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食材加工品の表示に疑問
スーパーマーケットに置いているおよそ八割以上の食材加工品、そば、うどんなど麺類に限らず、そのメーカー表示には販売会社の連絡先だけがありますが、製造元はどこなのか一切表示されていません。表示しない訳はおそらく中国など海外メーカーだろうと推測できますが、表示しないということは逆に消費者を騙そうじゃないかという不信感を招きます。誠実に表示して、買うか買わないか消費者自身の判断で決めるべきだと思います。皆さんはどう思いますか?
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- rurumiko
- ベストアンサー率31% (32/102)
#3です 質問者様からのお礼を読み、じっくり考えてみました。 おっしゃるとおりと思わされる部分が多かったです。 実際、お客様相談室への質問として、「販売者と記入しているけど、製造者はどこなのか?」という質問があり、「国内の000というメーカーです」とお答えしたところ、「国内なんですね。だったら製造者で表示してくれればいいのに」と言われたことがあります。 質問者様のような意見が多く聞かれれば、「国内製造」です。と表示する製品も増えていくのだと思います。現在、自分の会社の商品にも、同様の記載のある商品もいくつかありますし、他社の製品も同様です。そのような情報が求められる時代になってきて、いまは移行期にあるのかもしれません。 正直な意見として、海外製造の旨は原産国表示をしてあるので、重ねて「国外製造」であると表示することは営業方面から嫌がられそうなので無理かな?と思いますが、「国内製造」と表示する企業は増えていくような気がします。 私も今後表示を作る際に質問者様のような意見があることを意識した表示作りをしたいと思います。 質問に対する回答とはずれてしまうかもしれませんが、製造メーカーとしての感想です。
- k-tomo
- ベストアンサー率30% (17/55)
すでに他の方の回答で疑問は ほぼ解消されていると思いますので、質問の回答とはズレますが、 製造者側から申し上げますと、 「ごく些細な表示違いや、もしかしたら誤認の恐れがある」など、俺達は厳しく表示を監督されてるけど、対面販売しているファーストフードやホカ弁などは表示(原材料・添加物や原産国・製造者)ないのに気にならないの?というのが正直な疑問です。 まぁ質問者様はこのような質問を書き込まれる方でしょうから、おそらくほとんど利用はされないのでしょうけど。
- rurumiko
- ベストアンサー率31% (32/102)
食品の表示はわかりにくいのでこのような誤解を生んでしまうのが残念です。 海外メーカーが製造したものをそのまま販売する場合は、原産国を表示しなければならないので販売者の表示でも、消費者は輸入品であることが判断できます。 製造者、販売者、輸入者の表示は自由に決められるわけではなく、その商品に対して責任を持っている会社を表示することが、法律できめられています。 小さい会社などは販売を大きな会社に委託したり、大きな会社に依頼されて製品を作ったりします。そういった場合に、その製品に対して責任を持っているほうの会社を一括表示(裏表示)に記載するので販売者として大きい会社の名前を載せるのです。責任を持つとは、例えば、回収などの問題が起こったときや、クレームなどに対応する方の会社です。 一括表示の枠内(四角く囲ってある部分)は一般消費者の方が考えている以上に法律でがちがちに記載内容が決められています。枠外になるとある程度自由が利くので、その部分に製造者を併記することは可能ですが、スペースなどで難しい場合も多いと思います。 色々な事件や事故があり、ほとんどの会社はルールに則った表示をしているのですが、このような印象をもたれているようです。これは質問者様を非難しているわけではなく、私は食品会社の品質管理をしていて表示の作成をしており、お客様相談室の対応もしており、同じような意見を持っている方はたくさんいると肌で感じています。 だったら、正直に製造者も併記すればいいではないかと思われるかもしれませんが、ほかの方も書かれているようにコストのかかることですし、なかなか難しいのです。 同じような話で原料の原産国をもっと表示すべきだという話もよく聞きます。