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自衛隊を持つべきでないという意見への反論
先日友人との飲みの席で、いつのまにかマジメに政治について語り合ってました。議題は自衛隊の意義です。 自分は自衛隊の地位を軍隊まで押し上げ、核武装もしてもいいと思っております。 1、非常事態に備えて 2、非常事態になる前での抑止力として 3、外交のテーブルでの発言力の強化とその裏付け 主に以上の理由によります。 彼の主張として、 日本は警察に絞り、国内の治安維持を専門でやるべきだとのことです。 反論としては 先ずいったいどこの国が攻めてくるのかってことでした。これには現にチャイナ・朝鮮・韓国がミサイルを日本にいつでも発射できる状態にしてある他、現在も平然と行われている領土問題、日本海のチャイナ船、ロシア船の挑発行為を挙げたのですが、彼はこれだけグローバル化した社会で、した後の状態を考えずに戦争をしかけるハズがないと言っておりました。 確かに戦争をすれば制裁は受けることは知っています。ですが、安保理での拒否権の発動ができたり、窮鼠猫をかむじゃないですが、追い詰められたら何をするかわからない国ばかりなので、国家として最悪の事態に備えるべきと思うのですが、彼はそんな低いリスクのために年間何兆円もかけるのは金の無駄遣いと言っています。 こういう相手の場合はどこにウィークポイントがあるんでしょうか?話は平行線たどるばかりな飲み会でした(笑) じゃあお前は保険かけないの?って聞いてもよかったのかもしれません。
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まあ、あなたの友人のように考える人が多く居ても不思議ではありません。 何故ならば、日本政府自身、あまりまともに考えていないからです。 自衛隊の海外派遣についての議論を見てください。 海賊に日本船籍や日本企業の船が現実に襲われて、外国の軍艦に救助されていても、「海上自衛隊を派遣するのは、海外派兵だ」とか「憲法違反だ」と、そればかりです。 挙句の果てには、「護衛艦に海上保安官を乗艦させ、取り締まりに当たらせる」なんてことを大真面目に議論しているのです。 過去参加したPKOでも、紛争地域に派遣するのに、「装甲車は駄目」、「機関銃は1丁だけにしろ」とか、非常識な議論に終始しています。 また、現在の自衛隊の編成・装備を見ても、チグハグで、とても実戦向きではありません。 いい例がインド洋での給油活動、イラクでの空輸活動です。 なけなしの艦艇・航空機を派遣したため、海上・航空自衛隊に過度の負担を強いています。 一番の問題は、国民の無関心でしょうね。 戦後教育の成果ですが、外交、国際情勢に全く無関心です。 外国では、軍事作戦は外交交渉の一手段と認識していますが、日本では、海外派遣は御法度として、自らその手を縛っています。 それどころか、海外の日本人や日本権益の保護・救出さえも放棄しています。 これでは真面目な議論になれば、論破されるのが当たり前です。
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- qsxdrfvgyh
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問題は、その保険のコスト問題でしょうね。 たとえば、毎年4兆円の軍事費を10兆円にしても、近隣貧困国からのテロ攻撃を軍事技術的には阻止できないと思います。 原油や食料などの補給がないと戦争は継続できませんから、資源輸送阻止戦略は有効でしょう。海上封鎖の実行力は必要です。 生物兵器もいいでしょう。占領軍を鳥インフルエンザなどにする準備だけでも恐れられると思います。 しかし、軍事以外で、もっと工夫できそうです。 抑止誘因としては、非軍事的な(たとえば経済援助)手段も選択肢でしょうね。友好関係を築くような働きかけは大事です。(あくまでも一般論です。現時点で可能かどうかは分かりません。) 相手側に戦争の大義を持たせないのも大事です。自らの核武装は公然には不利でしょう。 実際に占領し難い状況をつくることも大事でしょう。破壊対象が多過ぎて、さらに地下施設の多さに、舌を巻くくらいにしておくといいでしょう。民間主導のレジスタンスも侮れません。自警的です。 警察主導でも、いろいろできそうですよ。 また、偽札対策の方が効果ありそうですし、スイスの銀行との捜査協力協定の方が即効性があるでしょうね。
- tooma37
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>じゃあお前は保険かけないの? つまるところこの一点ではないでしょうか?現在の世界情勢から考えて国家同士が総力戦に突入する可能性は非常に低いです。ですが起こってしまった場合の期待損失の大きさは尋常なものではありません。“低いリスク”なのではなく“発生確率の低い巨大なリスク”であると考えます。生命保険などと同じでこれに対して一定のコストをかけておく事は十分合理的です。 またこのコストの質を考える必要があります。軍事組織の場合、生命保険と違って、家族構成や心境の変化で突然保険に加入するという行為ができません。軍隊、わけても機能性の高い軍隊はお金を掛けるだけで一朝一夕でできあがるわけではありません。一度軍隊を放棄して制度的蓄積を失ってしまうと、世界情勢の前提条件が変わり軍備が必要になった際に追加のコストが時間的にも費用的にも外交的にも掛かります。 但し上記の論はあくまでも“軍事力の放棄が不適切な理由”であり“自衛隊の国軍化と核保有が適切な理由”にはなりません。
