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コンテンポラリーなジャズの演奏方法

ハードバップ期のような古典的なピアノのスタイルは、コピーをして理論書等で勉強して、ある程度弾けるようになったのですが、マッコイタイナー、チックコリアのようなコンテンポラリーなスタイルの演奏方法がまったく理解できません。 アッパーストラクチャートライアドやペンタトニックを使ったり、半音上などのスケールを使ってアウトした感じにすることは自分でもやっているのですが、いまいちいい感じになりません。 モード以降のスタイルはどのように学んでいけばよいのでしょうか。

みんなの回答

  • ssmanishss
  • ベストアンサー率47% (487/1019)
回答No.3

コンテンポラリーなスタイルを理解するには、リハモだけでなく、インバージョン(転回)の知識が重要になってきます。 単にクラシックにおける和声の転回形という意味ではなく、密集和音を中心としたヴォイシングの独自性が、そのままアーティスト独自のサウンドになっていきます。 特に、Bill Evansのクローズドヴォイシング(密集和音)は、ジャズピアニストなら必修科目だと思います。 教科書としては、下記リンクをご参考まで ビル・エヴァンス・ジャズ・ピアノ奏法 http://direct.ips.co.jp/book/Template/Goods/go_BookstempRM.cfm?GM_ID=RM636&SPM_ID=3&CM_ID=00410001025009&PM_No=&PM_Class=&HN_NO= ビル・エヴァンス・ジャズ・ピアノ奏法 Vol.2 http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/4845610108/ref=dp_image_0?ie=UTF8&n=465392&s=books ジャズ・ピアノ・ソロ・コンセプト・ジャズ・ピアノヴォイシング・コンセプト http://www.atn-inc.co.jp/3151.htm

回答No.2

http://www.boople.com/bst/BPdispatch?nips_cd=9973485750 発行・東亜音楽社/発売・音楽之友社 ■コンテンポラリー ピアノ 第1巻 コードのしくみと働き 第2巻 コードの組立てとテンション 第3巻 コードパターンと転調 第4巻 クロースとオープンのヴォイシング 第5巻 アレンジの手法と実際 第6巻 ジャンルとスタイル別奏法 ------------------------------------------------- 私は、コンテンポラリー ピアノの「★第3巻」だしけか所持していませんが、なかなかよい理論書です。 実践的でもあります。 私は、JAZZもやりませんし、Pianoも弾けませんが、 作曲用にいろいろ理論書は、ジャンルを越えて読み漁っています。 ということで、コンテラポラリー関係は、この理論書はおすするですが、絶版のようですので、もし、大手や専門店に在庫が少しでも 残っていれば、どうぞ。。。^^ 芸大作曲家主席卒。。。orz ということで、さすがに、理論。。。すごいです。(^^; でも、なかなか、勉強になりました。

  • 117xg
  • ベストアンサー率29% (141/479)
回答No.1

私はギター弾きですが参考になれば・・・ いわゆるバップ期までの演奏スタイルは基本的にコード分解とダイアトニックスケールを元にしていたので比較的簡単で、メロディの感覚も覚えやすいためそれなりに演奏できるようになるにはそんなにかからないですよね。 しかしモード主体のスタイルに台頭してくると一気にサウンドが複雑になり、メロディの捉え方もある程度の感覚の慣れが必要になります。 それを演奏しようとなると、バップ的アプローチからはいったん距離を置いて違う視点から音の並べ方を考え直す必要があると考えています。 というのは、たとえばマイルスやコルトレーンのモード初期の演奏を聴くとわかりやすいですが、それまでの方法論というかサウンド感覚をなんとなく踏襲しながらも、フレーズの最初と最後の音をコードのルートや3度や5度のような収まりの良い音を分かりやすいポイントとして、それを基準に自由に音階の並べ方を拡げていっているように思えます。 トミーフラナガンなんかはコルトレーンのモード感覚に対してバップ的アプローチで対応しようとしている感じがして、過渡期の手探り状態を表していて興味深いです。 私もこういうスタイルは今だ修行中ですが、感覚的に慣れるしかないのかなと思ってます。 コードのリハモナイズをもっと突き詰めて、コード的な解釈からスケールを導き出すのも手ですが、それはどちらかといえばバップ的な考えなので、いかにもなモード的演奏をするにはいったんコードから離れたほうが割り切って考えられるかなと。 とりあえず「こんなかんじに弾きたい」と思うスタイルをコピーして、どんなアプローチで弾いてるのかをよく研究することですね。それを繰り返すことで感覚的にも次に弾く音が見えてくるようになりフレーズのイマジネーションも徐々に出てくるようなるのではないでしょうか。

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