正直申して、 私も鉄粉関係から足を洗って、
現在は違うことしてます。
これは 超極秘事項ですが、既に特許の権利を放棄して、有る程度 公開されていることかも知れません。
他社が依然 保有してるかも知れませんが・・・
簡単に書きます。
私が 鉄粉を樹脂に混ぜて 酸素を吸う樹脂を
作っていた時です。
私の使った鉄粉は、空気中の水分で反応するのですが、
ポリ袋で単品で保存すれば、半年くらい錆びません
でした。(非常に活性の高い 還元鉄)
還元鉄は、お判りですよね??
樹脂を作る際は、鉄粉に触媒を混ぜて混合し、
樹脂と混ぜて ペレットにしてました。
その際は ガスバリヤー性のフイルム KON KOPの材質に入れて、空気を抜いて、密封します。
この状態で 1年経過後も 変化は有りません。
実際に使う場合は、 ペレットをそのまま成形して、
商品にしたり それを他の樹脂に入れてサンド成形も
やりました。
常に 空気と遮断しておけば、錆びることもなく、
酸素も吸います。
あなたの使い方は こんな感じでは無いのでしょうか。
磁性鉄でも 同様ですが、活性が無いので、
錆びることは無いので この問題は出ませんね。
あなたが使ってる鉄粉は 活性が有るのでしょうね。
トータルFeの純度は 不明ですが、純鉄に近い組成の
はずですよね。
市販品で 無活性の物も有ります。
(もしかしたら メーカーごと特注かも)
色々なグレードが有るので、取引メーカーと、
市販品で希望品が無いか 調べる必要が有ります。
グレードにより 特性が全く異なります。
他のメーカーも色々有りますので、当たって下さいね。
鉄粉メーカーとは 10社以上取引が有り、最低でも
1000グレード近くは試作を繰り返しました。
私の方は 活性を高めて 反応を持続させるかが
目標でしたので、 もしかしたら ご希望が反対かも
知れません。 活性が低い鉄粉なら 幾らでも手に入る
はずです。 他メーカーも ワークしてみて下さい。
自作は 設備が無いなら 避けた方が良いです。
同じ物が毎回と思いますので、 ただでさえ鉄粉は
焼成温度のわずかな差で 全く異なるものが出来ます。
熟練になれば、見た目で 出来具合が判断できます。
自作するなら メーカーに希望する物を試作させて、
製法を聞き出し 自分で作りましょう。(勧めませんが)
ここに 鉄粉メーカーを 実名で記載は迷惑が掛かるので止めますが、 あなたの取引メーカーの K社は100グレードは、鉄粉有ります。 カタログで調べて下さい。
樹脂に練り込むのは 特殊な使い方です。
情報が少ないかも知れません。
アドバイス出来ることが有れば、返事します。
色々コメント下さい。
私の聞きたいのは 差し支えが無ければ 用途です。
樹脂が水に触れれば 少しは錆びます。
錆びないようにするには、酸素を通さない樹脂で
全体をくるめば 解決ですが・・・
回答ではないかも?
お礼
返答有り難うございます。 1、球形状、鱗片有り、粒度80~120ミクロンです。 2,熱可塑性プラスチックなので、溶融状態のIRは測定不可です。 3,熱可塑なので、硬化前の溶融状態がありません。 4,変性ポリマーなんかが良いかもしれませんね。 参考できる部分は参考させていただきます。