参考書をやり通す時に、その本のコンセプトを抑えるとやりがいがでてきますよ。
どの参考書にも、一番最初に本書の目的・狙い・方針の記載があると思います。
そこをよく読むと、参考書が「自分のどんな力をどう伸ばしてくれようとしているのか」を知ることができます。自分がどこに力を入れてその参考書を使えば有効なのかも、見当がつきます。見当をつけた上で、「本書の利用法」などが書いてあったら、そこも見ておくとよいでしょう。
yuu-iさんが困らせている原因は、曖昧な文法の理解ですね。きちんと枠にはまった文法の理解が、yuu-iさんの英語力を助けてくれると思います。一冊文法書を用意しておくと良いでしょう。
高校の文法書は中途半端な説明も多いので、TOEFLやTOEICの文法書の方が、yuu-iさんに合っていると思います。あとで私からもおすすめを紹介しますが、書店に行って、はじめの紹介文をよく読んで、一つの文法事項について重要なものだけといわず、全部をきちんと説明してくれている参考書を選ぶと良いでしょう。
私から紹介する文法書はこれです。
TOEFL TEST対策完全英文法
トフルゼミナール英語教育研究所 阿部友直 著
テイエス企画(株)
約2000円
他のも紹介出来たらと思うんですが・・他の文法書に取り組んでる時間がなくてこれしか紹介出来ません。yuu-iさんのニーズにはぴったり合ってると思います。判断に誤りがあると困るので、もう少し詳しく紹介しておきたいと思います。
以下は、この本の「はじめに」からの抜粋です。
本書がこれまで指示されてきたのは、英語を理解し、力をつけるにはどうしたらよいかを正面から見据えて方法論を展開しそれを授業を通して実践発展させたものをそのまま本にさせて頂いたおかげだと思います。
この文法書の特徴は、英文の構造を要素の拡大、要素の代用という視点を取り入れて英語の構造の全体像をわかりやすく解説してある点と、ライティングのスタイルまで含めた総合的アプローチにありますが、この本で扱われている内容は英文を書く上で不可欠であり、またこの内容をしっかりと学習すれば正しい英文の書き方が自然に身に付いていきます。
(出典:TOEFL TEST対策完全英文法 トフルゼミナール英語教育研究所 阿部友直 著 テイエス企画(株))
勉強のコツですが、文法書を使うことにしたとしても、文法書は分厚いですし、なかなか通読するのは大変です。最初から一個一個こなしていくのも一つの方法ですが、続く人は少ないでしょう。よくいわれるように、文法問題集を一問一問理屈をつけて片づけていき、うまく片づかなかったところを文法書で確認するといった流れの方がいいかもしれません。
確認する時は、間違ったところの解説に文法用語が載ってるはずなので、そこを文法書の目次から引いて、よく読みます。そこに載ってる例文を、注意しながら紙に書くということも、有効です。
yuu-iさんは、新しい参考書にたくさん触れる経験はなさっているということなので、今回は、知恵熱出すくらい根気強くやり抜く経験をしてみてください(問題集の方を)。必ず貴重な経験となりますよ。
私も文法の知識が曖昧で矯正かけてる最中です。それも慣れると充実していて楽しいですが、疲れた時なんか、気晴らしにペーパーバックなんか読んでいて、一生懸命机に向かって勉強した文法事項に出会ったりすると、ちょっと幸せな気分になります。
頑張って下さいね☆
お礼
LeeLueさん、わかりやすくて丁寧な回答どうもありがとうございます。それにわざわざ訂正までいただいちゃってすいません。紹介してくださった文法書と勉強の取り組み方、実践してみようと思います。本当に助かりました。ありがとうございました。頑張ります!