- HeavensCat
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>先ずいったいどこの国が攻めてくるのかってことでした。 戦争と言う状態は交渉の最終的な一形態でありましょう。 話しても分からないヤツはぶん殴るしかないわけです。 それが正しいかどうかの議論は交渉の成り行き次第ですのであまり意味がありません。 つまり、国家間でも交渉毎があれば戦争状態になる可能性は常にあると言って差し支えないと考えます。 >彼はこれだけグローバル化した社会で、、、 であれば全世界の国といつ戦争になってもおかしくない、と言う理屈も成立します。 相手が強いから手を出すのはやめておこう、これは理に適った選択です。 なので手を出す前に相手の力を弱めてやろう、これも正しい戦略です。 中国や南北朝鮮は明らかにこの戦略で日本に向かって来ていますね。 敵さんの戦略ですのでそれはそれで結構なのですが、それに日本人が手助けする必要はありません。 日本は逆に中国や南北朝鮮の戦力をいかに弱体化させるか、それを考え実行し達成できてから自国の軍事力の適正化を考えればよいと思います。 お友達はかなり進歩したところで議論をされているようですね。 拉致問題、竹島問題、海底ガス油田問題、これらは本来であれば即戦争です。 今私が総理なら問答無用で相手をぶん殴ります。 なぜなら話しても分からない相手だからです。 日本は一方的な被害者だと言えます。 自衛のための戦力を現地に向けることは可能です。 相手が出てきたら自衛のために交戦状態をつくることも可能です。 そして日本の方が今の今は強いです。 戦力もそうですが、経済的にも相手を徹底的に干し上げることが可能ですね。 これがヒントです。 かように平和国家日本でも勝てると思えば戦争は行えます。 日本以外の国は平和憲法など信奉しておりませんからそれこそいつでも戦争は出来ます。 日本が弱くなればなるほどその可能性が高くなる、と言うことになります。
- mal516
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2007年度の自衛隊機のスクランブル発進は300回を超えてます。 自衛隊がいらないなんて頭お花畑もいいとこでしょう。 チベットがどんな風に侵略されたかを説明するのがいいと思います。
- lvmhyamzn
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#6さんではないけど、頭が「自衛隊いらない」でガッチガチの人、結論ありきの人に対してそれをやると大体は「話題逸らしが延々と続く」か「こちらを罵倒して去っていく」のどちらかで終わりますね。 やるだけ無駄です。 ウィークポイントは国民の支持が得られていないことです。 自衛隊を持つべきでないという政党は選挙で負けていることです。 でもこういう人はガリレオ気取りで世の中の大多数の人は間違っていて自分だけが正しいと思いこむので、 結局無駄なんですがね。
- kgrjy
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アフガンがいい例ですね。 あの地域を英国が手を引いたので、軍事空白ができ、 パワーバランスがくずれると、周辺諸国は大変困るのです。 隣国Aが入ってこられるとどうなるかという思いから 動き出さざるをえなかったのがソ連でした。 侵略者の汚名なんてかまってられません。 勤勉で生産性の高い日本を米国が手をひく 自分を守らない地域が他国にとられたら、 それこそ自国の安全保障がおびやかされる、 だってこのハイテク国を組み込めば優位にたてるのですから 早い者勝ち競争がおこらないわけがないのです。 世界の非難なんて蛙のツラに水ですよ、傀儡政権を樹立して搾取の限りをつくせばいいのですから。
- argue
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現実に起こっていることをひたすら挙げていけばいいんじゃないでしょうか。 ただし、ネットでの経験上、頭が「自衛隊いらない」でガッチガチの人、結論ありきの人に対してそれをやると大体は「話題逸らしが延々と続く」か「こちらを罵倒して去っていく」のどちらかで終わります。相手がこちらから逃げていくので結局のところ線が交じりません。 とにかくひたすら粘り強くいかないとどうしようもないですね。 後は、個々の話題について。 >いったいどこの国が攻めてくるのかってことでした そらま、戦力の質が高い自衛隊がいて、その後ろには米軍という化物クラスの集団がいるわけですから、こんな状況で正面から侵攻するのはただのアホでしょう。自衛隊が無くなれば大きなハードルが一つ減りますね。 >これだけグローバル化した社会で、した後の状態を考えずに戦争をしかけるハズがないと言っておりました。 最近ではイスラエルがガザで武装組織のハマスを駆逐していますし、この前は南オセチアでグルジアが色々やらかしました。 そしてその時、国連は具体的な行動を起こすことができませんでした。 少し前の話になると、中国とフィリピンはスプラトリー諸島を巡って砲撃戦をやりましたし、韓国は北朝鮮相手に黄海で戦闘を行って死者を出しています。その時も国連は動いてません。 