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日大理工数学科の入試で、化学のみで受かったのですが、困っています。
日本大学理工学部数学科に4月から行こうと思うのですが、入試では化学のみを使用しました。物理は全く勉強していないので、何もわかりません。4月の時点で物理がある程度できていないと、まずいでしょうか?教えてください。
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- apple-man
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まずは、合格お目でとうございます。 >まずいでしょうか?教えてください。 日大理工には知ってる先生がいるので、だいたいわかりますが、 とりあえず、まずくはありません。(笑) 厳密には、あなたの 入学された年度のカリキュラム、担当の先生によりますが。 日大は付属の高校からの進学者もいますが、この付属から の内部進級試験は、生物だけでも合格できるそうで、 受験の物理、化学を全くやらないで入学してくる人も まれにいるそうですが、とりあえず卒業してるみたいです。 >物理は全く勉強していないので、何もわかりません。 最近の教育制度には不慣れなもんで、愚問かもしれませんが、 高校の物理の力学編とかの授業は受けているんですよね。 受験問題とかちゃんとやっていないだけ、ということですよね。 結論をまず言うと、物理ができないと、 1.単位の埋め合わせがうまくいかないかもしれない。 2.知識の幅が狭くなる。→研究の選択の幅が狭くなる。 1、はどうゆうことかと言うと、少なくとも日大理工の場合、 物理系(授業と実験があります)の授業は選択で、取らなくても いいんですが・・・ 大学側がホームページで、「シラバス」と言って、授業内容の 概略を説明していますので、紹介しておきます。 (参考ページが直接リンクできないので、画像で貼り付けます。 画像もとは、以下のURLの数学科 「科目一覧」CLICKの ところです。) http://www.syllabus.kyoumu.cst.nihon-u.ac.jp/kougi/index.html ここのところの基礎教育科目→共通→選択 というところに 「力と運動の物理」「基礎物理実験」というのがありますが、 これが高校の物理が直接関係してくる科目です。 内容的には、高校の物理+アルファといった感じです。 授業の名前のところをクリックしていくと、授業内容の 説明と参考図書がありますので、見てみて下さい。だいたいの 内容が分ると思います。 日本の大学は、基本的には単位制と言って、4年間で 124から130単位(学部学科によって若干違うようですが) を取らないと卒業を認めないようになっています。 成績優秀で、飛び級で大学院に行った場合、大学での 単位は124単位に満たないので、もし大学院を中退すると 高卒扱いになってしまいます。(大学を卒業したとは認めない わけで) そこで、先の「シラバス」のところを見ると、 授業名の横に、括弧書きの数字があることが 分ると思います。 力と運動の物理I (2) 力と運動の物理II (2) この数字がその単位数です。この授業は2単位ということです。 多少の例外がありますが、基本的には週一回(90分授業)で 前期だけ、または後期だけ(半年)で終わるものが2単位。 年間ものが4単位です。 卒業の条件として、選択科目から何単位以上(この条件が 書かれたページをちょっと見つけられませんでした。探して みて下さい。)で、、合計で124単位以上取得することと なっているので、「選択」となっているところから合計で 必要単位以上の単位を取っていれば、卒業には問題ありません。 しかし、成績が悪く、単位が取れないという場合もあるので 物理系の授業を取っておくと、他の授業を落としたときに 合計の単位数は確保できるので、★単位の埋め合わせが できる!ことになります。 日大独自の方式としては、2年から3年次への 進級条件にも決められた単位数があり(これも 条件が書かれたページが見つけられませんでしたが) ます。 また、学生全般に関係あることではないのですが、 希望者には夏休みに海外語学研修(渡航費、授業料など 別途支払うことになりますが)などがあるのですが、 この参加条件に取得単位数が確か決められていたと 思います。 あと2の「知識の幅が狭くなる。」ですが、 ニュートン力学は、微分学の基礎ですから 数学科でも解析とか、力学的なコンピュータシミュレーション などをやる場合には、ちょっと困るかもしれません。 余談ですが、日大理工の場合、化学ができないことの ほうが困る可能性が高いんです。 シラバスにも書いてあると思いますが、物理実験は 2~3人のグループで行いますが、化学基礎実験は 1人または2人なんです。実験の内容は 例えば定性分析で、全員に違った溶液の試料が 渡されて、何が溶けているか分析しろといったもので、 どういった時、何色の沈殿物ができるかなど まさに受験の無機化学の知識がないと即座に 判断できません。 物理の実験のように2人以上いると、お互いに 相談して何とかなります。(相手も物理が苦手と いう場合もありますが<笑>) ですから、受験で物理をやっていなくても、何事も 経験ということで、物理の授業、実験を取ってみると いうのもありなわけです。 そそ、何事も経験感覚で取って、その単位を落とした 場合、落とした数によっては、大学院進学や 就職にひびく場合もありますのでご注意を! あと、もし高校の先生とか、つまり教員試験を 受けるつもなら、物理の単位が必要かもしれません。 他にも、シラバス上は選択になっていても、 あなたが進みたい道によっては、必須の授業もある かもしれませんのでご注意を。
- ichiro-hot
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数学科なのですね。まず困ることはないのでは。 大学での物理は高校での物理と全く違ってて、もう一度勉強し直さなければ・・・という内容になります。数学科の人も必須科目で物理を勉強しなければなりますが、高校で勉強する物理のうち知識として知っておくべきことはそう多くありません。(高校物理という内容自体が、『問題を解く』=「数少ない原理を用いて、現象を演繹的に説明する」という側面が強いことも有ります。) その『知識』も大学では数学的に表現し直し再構成しなければなりませんし、高校では数学的過ぎて避けていた概念ををもっとたくさん勉強しなければなりません。ということで、逆の場合、つまり物理学科なのに数III・数Cを取ってなかったという場合はかなり深刻な問題です。 数学科の人は数学が物理の中でどのように応用されているかという観点から勉強できれば、むしろ物理学を新鮮に感じられるでしょう。 困るのは、電流などの電磁気学分野の物理量の単位が一番最後に勉強するようなアンペールの法則を用いて単位が定められていることぐらいですが、幸いMKSA単位系はそのことを知らなくてもうまく使える工夫がして有ります。数値計算とかで困る程度なのでは?と思います。 必要なのは『興味』や、理解してやろうと思う『向上心』だけでしょう。