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医療保険、いつ加入がベストかで悩んでいます。
36歳、女性(既婚)です。 数年前、独身時代に郵便局の簡易生命保険(満期保険金250万、死亡保険金500万、入院日額7500円)に加入しました。当時は少し余裕があったので、支払いは全期間分すでに済ませています。保険金の受取人は母親で、私に万が一のことがあった場合の遺産として遺してあげたいので解約は考えていません。 このことを踏まえた上で相談にのっていただきたいです。 最近結婚したのを機に医療保障についてFPの方に相談しました。(死亡保障については葬儀代くらいの貯えはあるのでもう考えていません)それによると、簡易生命保険は50歳満了で、それ以後新たな医療保険に入りなおすとすれば月々の掛け金がかなり高額になるので、まだ若い今のうちに、だぶっても別の医療保険にも加入しておいたほうがよいとのことでした。検討しているのはキュアレディですが、確かに60才払込で考えると、今から24年間の総支払額と、50歳からの10年間の総支払い額では後者のほうが高額になります。(今なら月々3385円、50歳なら8705円!)終身払いにすれば、50歳から加入しても月々3105円ですむのですが、医療保険は出来れば60才払込が望ましいという書き込みをみて悩んでいます。また、FPの方は、「中年になると色々な病気が出てきてなかなか保険にも加入しづらくなるので今のうちがおすすめ」と言われます。 やはりだぶってでも今のうちに追加してキュアレディにはいっておくべきでしょうか? それとも50歳からの加入でよいでしょうか? もし50歳からでよいなら終身か60才払込かどちらにすべきでしょうか?
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- tooma37
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経済合理的たりえない保険商品が世の中に多いと言う事実に対して保険販売者が使うレトリックの一つとして“保険は損得ではない”というのがあります。 この言葉は多少の修正が必要で“保険は損得を最優先するわけではない”というのが正しい表現です。要するに保険において損得は最優先事項ではないがそれを軽んじていいわけではなく、商品の粗利を示す付加保険料率を非公開にしたり、無駄に高い保険金の商品を勧めたりするのが正当化される訳ではないという事です。 保険の効用として対応しきれないリスクに対応したり、リスク対応の為に過剰な貯蓄をする必要性を避けることが挙げられます。この効用に照らすと自動車保険などは、優良ドライバーでも交通事故の可能性が0ではなく、個人には対応しきれない程の負債を負いかねないリスクを考えると手数料を払ってでも保険に入る合理性はあります。これを数百万円の貯金で対応できる医療保険と比べるというのは特定の意図があるか単純に知識が無いかのどちらかでしょう。 宝くじと保険を比べるのはなかなかよい比較かもしれません。総顧客に対する還元率という意味では、宝くじといい勝負するほど損な保険商品も市場には存在するようですからね(ちなみに競馬といい勝負ができれば日本の生命保険商品としてはマシな方のようです)。他方、宝くじと比べて保険が問題なのは、基本的には損な賭けという明白な事実が保険においては意外と知られていないこと(これに十分な周知がなされていれば医療保険のような商品がこれだけ売れる筈がありません)です。 もし感情にとらわれ合理的な判断をしかねている顧客に対して“人間とはそういうものです”などと言う販売者がいたとしたら、それこそ保険業界の倫理というものが解るでしょう(それが非合理的な可能性が高いことを十分に説いた上でそれでも顧客が過剰な安心を求めるのに答えるのであれば必ずしもこの限りではないと思います)。
- RXH7
