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・灯油って燃え易いんですか?

仮にですが(実際にしませんよ!) ガソリンでなく灯油を乗用車にまいて 発砲したり火の付いたマッチを投げたりしたら爆発はしなくても 簡単に炎上するものでしょうか? 放火などのシーンでドラマなどででてきますが、 「ガソリンを乗用車にまいて火をつけても意外と燃えにくい。」との回答ですから---.

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  • htms42
  • ベストアンサー率47% (1120/2361)
回答No.11

たくさん回答が書かれていますが内容がバラバラです。 ガソリン、灯油の燃焼の性質の違いは高等学校のレベルの内容です。 引火点、発火点の違いと燃えやすさについて混乱があるとは思いませんでした。 引火点や発火点、燃焼範囲などの値は市販の危険物乙4のテキストには載っているものですから特別に秘密にしなければいけないものでもありません。乙4、または丙の資格を持っている高校生はたくさんいます。ガソリンスタンドでバイトをしている高校生も多いです。 ただ資格を持っているといっても意味も分からずに暗記だけで通ったという人も多いようです。 燃えるとはどういうことか、引火点、発火点、燃焼範囲の説明や関係を授業でやってきました。火をつければどういう燃え方をするかもやりました。 引火点が-40℃以下のガソリンよりも引火点が40℃以上の灯油の方がよく燃えるというような誤解がどこから出てくるのでしょうか。ふしぎです。 ・ ビーカーに灯油を入れてマッチを近づけます。火は着きません。マッチを放り込んでも火はつきません。チャッカマンでやっても同じです。 引火点が40℃以上という事はその温度以下では蒸発が弱くて蒸気と空気の混合気体の中の灯油の蒸気の割合が燃焼範囲の下限の値に達していないということです。燃えるためには空気との混合気体の中での割合がある範囲内になければいけません。燃えるものの割合が少なすぎても酸素の割合が少なすぎても燃えないのです。 灯油の入ったビーカーをバーナーで加熱します。マッチで火がつくようになります。温度が上がれば蒸発が盛んになりますので燃焼範囲に入れば火がつくのです。その温度が引火点です。 火がついてもガラス板をかぶせればすぐに火は消えます。 灯油の燃えているビーカを水の中に漬けて温度を下げてやると火は消えます。燃え始めてすぐの、ビーカーが手で持てる程度の温度であれば消すことが出来ます。 灯油は燃えにくいからこそ家の中での暖房に使うことが出来るのです。余熱や芯の工夫で何とか燃えるようにしているのです。揮発性が高ければ危なくて使うことは出来ません。先日、ガソリン混じりの灯油を売ってしまって大騒動になったというニュースがありました。灯油ストーブは灯油の蒸気発生量に対応しています。揮発性のガソリンが混じればガソリンの蒸気が室内に漏れて引火するという可能性があるということでした。ガソリンスタンドのタンク一杯分が廃棄処分ということになりました。 ガソリンをビーカーに入れてマッチを近づけます。すぐに火がつきます。普通の温度では十分に蒸気が発生していますから燃焼範囲に達しているのです。でもやはり濃すぎても薄すぎても燃えないというのは成り立ちます。ビーカーに半分ほどガソリンを入れてニクロム線式の点火器でで火をつけてみます。点火器を液面すれすれの位置に持っていってからスイッチを押します。点火器のニクロム線が赤くなってきても火はつきません。液面すれすれの所では空気不足の状態になっています。ガソリンの蒸気の濃度が高すぎるので火がつかないのです。赤くなった点火器を徐々に引き上げていきます。空気の濃度がある程度高くなったところで初めて火がつきます。 燃焼範囲は爆発範囲とも呼ばれています。でも爆発と燃焼とは異なります。爆発は空気との混合の割合の範囲がもっと狭いところで起こります。完全燃焼の割合に近い方が起こりやすいと考えていいでしょう。 うまく混ぜればアルコールでも都市ガスでも爆発します。 ガソリンか灯油かということは関係がありません。 doc sundayさまの回答はジーゼルエンジンとガソリンエンジンの点火方式の違いを燃料の燃えやすさと混同されたものだろうと思います。ガソリンエンジンは圧縮した混合気体に電気火花で点火します。これは引火です。ジーゼルエンジンは圧縮だけで点火します。高温の熱源のない状態での発火です。軽油の発火点(230℃)がガソリンの発火点(300℃)よりも低いということも利用しています。 圧縮率を高くして発火点以上の温度を実現しています。 >ガソリンを乗用車にまいて火をつけても意外と燃えにくい 燃えます。 「意外と」というのは何と比較してのことですか。 こういうのをどこで仕入れてきたのですか。 映画にある「崖から車が落ちると爆発、炎上する」というシーンは嘘です。火薬を使って爆発させているはずです。

aokikouji
質問者

お礼

やっと良く分かりました。これで納得です。

その他の回答 (10)

