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なぜ昔の英語は "S" が "F" に?
200年くらい前の英文を Google book で読んでいますが、 なぜか should が fhould、 answer が、 anfwer と、 sがfで書かれています。これはなぜでしょうか?、 一つの本だけでなく1790年くらいの他の本もそうなってました。 当時の人は answerをanfwerと発音していたのですか?、それとも 活字だけの問題で、普通にanswerと発音してたのでしょうか?、 ご存じの方教え下さい
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fではなく、「long s」と呼ばれる文字ではありませんか? http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E3%81%84s フォントによってはfに酷似しています。
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- Tacosan
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「s」の字体の 1つでしょう. いわゆる「ドイツ文字」. ドイツでは第二次世界大戦まで使われていました. ドイツ文字からラテン文字に変えたのはヒトラー. ちなみにドイツ語では「複数の単語をつなげて長い 1つの単語を作る」ことができるのですが, このときに「2つの s」が同じ文字になってしまったために「元の単語が分からなくなった」というあれな状態も生まれています. 下から 3行目は 2つの of 以外は「s」でしょうか>#5. まあ, u と v (と w) は元々同じ文字なので混用されてもしょうがないと思います.
お礼
なるほど、面白い話勉強になります。 回答ありがとうごさいました
横から失礼いたします。皆さんの書き込みを読ませて頂き、ひょっとすると、1950年代まで印刷物で使われていた、所謂”ドイツ語の亀の子文字”のlanges ”s”と俗に呼ばれていた”s”と同じものだと思いました。うっかり見ていると”f”と間違えるかも知れませんね。 恐らく、植字(活版刷り)の時に、植字職人が読み違えた可能性が大だと思います。(特別教育を受けた階層の人が職人になるような時代ではなかった)それと、ドイツで使われていた文字は、一時期全ヨーロッパで(ゴシック体の飾り文字)で使われていたのではと思います。 ”Fraktur"で検索すると、その文字が出てきますので、長い”s”と”f”を見比べて見て下さい。
お礼
ああそういう文字もよく見ました。Fraktur。 回答ありがとうございました
- trgovec
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long s を誤認識したものと考えてよいです。200年前の文献ならそう考えて間違いありません。 一応語頭と語中で long s、語末で普通の s となることが多いのですが実際にはかなりアバウトな用例もあります。 long s と f の混同は今に始まったことではなく、手書き写本でも混同が疑われるケースがあります。 sneeze の古い別形として fneze という形がありますがこれが本当にあった形か写し間違いがそのまま活字になって伝えられたのか分かりません。 もし5~600年くらい前の文献を見ることがあれば、明らかに間違いと認められる場合以外は一応OEDなどで当たってみるといいでしょう。
お礼
うーん、昔の文字は間違えて覚えそうです。 回答ありがとうございました
- Agee
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文字の歴史など、詳しくは次のリンクを御覧頂きたいと思います。http://en.wikipedia.org/wiki/Long_s 見分け方としては、sが伸びた文字はfのように見えても横棒は垂直部分を貫いておらず、左側に短く付いているだけだそうです。 添付の画像(http://internetshakespeare.uvic.ca/Library/SLT/images/PiratesF1.jpg)の六文字目は"confesse"ですが(昔の英語では語尾のeは余計に足されたり足されなかったり、いい加減でした)、明らかにsであるべき文字の横棒は縦線から右へ出ていません。 uとvも混用されているように見え、これも読む時に厄介ですよね。
お礼
なるほど、回答ありがとうございます、 結構昔はいい加減な感じなんですね。
- jayoosan
- ベストアンサー率28% (929/3259)
そうですね、wikipediaの英文の説明をみると、小文字のsの1つの形としてあらわれていて、1800年代に消えたようです。 やはりfとまぎらわしいことは、ネイティブもわかっていたようです。 (日本語wikipediaは説明がちょっと足りない) テキスト検索でヒットするのは、OCRでの読み取り結果の誤読でしかないのかもしれません。 http://books.google.com/books?id=ixFg0fn400UC&pg=PA615&dq=anfwer http://books.google.com/books?id=HyAVAAAAQAAJ&pg=PA160&dq=fhould これはおもしろいトピをありがとうございました。
お礼
なるほど、現代のgoogleも判別できない紛らわしい文字ですね。 回答どうもありがとうございました!
- SortaNerd
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No2です。 回答を書いた後で気づきました。GoogleBookなのですね。 であれば、文字をOCR(光学文字読み機)にかけた際に誤読したのでしょう。 試しにanfwerで検索してみるといくつか引っ掛かりましたが、テキスト表示と画像表示を見比べると明らかにlong sに見える字がfとして読まれていました。 他にもAEの合字が「JE」と読まれていたり、標準的でない文字は認識していないのかもしれません。
お礼
ではanfwerは根本的な間違いなんですね。気をつけます!!
- purunu
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[f]ではなくて、[s]の飾り文字、学校で習う発音記号でshをあらわすsが縦長になった字[∫]ではないでしょうか。
補足
いえ、fと同じ文字のようです。 近代英語で調べてみましたら、sとfが混用されてるようです。 発音がどうだったかはちょっと調べきれませんでした…
お礼
なるほどそうなんですね!! そんな文字初めて知りました。勉強になります