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少し意見を言わせてください。 一般人の方や専門家の方の意見もございますが、 保険は、損得の商品ではありません。 多くの金融商品は損得のビジネスですが、保険は単純な損得のビジネスではないということをご理解ください。 火災保険にしかり、自動車保険にしかり・・・ 損得だけで申し上げればほとんどの方が損をします。 自動車保険に至っては、事故を起こさない優良ドライバーが、 事故を起こす人のために保険料を払っているようなものです。 等級割引など、支払われる保険金に対比すると、 屁のツッパリにもならない程度の割引です。 物事を損得だけで考えるなら、保険には加入しないことです。 また、宝くじなど愚の骨頂でしょう。 でも、人は保険に加入します。 保障を買い不安と言うものを払拭したいからです。 宝くじを買います。 夢を買いたいからです。 人間とはそういうものです。 横道にそれましたが・・・ ご質問の医療保険について 加入するのであれば、今すぐ加入がベストです。 もし、かんぽの医療特約を解約して、返戻金が戻るのなら そちらも検討してみてください。 戻らないのであれば、そのまま継続するしかありません。 商品的には120型がバランスが良いのではと思います。 末期に長期入院される方の割合は多いですから。 60歳払込か終身払かは、それぞれのメリットデメリットを書きます。 60歳払込 メリット 60歳以降の保険料払い込みがなく、長生きしても保険料は変わらない。 デメリット 早い段階で万が一のことがあった場合、保険料がムダになる。 毎月の負担が大きくなる。 終身払い メリット、毎月の負担が少ない。 早期に万が一のことがあった場合払込保険料が少なくてすむ。 デメリット 老後も保険料を払い込む必要がある。 長生きした場合保険料負担が大きくなる。 とまあこんな感じです。 何歳時点で払込保険料総額が逆転するのかを把握し、長生きすれば入院のリスクも増える(給付金を貰う可能性も高くなる)事をふまえてご検討ください。 十分な預金があれば・・・と言う考えもありますが、 感覚として、毎月の数千円はそんなに負担にならないが、 頑張って蓄えた預金が、入院のたびに減っていくと不安になる という人の心理もあります。 最初に述べましたが、損得ではなく、不安を軽くするために 保障を買うのが保険です。 保険を買うと言うことを履き違えないようにご検討ください。
- number73
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ご質問の内容だけから判断させていただきます。 <結論> 検討中のキュアレディは不要です。 <根拠> お葬式代くらいの蓄えはあるとのことですので、 その貯金と同じ保険金額の終身保険(一時払)にしてください。 これで確実なお葬式代が確保できます。 今の貯金から終身保険の一時払保険料を払って、 60万円以上残るようなら、キュアレディは不要になります。 <追記> ご検討中のキュアレディの保障の上限は60万円。 (女性疾病1万円×1入院60日=60万円限度) つまり、重い病気になっていくら長期の入院しても 60万円以上は出ません。(手術があっても70万円が上限) ちなみに、50歳の満期250万円あれば、 1日1万円の保険を250日分持っていることと同じ、 1日5000円の保険を500日分持っていることと同じ、です。 そのことから、50歳以降の病気に備えて、 「保険で持つほうがいいか」 「貯金で持つほうがいいか」を十分考えてください。
- tooma37
- ベストアンサー率25% (96/374)
保険は保険料を貰って保険金を払うというビジネスです。全体で見て前者の合計が後者の合計を下回る事はまずありません(唯一、予定利率が非常に高い場合のみに可能性としてはありえますが今の予定利率では除外して考えてもいいでしょう)。つまり保険会社や販売者(多くの場合FPもマージンを貰っています)の取り分だけ損するのが最も起こりうる事態である、という事です。この原則は配当金や特約の有無に関係なくおよそ全ての保険商品に言える事です。 上記の考えに基づくのであれば保険には必要最低限のそれを除いて入るべきではない、というのが経済合理的な考え方になります。では何を基準に“必要最低限”と判断するかですが“死亡や入院などの保険でカバーされる事態が実際におきて経済的に耐えられるか?”と考えてみるのが一つの方法だと思います。例えば親類の援助が期待できず貯蓄もない片働きで小さな子供がいる世帯で世帯主が死亡してしまった場合は、保険なしで生活していくのは難しいでしょう。 では医療保険についてこの考えを適用してみましょう。高額療養費制度の存在を考えれば保険が必要な状況と言うのは非常に限定されます。