が英語なので、翻訳が、という意味ですが。 一人称で淡々と回想しながら丁寧語で語るという感じです。
- Ki4-U2
- ベストアンサー率81% (364/446)
ジャンルとか短編/長編とか、また読みたいのか文体を研究・勉強したいのかなどが分からないので、ご質問の意図に沿っていなかったらすみません。 ・鉄塔 武蔵野線/銀林 みのる/1994年12月 新潮社 第6回日本ファンタジーノベル大賞受賞作の長編 現在、ソフトバンク文庫版(2007年9月)が入手可能 http://www.amazon.co.jp/dp/4797342641 少年時代の出来事を大人になってから書いたという体裁です。 ・宝引の辰捕者帳シリーズ/泡坂 妻夫/1988~2008 主に文芸春秋社 つい先日亡くなった小説家・奇術師・紋章上絵師である著者の代表的な時代推理短編連作。 現在、最新(最終?)作「織姫かえる」(単行本)、「鳥居の赤兵衛」「朱房の鷹」(文春文庫)が入手可能。 http://www.amazon.co.jp/dp/4163273506 http://www.amazon.co.jp/dp/4167378132 http://www.amazon.co.jp/dp/4167378116 一人称小説というより、特定の聞き手(知人や取材記者のような)に語る「聞き書き」に近い文体なので、ご質問の意図とは合わないかも。 聞き書きといえば、戦前の時代小説(巷談集)ですが青空文庫で読める作品。 ・三浦老人昔話/岡本 綺堂 http://www.aozora.gr.jp/cards/000082/card1304.html 鎧櫃の血 新装版 (光文社文庫)にも収録。 http://www.amazon.co.jp/dp/4334741312