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ギターでのキーとスケールについて
経験的に知っているのですが、音楽理論をあまりにも知らず応用ができないことがあります。AキーでAのペンタトニックまたはF#のペンタトニックを使用するのはロック・ブルース演奏で音的に理解しやすいのですが、たとえばEm7(9)コード一発でバッキングをしておいて、そこに単純にBキーでペンタトニックスケールを当てはめて弾くとちょっとしゃれた風に聞こえます。また、Fmaj7コードにAキーのペンタトニックを当てはめてもいい感じです。これらはどうしてなのか理論に疎いもので、なるべくわかりやすく教えていただけるとありがたいのですが。どうぞよろしくお願いします。
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Bflatさん、こんにちは。 >コードのスケール音を紙に書き出してみて、弾くペンタトニックの構成音とが似ている時は調和するという大雑把な理解でもいいのでしょうか。 そういう解釈で構わないと思います。 コード理論などの本をご覧になったことはあるでしょうか? 本にもよりますが、そこでの代理コードの解説は 「構成音が似ているから or 近いから」という言葉でされていることが多いです。 例えば、CキーでのドミナントはG7(V7)ですが その代理コードとしてBm7-5(VII7-5)があります。 なぜG7の代わりに、Bm7-5が使えることになっているかというと G7の構成音は、ソ、シ、レ、ファで Bm7-5の構成音は、シ、レ、ファ、ラ となっており、非常に構成音が近いからです。 Bm7-5のルートにソを持ってこれば、G7(9)になることを考えても代理コードとして使えると言うことが納得出来ると思います。 これと同じようなもので、ペンタトニックに関しても 構成音が近いものは調和しやすいということになります。 とりあえず、他のコードで同じような響きを応用したい場合は 移調すればいけるはずです。 例えば、Cm9にFペンタ、Cmaj7にEマイナーペンタなど。 これを応用したいと思われたらあるキーに移調してみて バッキングコードと、ペンタの関係を書き出してみると良いと思います。 今回の場合は ○m9のとき→完全4度上のペンタ(例:F♯m9にBペンタ、Cm9にFペンタ、Fm9にB♭ペンタ) ○maj7のとき→長3度上のマイナーペンタ(例:Fmaj7にAマイナーペンタ、Cmaj7にEマイナーペンタ、Emaj7にG♯マイナーペンタ) 例には適当に移調したもの書いてしまいましたが、こんな感じでコードとペンタの関係が分かればどのコードに対しても応用できることになります。 使いどころはその時々で違うと思いますが、構成音に気をつければ 色々な響きを開拓できるかも知れません。 例えば、Fm7-5にBペンタ(またはE♭ペンタでも)なども構成音に着目することで使えるということが分かるようになると思います。 響きの善し悪しは別として、構成音に注目すれば 色々な組み合わせを試すことが出来ると思います。
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- amethyst1976
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F#m9は、ファ#、ラ、ド#、ミ、ソ Bペンタは、1で書いた通りです。 平行調、AmにCペンタ、DmにFペンタ、EmにGペンタ コードの構成音、G7にFペンタ、EmにBペンタ、FコードにAペンタ スケール上の音、F#m9に4度にあたるBペンタ。 AにF#ペンタがあうのも6度の音になっているからですね。 ひとつのコードに対して複数のキーのペンタが使えますので、同じコード進行でバッキングを変えれるように練習するといいでしょうね。
お礼
二度も教えていただきましてありがとうございます。 コード進行中にできる音の空間でリズムにのって色々な音使いができることは楽しいですね。自分の聞き慣れたキー進行の中ではより音のつながりを意識しやすいですが、別のキーに移動すると不思議と調子悪くなってしまいます。ここは腰を据えてゆっくり練習してみます。
- amethyst1976
- ベストアンサー率26% (138/517)
Em9の構成音は、ミ、ソ、シ、レ、ファ#です。 (ちなみにEマイナースケールは、ミ、ファ#、ソ、ラ、シ、ド#、レ#、ミ) Bのペンタは、シ(5)、ド#、レ#、ファ#、ソ#でとても構成音が似ています。 こんな感じでしょうか。 FコードにAペンタも同じように考えてください。
補足
ご回答ありがとうございます。 コードのスケール音を紙に書き出してみて、弾くペンタトニックの構成音とが似ている時は調和するという大雑把な理解でもいいのでしょうか。F#m9にBペンタがきれいにのっていくのも同じ考え方でいいのでしょうか。何度も質問してしまって恐縮ですが、よろしくお願いします。
お礼
ご回答いただきましてありがとうございます。 回答を読ませていただいてやはり耳と経験だけではなく、頭を使って整理することが必要なんだと強く実感してます。コードと同じキーでペンタの指使いだと、もろ泥臭い音に聞こえるのに、例えばF#m9コードでBペンタの同じ指使いはスマートに聞こえたりして。音楽は楽しいけれど変化するコード進行の中で音の響きを理解するのは結構自分には時間がかかりそうです。楽しみながら気長に付き合っていこうと思います。