すなわち貯蓄が極端に少ない場合、癌の様な制度保障が十分でない病気にかかってしまった場合、そして超長期の入院を余儀なくされるという3点です。要するに貯蓄が無い時と、癌と長長期入院が心配なときのみ医療保険は検討するとよいでしょう。 最近女性限定タイプの保険などが流行っていますが、上記の原則にはまったく変わるところはありません。また付加保険料(要するに保険会社の取り分)が公開されていないのでそれが実際にお得なのかどうか判断することも不可能です。 また残念な事に、日本において“中立の立場で保険商品を顧客に紹介する”FPというのは余り存在しません。保険の必要性をFPに聞くのは百科事典の必要性を、それを売りに来たセールスマンに聞いているようなものです。
- rokutaro36
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保険を考えるときの基本は、リスクをはっきりとさせることです。 医療保障を考えるならば、まず、現在の健康保険制度がどうなっているのかを考えなければなりません。 自己負担は3割負担……というは、常識ですが、例えば、入院して200万円医療費がかかったときの自己負担は、3割の60万円……でしょうか? 健康保険には、高額療養費制度があり、ある月(1日~末日)の医療費の上限は、 80,100 円+(総医療費-267,000 円)×1% と、決められています。 つまり、200万円かかっても、医療費の自己負担は、97,430円です。 それに、入院食事代(一食260円)や差額ベッド代などがプラスされます。 そこで、医療費は貯蓄で対応するので、医療保険は不要、もしくは、気休めで十分という考え方が出てきます。 一方、高齢となれば長期入院のリスクも高くなり、入院期間が長ければ長いほど生活へのリスクも高くなるので、そのリスクを医療保険でカバーしておきたい、という考え方もあります。 どちらが正解と言うことはありません。 ご自分がどちらの考え方に近いか、ということが重要です。 その考え方によって、選ぶ保障(保険)も変わってくるからです。 気休め派ならば、一回の入院限度日数60日、入院給付金日額5000円で十分です。 何しろ、気休めなので。 一方、リスクカバー派ならば、一回の入院限度日数は少なくとも120日以上、できれば180日以上は欲しいところです。入院給付金日額も高額であればあるほど良い。でも、保障を厚くすれば、コスト(保険料)もアップするので、バランスを考える必要があります。 つまり、まずは、医療保障に対する考え方の決めることが先です。 不要・気休め派? それとも、リスクカバー派? 医療保険に契約したい……という意識をお持ちなので、不要派ではないのでしょう。 では、気休め派ですか? リスクカバー派ですか? ちなみに、現在の保障は、一回の入院限度日数120日、入院給付金日額7500円なので、リスクカバー派と言えます。ただし、50歳までの保障というのが中途半端。 つまり、本当は、このような中途半端な医療保障をするべきではなかったのですが、全額を払い込んだ後では、満期まで続ける以外に、どうしようもありません。 気休め派とすれば、なぜ、キュアレディという女性疾病の保障が上乗せになっている保険を選ぶのでしょうか? 気休めならば、普通のキュアでも良いと思います。 保険料が2980円ですので、キュアレディより405円安いです。 405円×12ヶ月×24年間=116,640円。 なお、提案されている保険は、一回の入院限度日数60日型です。 リスクカバー派ならば、キュアには120日型のCURE―Wがあります。 また、CURE LADYにも120日型があります。 CURE LADYを選ぶ=リスクをカバーしたい……のならば、120日型にするべきだと思います。 では、今契約するべきか、50歳になってからにするか…… これも、気休めか、リスクカバーか、という基本的な考え方ではっきりとさせられます。 気休めならば、たとえ、50歳時点で何らかの理由で契約できなくても良いではないですか。高い保険料を払いたくないのなら、終身払いで安くしておけば良い。 何しろ、気休めなので…… 一方、リスクをカバーしておきたいと考えるならば、50歳までに生活習慣病になり保険契約を拒否されては困りますから、健康な今のうちに契約するべきです。 保障がダブるのは仕方がありません。 リスクを回避することが最重要点です。 以上は、一つの考え方です。 ご参考になれば、幸いです。