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非拡散系のサイクリックボルタモグラムの数値積分の仕方について
修飾電極など非拡散系の電極だとサイクリックボルタモグラムのピークを数値積分することで、 その反応物質の量を計算出来るそうなのですが、 この数値積分というのはどこからどこまで積分するかというのはどうやって判断すれば良いのでしょうか? 解釈の仕方によるとは思いますが、こういったことに関して書かれている書籍がありましたら教えて下さい。
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どこからどこまで,ってのは,はっきりいうと,経験による判断ですw 液クロのピークの積分範囲だって,現実にはかなりあいまいですね.それでも,明確なピークであれば,始点終点の多少のずれは,積分値に与える影響は大きくないはずです. 私がいつも苦しむのは,ベースラインの取り方ですね.容量電流分が修飾前後で同じという保証もないし,ピーク前後で他の電解電流が流れていない場合の方が珍しい (溶媒のわずかな分解の電流とか). まあ,それを含めて,慣れ,そして,そういう不確かさをきちんと理解して,忘れないで,得られた積分値をその後の解析に使うということでしょうね.
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noname#160321
回答No.1
お答えが付かないようですが、これは本来CVで行うべき測定ではないからです。 CVは電位を掃引します。非拡散系の電極では確かに拡散電流が現れず電流値は元に戻ります。 しかし電位が変っているのですから、∫idVから反応物質の量を求めるという操作に物理学的な裏付けはありません。 現在市販されているポテンシオスタット-パソコンのセットには「積分」できる手法が組み込まれているものがほとんどなので、不慣れでもそちらをお使い下さい。