  • TEOS
  • ベストアンサー率35% (758/2157)
回答No.10

あまり、書きたくないけど、皆さんの記載がバラバラで、統一性が無いので書いておきます。 普通の白灯油は、今の季節では床にこぼしても マッチ1本では、火が付かない可能性の方が高いです。引火点、気化性の問題です。石油ストーブの芯に含芯した場合は、気化しやすくなるので、着火します。  ガソリンの場合は引火点が0度以下ですので、 真冬でも、床に零したら、静電気でも引火します。 セルフGSに、 除電後に、給油しなさいと書いてあるのはこの為です。 ガソリンを、灯油用のポリタンクに入れて、移送するのは厳禁と 考えて下さい。 給油時の引火事故が毎年起きてます。 あまり良い例では無いけど、「自殺する時にガソリンを衣服に浴びて、  マッチ1本でも、着火します」 車でも、シート染み込んだガソリンなら、わずかな点火でも、 車は炎に包まれると思います。 私の家の前で、オープンカーが放火されたけど、タバコ1本で、 シートが燃えて、瞬く間に炎上、ガソリンに引火して、大火災 消火器1本では、まったく消えませんでした。! 消防車の放水で、10秒で消えましたけど。 ガソリンエンジンが、真冬に容易にエンジンが掛かるのは、引火点と 噴霧状にエンジンに供給しているためです。 普通の軽油では、真冬の積雪時に野外放置すると、軽油が固化して エンジンが動きません。 寒い地域は添加剤入りの冬季用軽油を 使います。 ジエット燃料は確かにケロシンですが、多種多様に配合比・添加剤が 変えて入れているので、灯油とは別物と考えてください。 飛行機により、ガソリンを使用する機種もあるのでね。 飛行機用燃料は、基本的に引火しやすいに出来ているので。 液体危険物は、毎日使ってますので、引火性の高い1石は、静電気に 注意しないと引火します。 ドラム缶で着火したらすぐには消えませんからね。一応静電気が起き難い、燃えにくい服を着てます。

aokikouji
質問者

お礼

なるほど、そういうことですか。きちんと整理した説明有難うございます。

  • potachie
  • ベストアンサー率31% (1065/3387)
回答No.9

燃えるのと爆発するのはちょっと条件が違います。 爆発範囲と、引火点と、発火点を、別々に把握しておくと良いかと思います。 一定濃度以上に気化したところなら、火を付けようが発砲しようが爆発します。

aokikouji
質問者

お礼

有難うございます。

  • debukuro
  • ベストアンサー率19% (3634/18947)
回答No.8

灯油は芯になるものがないと直接点火しても燃えません 56℃以上にすると引火に必要な蒸発量が得られるので芯がなくても燃えます 芯は蒸発面積を広くして十分な蒸気を得るために必要なのです 石油ストーブに埃が溜まったままで使用すると埃に沁みこんだ灯油が燃え出すので火災になるのです

aokikouji
質問者

お礼

有難うございます。

noname#76841
noname#76841
回答No.7

灯油でも条件次第ではよく燃えます。条件は、この場にふさわしくありませんので、お教えできません。

aokikouji
質問者

お礼

わかりました。

noname#76841
noname#76841
回答No.6

No.2さんの回答のとおりです。 燃え方が全く違います。 ガソリンの場合なら、北海道でも燃え上がります。 灯油ですと今の季節、燃え上がるのには時間がかかる可能性はあるものの、燃え上がればどちらも同じです。 ガソリンですと静電気の「パチッ」だけで、火がつきます。ガソリンのほうが灯油よりよく燃えます。

aokikouji
質問者

お礼

全く逆の回答を聞いたのですが---。

回答No.5

車関係の仕事をしています。 灯油って爆発したり、物凄く勢い良く燃える油ではないので、 爆発的に燃えることはないと思います。 そういう意味でジェット燃料は灯油と軽油の混合油だった はずです(ジェット燃料って凄いイメージですが実はそうでもない)。 また、車もシートや内装品には燃えにくい素材が使われていたり、 燃料タンクも爆発を起こしにくい構造になっていたりします。 よって、「ガソリンを乗用車にまいて火をつけても 意外と燃えにくい。」って言うのはあながち間違えていません。 そりゃ、やれば燃えてしまいますけどね(笑)

aokikouji
質問者

お礼

火を落とせば燃えるけど、それほど炎が上がるわけではないということですね? ガソリンも灯油も。

noname#160321
noname#160321
回答No.4

>ガソリンはなかなか燃えない 引火点は低くてもそれは「揮発」した状況での話しです。 揮発するには熱が必要です。 欧州でディーゼル車が人気があるのは、ガソリン車は「揮発」したガソリンでないと引火しないのに対し、ディーゼル車は「加熱」さえすれば「必ず引火する」ので、零下数十度でも使用に耐えるからです。(セルモーターが回らないと手で動かす必要があるが) 南極ではガソリンエンジンは使い物になりません。ディーゼルエンジンは外からバーナーで炙ってやってから手動で回転させると簡単に回転始めます。 ディーゼル車の普及は燃費よりこっちが重要です。北欧やロシアでは命がかかってますからね。

aokikouji
質問者

お礼

へえ、そうなのですか---。

  • usagikun2
  • ベストアンサー率28% (52/182)
回答No.3

公の場で取り上げるべきでは無いと思います、他の方がどのように理解利用するか不明なので、ドラマ上の?事は、ドラマ上で処理しましょう。  消防署にでも直接お問い合わせ下さい。  119出なく一般回線で質問すれば教えてくれると思いますよ。

  • sugeaho
  • ベストアンサー率12% (67/551)
回答No.2

ガソリンの引火点はマイナス40℃で、 灯油の引火点はプラス40℃です。 ガソリンのほうが燃えやすいですが マッチ使うなら大差ありません。 ガソリンは揮発性が高いので、長時間放置しとくと ガソリン自体が気体になって地上を這うように 流れてどっか行くので、燃えなくなると思います。

aokikouji
質問者

お礼

有難うございます。

  • zorro
  • ベストアンサー率25% (12261/49027)
回答No.1

燃えやすいからこそストーブの燃料として使用しています。

aokikouji
質問者

お礼

となると、質問にあるようなことは出来ちゃうわけですね? 「ガソリンはなかなか燃えない。」とは聞きましたが---。