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タンパク質が四次構造をとる意味とは?
タンパク質の高次構造について勉強していたのですが、 四次構造を取ることの意義ってなんでしょうか? 調べたところ 1.生合成の効率 2.遺伝情報を少なくする 3.修復における経済性 4.活性の制御の多様性 とありましたが、正直なんのこっちゃです。 詳しい方いらっしゃいましたらわかりやすい解説お願いします。
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>4について、活性の制御の部分がまだよくわかりません。 基本的にはタンパク質の活性の制御というのはタンパク質の構造変化によって行われます。三次構造までですと、単一ポリペプチドが形成する構造の変化のみで活性を制御しなくてはなりませんが、四次構造だと、各サブユニットの構造変化に加えて、各サブユニット間の配置(相互作用)の変化によっても活性を制御することができます。おそらく求められているのはそのような答えかと
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- owata-www
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1,2,3について簡単に言うと タンパク質の四次構造は、1つのポリペプチドではなくて複数のポリペプチドからなる構造のことです。よって、基本的には全体としては大きな分子となります。これを三次構造までのように単一のポリペプチドから形成させようとすると、その分長いアミノ酸配列、mRNAが必要になります。それは効率的ではないですよね、短いアミノ酸配列を何個かまとめた方が、1つ1つのタンパク合成については効率的になります。 4 四次構造の各ポリペプチド鎖をサブユニットと言います。ある部分は触媒部位、ある部位は他の物質に結合…というように多様性を持てるわけです。 あとは、ご自分でお調べください
お礼
ありがとうございます。 1.2.3.についてはだいたいわかりました。 4について、活性の制御の部分がまだよくわかりません。
一分子のタンパク質が取れる三次構造で手に負えない仕事をするためにあるのではないでしょうか。1から4の項目について考えてみてはどうでしょう。
お礼
なるほど!サブユニット間の構造変化ですか。 ありがとうございます。助かります。