日本に関して言えば、実際に潜水艦が領海を侵犯したり、爆撃機が領空を侵犯したり、隣国が弾道ミサイルや核兵器を開発していたり、領土問題で国民が死亡していたり、尖閣諸島の視察ために軍艦を出すことが結構行われていたりと様々です。そして、彼らには警察では対処できませんし、何もしなければ確実に人命や資源について実害を被ります。 なお、戦後のことを考えるなんてことはそれこそ紀元前のローマの時代から行われています。 >そんな低いリスクのために年間何兆円もかけるのは金の無駄遣いと 「何兆円もかけているからリスクが下がっている」が正しいかと。軍隊の第一の目的は相手に「こいつ相手に戦うのはヤバい」と思わせること(抑止力)で、だからこそ軍隊は問題の無い範囲で自分たちの戦力を公開しています。 なので、外交の手段の1つである戦争を保証するという点で「国家として最悪の事態に備えるべき」というのは正しいですが、その前に「最悪の事態が来ないようにする」という目的が来ます。
- negitoro07
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>これだけグローバル化した社会で、した後の状態を考えずに戦争をしかけるハズがない 相手の話は、ほかの国が守ってくれるという前提ですよね。 たぶん、アメリカを想定しているのでしょう。 アメリカ以外の国なら、リップサービスは期待できても、日本まで大規模な部隊を派遣することはできません。 しかし、そのアメリカも日本には、相応の負担を求めています。 たとえば、シーファー駐日大使の発言を見て下さい。日本は、もっと防衛費を増やせと言っています。 http://japan.usembassy.gov/j/p/tpj-20080520-72.html http://www.afpbb.com/article/politics/2394050/2949739 また、台湾では民進党政権時代に、野党だった国民党が議会で米国製兵器(潜水艦、パトリオット、P3C哨戒機など)の輸入予算に反対し審議をボイコットしました。このときも、アメリカの事実上の大使であるAIT台北事務所長が「自助努力しないなら、アメリカも責任は持てないぞ!」と警告しました。 「神は自ら助くものを助く」といいます。神様でもそうなのですから、アメリカならもっとそうです。防衛の負担を分担する以外に、アメリカ兵器のセールスもかかっているからです。それも、最先端の兵器は売り惜しみして、最先端の一歩手前の兵器を進めるというケチぶりです。(たとえば、日本のF-X問題では、F-22はダメだから、F-15やF-35を勧めています。)
国家には国民を守る義務があります。なので軍隊を持つ、ということは自国民を守るために必要です。また自衛隊は軍として性格だけだなく、災害などにおける援助の役割も担っています。なので、自衛隊をなくすことは却って日本の治安を悪化させます。自衛隊がない=戦車、軍艦(イージスなど)、の戦力の放棄=他国に対して無防備過ぎます。少なくともミサイル防衛システムは必要です。 それに、自衛隊だって自衛官としても雇用を保っています。もしなくしてしまうならば、その人達の雇用はどうなるのでしょう。失業対策費もバカになりません。(防衛大学、防衛医大も廃止になるのか?) なので、自衛隊はやっぱり必要でしょう。軍、としないのは周辺各国への配慮であります。核武装はアメリカの警戒を招くだけなので、現実的ではなく、絶対に使えないのに維持費がかかり非経済的です。
お礼
ありがとうございます。 彼曰く、警察官がその代わりを担うそうですが、それって名前変えただけじゃね!?ってっつっこんでそこらへんはあいまいになりました。 周辺各国への配慮っていうのも気に食わないんですが、核武装に関しては考え直してみます。
- ASTRAEAmk2
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ええっと、釣りかも知れない質問内容ですが、一応マジレスと言う事で回答しておきます。 我が国における自衛隊というのは、世界的に見れば我が国の主権を守る為に 法的に認められ軍事力を持った唯一の国防組織であり、名称に関して言えば 軍に昇格うんたらは単なる言霊信仰の類の話にしかなりません。 名称自体は自衛隊のままでも、十分国防軍に相当する組織として成り立っているので その手の話は、愚問にしか過ぎません。 (憲法改正しても、名称は自衛隊のママになる可能性が高いです。) 今の時代は書籍の他にネットがあるので、↓の当該サイト等で じっくりとお勉強した方が何も知識が無いレベルでの討論より、遙かに有意義でしょう。 軍事板常見問題◆日本/自衛隊(JSDF)目次 http://mltr.ganriki.net/faq05a02.html これらを読んで、有る程度理解出来るようにしないと 国政政治や経済関係なんかの意図も、読む事ができませんよ。 まあ、戦争なんて理由さえ有れば始められますが、終結させる為には ちゃんとシナリオを作らないと、際限なく泥沼化するのはいつもの事ですが。
お礼
ありがとうございます。 釣りってなんでしょうか?? 質問の趣旨とズレているので、なんとも言えないですね。
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お礼
ありがとうございます。 今日バイト一緒っだったので、たまたま議論の続きがありました。 彼はアメリカではなく、主にヨーロッパ諸国を頼っているそうですね。で、イスラエルの例を挙げたんですが、フランスは意見表明はしたものの具体的行動には出てないだろ?って言ったところでこの問題も決着がつきました。