これも消費者の方々が考えているよりずっと難しいことで、産地を包材に記載してしまうと、そこの原料が高くなってしまったり、輸入禁止になっても、簡単に変更するとこができなくなります。変更するには包材を切り替えなくてはいけないし、販売先にも変更の案内をしなくてはいけません。それらによりコストが上昇すれば値上げにつながります。 安全・安心を求めるのは当然の権利だとは思うのですが、度を過ぎれば物価の上昇につながり、自分たちの首を絞めることになるのだということを知って欲しいです。マスコミの消費者の不安をあおるような一方的な報道も原因だと思うのですが、もう少しいろいろな角度からこの問題も捕らえて欲しいと願います。 食品業界の一員として、もっと消費者の方の理解が得られるような表示を作れればいいと考えているのですが、いろいろな事情が絡み合っていて難しいという事と、大部分の会社は決してごまかそうとして販売者の表示を行っているのではないという事を理解していただければうれしいです。
- makocyan
- ベストアンサー率39% (1039/2623)
>表示しない訳はおそらく中国など海外メーカー 全てがというわけではありません。複数の工場で同一ブランドの商品を製造している場合(かなり多いです)、製造工場を記載するとなると、その工場分だけパッケージを作らなければなりません。販売者に統一しておけば、パッケージは一種類で済みます。製造工場分つくれというと、その分のコストは誰かが負担しなけりゃならなくなります。 これだけ不正が横行していますので疑うお気持ちはわかりますが、別に誰もが消費者をだまそうとしているわけではないですよ。 また、加工食品の原料原産地の表示は現時点では全てのものに義務化されているわけではありませんが、徐々に品目を増やす方向に向かっています。消費者の選択のための情報開示は少しずつですが進んでいます。これが後退しないようにきちんと監視しましょう。
- Turbo415
- ベストアンサー率26% (2631/9774)
誤認している部分を説明します。 輸入食材の場合は原産国を書く必要がありますよ。 これは、製品自体を全部海外で作って輸入して販売する場合です。 ですからおっしゃっている物がこれに当たると思います。 また、原料を海外から仕入れて国内で生産した場合はこれに当たりません。基本的に国内加工品ですので国産ですから。 また、商品によっては国内で加工しても原料の原産地を書く必要がある商品もあります。 それと、原産国がなくて販売者しか書いていない場合は、国内の下請け工場に出している場合です。 ですから一括表示に販売者しかない場合は基本的に国内で加工しています。また、その場合、厚生労働省に記号を登録してその記号を表示するだけで製造者は表示義務がありません。 これは法律で決まっていますので、間違えば法律違反です。 国内加工かどうかだけで判断するなら、今の表示でも判断できると思います。 ただし、原材料に中国産が入っているのは嫌だと言うことになるとべつですが。 質問の内容と微妙にずれているかも知れませんが、参考までに。
お礼
皆さんと専門家からのご説明いただき、有り難く思います。勉強にもなりました。 ですが、このように専門家から教えて貰えないと、あるいは自分調べて学習しないと、誤解を生じる食料加工品の表示にはまた課題があるではありませんか?私は質問する前になんとなく不安を抱えたため、できるだけ製造先の書いてないものを買わないようにしていました。もしこのような消費者は少数ではなかったら、販売者側にとって損でしょう。 例え販売者側は胸を張って責任を持つだから大丈夫だと言っても、もしなにかがありましたら、すでに食べてしまった。だれがその責任取るのも後の祭りですので、説得力が足りないと思います。 確かにいろいろとその表示は難しです。複数の製造に関わった所を一々表示することは無理だし、その必要もありません。食品会社の品質管理とその表示の作成をしていらっしゃる専門家にお願いというか提案ですが、せめて簡素に「輸入原材料、国内加工」と表示してほしいです。どこかで加工されたのは関心する最大なポイントで、知りたい情報です。なぜというと、多くの事故、事件例えば中国の毒餃子にしてもその加工の過程中に起ったものですから。いまほぼ9割の食料の原材料は海外からということはみんな分かっています。具体的な製造者を表示しなくても、ぜひ、「国内製造」か「国内加工」という4文字の表示を入れていただければ、消費者にとってたいへん助かります。ありがとうございます。